ウォーミングアップの重要性
今回は、「ウォーミングアップの重要性」についてお話していきたいと思います。
- ウォーミングアップは疲れる…
- ウォーミングアップは時間の無駄…
などと考えている選手は、多いのではないでしょうか?
今回はウォーミングアップを大切にする選手とおろそかにする選手
それぞれの傾向も交えて「ウォーミングアップの重要性」について紹介します。
ウォーミングアップの重要性
パフォーマンスを上げたいのであれば、ウォーミングアップを行うことは必ず必要です。
その理由を3つに分けて解説していきます。
①筋温や体温が上昇する
筋温が上昇すると、筋肉がほぐれて動きやすくなり、怪我の防止にも効果があります。
体温が上昇すると、体がエネルギーを発生させやすい状態になります。
監督やコーチに、ウォーミングアップは「汗をかくまでやれ」と言われたことはありませんか?
これは、汗をかくことが体温や筋温の上昇によってもたらされるものだからです。
ウォーミングアップをおろそかにする選手は、よく怪我をしてしまいます。
しかし、その選手は怪我の原因が、ウォーミングアップ不足だと気が付いていないのです。
ほぐれていない筋肉を無理に動かすと、ダメージが徐々に蓄積されていきます。
そして痛くなると、運動後のアイシングやストレッチを入念に行います。
しかし、原因はウォーミングアップ不足であるため、根本的解決にはならないのです。
一方で、ウォーミングアップを大切にする選手は、ほとんどが慢性的な怪我や痛みとは無縁です。
②心拍数と呼吸数を増加させる
心拍数と呼吸数を増加させることにより、酸素の供給量が増加します。
酸素の供給量が不足すると、乳酸の蓄積につながり、結果として疲労しやすく疲労回復も遅れてしまいます。
「疲れるからウォーミングアップをしない」というのは間違いで、「ウォーミングアップをしないから疲れる」のです。
③心の準備をする
個人競技は、イヤホンで音楽を聴きながら集中力を高め、集団競技は、大きな声をだして気持ちを高めるようなイメージがあると思います。
ここで、共通するのは心の準備をするという点です。
ウォーミングアップすることで、体を動かす心の準備ができます。
まとめ
今回紹介した「ウォーミングアップの重要性」はいかがでしたか?
ウォーミングアップを重視すべき点を、3つに分けて紹介しました。
- 筋温や体温を上昇させることで怪我の防止につながる。
- 心拍数と呼吸数を増加させることで疲れにくく、回復しやすくなる。
- 心の準備をすることで万全のメンタルで挑むことができる。
パフォーマンスを向上させたい選手は、ウォーミングアップをしっかり行うようにしましょう。
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