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ジュニアサッカーの上達練習指導法

クーバーサッカースクール

本当の意味の仕掛けるドリブルとは

今週は多くの小学校で入学式が行われているようです。
小学1年生になられたお子さん、保護者の皆さん、おめでとうございます。

ウチのチームにも小学校入学と同時にサッカー小僧たちが入団してくれました。
幼稚園の年長時代から遊びに来ている子がほとんどなので違和感はありません。

ウチのチームでは小学1年生からJFA日本サッカー協会に選手登録するので、アマチュアですが立派なサッカー選手です。

「いいサッカー選手になれよ!」と声をかけると「うん、シュートをいっぱい決める!」という声が返ってきます。

たくさんシュートを打って欲しいものですね。

■サッカーのテクニックは何のためにあるのでしょうか?

昨日ですが、さっそく新1年生たちと練習をしました。
ミニゲームを行ったあと、給水しながらミーティングをしました。

「サッカーにはパスやドリブル、フェイントやトラップなどいろんなテクニックがあるけれど、何のためにあるのでしょうか?」

という質問をすると、次のような答えが返ってきました。

「ドリブルが上手になるため」

「パスが上手になるため」

「トラップやパスが上手になるため」

「遠くにボールを飛ばすため」

「正確なシュートを決めるため」

さて、皆さんはどんな答えが思い浮かびますか?

僕が子どもたちに答えて欲しい答えは「ゴールを奪うため、点を取るため」という答えです。

子供たちの答えの多くは、ボールを上手く扱うことが目的になっています。

無理もありません。

小学1年生から3年生くらいまでの時代は、コートの中で一番大切な関係は「ボールと自分」だからです。

ボールに触りたい、ボールをなんとかしたい。

という気持ちが強く味方や相手ディフェンスが視野に入ってきません。

ボール扱いに夢中になって練習することは悪いことではないのですが、2年生になっても3年生になってもずっとボールを追うだけの選手にはなって欲しくないですね。

■相手ディフェンスを抜くことは楽しい

それでも、ミニゲームなどで相手ディフェンスをさっとかわしてシュートを決める、というプレーは気持ちのいいものです。

ボールに夢中になる時期を過ぎると、ボールを持って相手に挑むという時期がやってきます。

ボールを持って相手に仕掛けて行くというと、いかにもサッカーらしいプレーに見えますね。

しかし、先日、僕はあるDVDを見てちょっとショックを受けました。

兵庫FCという古豪チームの永濱代表の指導DVDです。

1枚目のDVDは子供たちが大好きなドリブルシュート編でした。

ゴール前に立ちはだかるディフェンスをかわしてシュートを打つというもので、特に変わった練習ではありませんでした。

しかし、永濱さんの指導を見ていると、僕は思わず「これを子供たちに教えなかったら指導者として後悔する」と思いました。

■相手ディフェンスを動かす方法

相手ディフェンスは、サッカーの鉄則通りにボールとゴールの中心を結んだライン上に立っています。

オフェンスがゴールに向かっていけば、ディフェンスの守備範囲に突っ込んでいくようなものです。

しかしこのような指導がウチのチームでは時折見られるな、と感じました。

「ゴールに向かって行け!相手に驚異を感じさせるんだ!」

「ボールを持ったらゴールへの最短距離でシュートを狙え!」

このようなコーチングを聞いたことはないでしょうか?

兵庫FCの永濱さんのコーチングは違っていました。

「スペースにボールを運んでごらん。相手ディフェンスが動いてくるよね」

縦や中央にあるスペースに向かってドリブルをすると、ボールとゴールの位置関係を修正しようと、ディフェンスは移動します。

相手ディフェンスを動かしてから、逆をとってシュートを打つ。

これが永濱さんのドリブルシュート練習でした。

■主導権を持つことはサッカーの醍醐味

永濱さんのトレーニングは、ボールを持っている選手が主導権を持っていて、その主導権を思い通りに使って攻撃していると感じました。

「奪えるものなら奪ってごらん!」

「中に行くように見せて、縦に突破!」

「縦に突破するように見せて、カットイン!」

ボールを持ってディフェンスに向かうのではなく、正対してスペースにボールを移動させるだけで攻撃の主導権をとることが出来る。

僕たちがゴールに向かって最短距離で攻撃している時は、ひょっとすると主導権は相手ディフェンスにあるのかもしれない、僕たちのチームは攻撃させられているのかもしれない。

そう感じました。

僕はワクワクしながらDVDを観続けました。

さすが永濱さんの指導は違います。
ディスク2のトラップ編、ディスク3のキック編が楽しみです。

■小学2年生も小学6年生も同じようにプレー出来る

DVDに登場する兵庫FCの選手たちは、小学2年生と小学6年生でした。

小学6年生のデモンストレーションは立派なものでしたが、小学2年生に何が出来るのだろうか?

動画を見ているとそんな不安は吹き飛びました。

6年生と遜色ない「ボディシェイプ」で視野を確保し、巧みなステップでカットインを見せていました。

うちの2年生と大きな違いだ。この違いはなんだろう?

僕はさっそく、この兵庫FCのトレーニングDVDをこの春からコーチになった新米コーチたちに見せたくてLINEで連絡を取りました。

兵庫FCのトレーニング編は次回も続きます。
お楽しみに!

 

2019年4月22日(月)

リリース決定

 

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