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ジュニアサッカーの上達練習指導法

クーバーサッカースクール

【サッカー】自分たちのゲームを客観的に見てみよう

三浦です。

E-1サッカー選手権でなでしこジャパンの岩渕キャプテンが、中国戦でハットトリックを決めて勝利し、大会が盛り上がっています。

※昨日の韓国戦に勝利し、4大会ぶり3度目の優勝を決めました!

ドリブル突破だけでなく長谷川唯選手との息のあったパスワークからのシュートなど、狭いエリアで正確なテクニックを見せてくれています。

岩渕真奈選手は学生時代から天才ドリブラーとして注目されていました。
僕は岩渕選手を直接見た事もありますが、小柄に見えても太ももの太さにびっくり(失礼)したものです。

天才ドリブラーも26歳になりチームを牽引するキャプテンマークをつけるようになりました。
ワールドカップ優勝メンバーを間近に見てきている岩渕選手は自分のプレーに磨きをかけるだけでなくチームの力を引き出す役割を果たしてくれると信じています。

 

■攻撃はピッチを広く使うのか、狭いエリアで勝負するのか

三浦が指導するジュニアチームには、ピッチを広く使って攻撃するようにコーチングしています。

しかし、なでしこジャパンのゲームや高校サッカーでは狭いエリアでのパス交換やドリブル突破が得点につながることも少なくないですね。

ピッチを広く使うことも出来る、狭いエリアでも勝負出来るという両方の攻め方が出来ることが理想ですが、基本は広く使うことかと思います。

狭い幅でしか攻撃出来ないと広がることは出来ませんが、広く使うサッカーが身についていると、狭い攻撃にも対応することが出来ます。

ピッチを広く使って攻撃しようとしても、相手チームは両サイドのどちらからに追い込んでボールを奪おうとするものです。

追い込まれた時には相手チームの選手もサイドに寄っているので、逆サイドや中央のスペースを攻めることが有利です。

 

■自分たちのゲームを客観的に見てみよう

サッカーの試合をビデオに撮る保護者が非常に多いですが、選手のプレーを大きく鮮明に撮影しようと努力しているようです。

たまには俯瞰した映像も撮影してみてはどうでしょうか。会場にスタンドがある時にはスタンドの一番上から撮影することも面白いものです。

選手たちは滅多に見ることが出来ない映像ですが、得るものはたくさんあります。

三浦のチームでも「俯瞰担当」のカメラマンがいて、三脚に固定して撮影しています。

先ほど例にあげた「攻撃の幅」ですが、調子が良くない試合の場合は、ほとんどペナルティエリアの幅でしか攻撃していません。

ゴールキーパーもパントキック、ゴールキックをセンターサークルめがけて蹴るので、中央での競り合いからスタートして、こぼれ球を相手ゴール前に運ぶという「単調なサッカー」になってしまいます。

このような全体の動きを見ることが出来るので、自分たちは広く使っているつもりでも全然広く使えていないことがわかります。

選手にこの映像を見せると「スペースだらけだ」「スペースが見えてなかった」「ボールに夢中になってる」このような反省が聞かれます。

 

■狭いエリアの攻撃が成功するパターン

先ほどの映像でも中央突破でゴールを奪う場面もいくつかありました。

「広がらなくても得点出来る」という感想を持つ選手もいました。

なぜ得点出来たか。偶然ではなく、そこには理由があるはずです。

狭いエリアで戦う場合は、相手ディフェンスの人数の方が多い場合があります。
それでもパスが通ったり、シュートコースが出来るのはなぜか。

・意表をつくボールの動き

例えばワンツーパスです。アシストのパスがリターンされればディフェンダーは意表をつかれます。
この場面ならシュートかアシスト(ラストパス)だろう、というボールをリターンした場合です。

・後方からの走り込み

E-1選手権のなでしこジャパンの得点では、そのリターンパスに3人目の選手が関わって生まれたゴールが見られました。

コンビネーションの勝利ですね。仲間のプレーを信じて走り込むことで、相手ディフェンスを引きつけることも出来ます。

・個人技術

狭いエリアでは、ほとんどがマンツーマンのマークです。ペナルティエリアではフリーの選手を作ってはいけないので、ガッチリマークします。

しかし、ボールを持った選手がゴールから離れるようにドリブルをするとどうなるでしょうか。

ボールを奪いに行く選手、シュートコースをブロックしようとする選手がドリブラーに集まってきます。

しかし、ブロックされるよりも早くシュートを打つことが出来れば得点が生まれます。
テクニックとスピードによる個人技術の勝利ですね。

■組織でも個人でも攻めることが出来るチームが強い

チームナンバーワンのポイントゲッターにボールを集めることも攻撃戦術のひとつですが、ひとりの選手に頼るよりも狭いエリアでも広いエリアでも複数の選手が関わることで、相手チームの守備の的が絞りにくくなります。

小学生年代ではこのような「グループ戦術」のメリットを知って欲しいと考えています。

自分の目の前にスペースがあったら走り込むこと。走り込みながらボールを要求すること。

狭いエリアであっても、ワイドな攻撃であっても攻撃の基本は同じです。

なでしこジャパンはこのような基本に忠実なゲームをします。
今後のゲームもぜひ参考にして下さい。

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