サッカーにおけるメンタルを強くする方法とは?
試合になると、弱気になって消極的なプレーになっている人はいませんか?
つまり、メンタルが弱いってことです。
メンタルが弱いと、良い選手になるのは難しくなります。
じゃあ、メンタルを強くするには、どうすれば良いでしょうか?
目次
サッカーにおけるメンタルとは
そもそも、サッカーにおけるメンタルが強いとはどういうことでしょうか?
積極性
サッカーにおいては、時に強引なくらいな積極性が必要です。
エゴイストと言われるストライカーは、失敗を恐れずゴールへ向かうことで得点を重ねることが出来ます。
ドリブラーにしても、仕掛けるか仕掛けないかは本人の選択です。
ボールを失うリスクのあるドリブル突破は、成功すればチャンスが広がりますが、ボールを失うとピンチになるリスクを背負っています。
中盤の選手に積極性がなければ、ボールを受けるのを怖がってしまうので、ゲームを組み立てることが出来ません。
失敗へのリカバリー
サッカーは、ミスの多いスポーツと言えます。
試合中に点が入らなかったり、ボールを奪われることは多くあります。
しかし、その度に落ち込んでいたら、良いプレーは出来ません。
上手くいかないことがあってもすぐに気持ちを切り替えて、次のプレーに集中出来る選手がメンタルの強い選手です。
平常心でプレー出来る試合中にうまくいかないことがあると、イライラしたりチームメイトや敵プレーヤーに意識がいったりします。
そうなると、プレーに集中出来なくなり、良いプレーが出来ません。
メンタルが強い選手は、プレー中は余計な感情の起伏が少なく、プレーに集中しています。
メンタルの強さが印象的な選手
長友佑都選手
- 大学生まで全国的には無名の選手ながら日本代表にまでのぼりつめた
- サイドバックとして小さな体で世界の名門クラブでプレーしている
ことなど、いつ挫折してもおかしくない状況で、サッカー選手として成功してきました。
諦めないメンタルは、見習うべき点が多いです。
長谷部誠選手
自身の著書で「心は鍛えるものではなく、整えるものだ。」と述べ、心の状態の大切さについてサッカー界に教えてくれました。
メンタル面で厳しい状況におかれる日本代表において、長年キャプテンを務めた手法はとても参考になります。
三笘薫選手
ドリブルは、失敗を重ねないと上達しません。
つまり、日本屈指のドリブラーは、人並み以上に失敗を経験しているはずです。
そのメンタルはとても参考になります。
三苫選手を参考にするポイントは、ドリブルの成功の場面よりも、失敗した次の場面でどういう仕掛けをするか、ということが言えます。
メンタルを強くする方法
では、メンタルを強くするためには、どんな方法があるか。
実際に行うと、効果的な手法をいくつか紹介します。
声を出す
声を出すことで、体全体がリラックスします。
また、指示を出すことで視野が広がります。
特に何か声を出すことがなければ、
- ナイスプレー
- 集中しよう
といった声でも、体がリラックスする効果があります。
ノートを取る
試合や練習において、自分が緊張したり苦手だと感じるプレーをノートに書きます。
それによって、自分を客観視して緊張や苦手意識を弱めます。
書き方のコツとしては、とにかく思い付いたことを書き続けることです。
書いた後にもスッキリした感じがありますし、しばらく後にノートを見て、解決策をさぐることも出来ます。
瞑想をする
瞑想は色々なやり方がありますが、簡単な方法として、「1分間目を閉じて自分の呼吸を観察する」という手法があります。
これをすると気分が落ち着いたり、集中力が増したりします。
5~10分に伸ばしても良いですし、練習や試合の合間や寝る前に行っても良いです。
経験を積み慣れる
プレーがうまくいかなくても、経験を積んで慣れることでメンタルは落ち着きます。
例えば、新チームに入ってそのスピード感についていけなかったとしても、練習や試合を重ねることで慣れてきます。
慣れてくれば、精神的にも落ち着いてプレーが出来ます。
コツとしては、自分の状態を未来形で見ることです。
練習を重ねたことに自信を持つ
緊張感のある試合に臨む際に、それまでに出来る限りの練習をしておけば、例え試合で失敗をしたとしても、後悔をすることは少ないです。
やれる限りのことをして成功しなかったのであれば、ある意味それは諦めて次に進むことが出来ます。
逆に言うと、一日一日の積み重ねがメンタルを形作っていきます。
最低限の考え方を持つ
自分やチームにとって、重要な試合があったとします。
しかし、そこでうまくいかなくても、極論すると命まで取られるわけではありません。
そう考えれば、失敗を恐れずに挑戦する気持ちが沸くはずです。
まとめ
メンタルを強くすると
- 積極性
- 失敗のリカバリー
- 平常心でのプレー
を得られます。
日本代表選手の中にも、メンタルの強さを活かして活躍する選手も多くいます。
そして、メンタルを強くする方法というのは、数多くあります。
今回は、いくつかの方法を紹介しました。
メンタルを強くして、試合で活躍したり、緊張感を楽しめる選手になって下さい!
サッカーを小学生からはじめ、中、高校、大学と部活動に参加する。社会人では市リーグに所属し、サッカーを続ける。社会人になってからは、フットサルもプレーする。様々なチームでプレーする中で、指導的な立場も経験し、その中で上達法や楽しみ方などを伝えるようになる。40代2歳息子の父。主なポジション:ハーフ、サイドバック、好きな選手:イニエスタ、メッシ、好きな監督:岡田武
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