良いプレーを見て良いイメージを持つ

武内颯馬 練習法

サッカーは、イメージを選択し続けるスポーツとも言えます。

良いイメージを持てば持つほど、良いプレーを選択出来るようになります。

例えば、こんな場面があったとします。

右利きの選手が、左ペナルティエリア近くで中にカットインして敵を交わし、カーブをかけてファーサイドへゴールする。

よく見るシーンです。

この一連のプレーを、私はある試合中に再現したことがあります。

なぜなら、このプレーのイメージがあったから、体がスムーズにイメージ通りに動きました。

もし、このイメージがなく、

  • ボールを持って考えて
  • 敵と対峙して考えて

といったように、その都度考えてプレーしていたら、ゴールにつながるような動きは出来ていなかったでしょう。

もう一つ例を挙げましょう。

右サイドを駆け上がった選手が、サイドタッチライン際からキーパーの前を通る早いアーリークロスを上げる。

味方フォワードが、相手キーパーが触る前に飛び込み、ヘディングでゴールを決める。

このシーンも、よくみるゴールシーンです。

このプレーは、クロスを上げる選手と飛び込む選手の二人のイメージが合致した結果、成功したプレーです。

このようにサッカーは、多くのイメージを選択し、実行することで成り立っています。

良いイメージを多く持ち、その中から最良のものを選択実行し、結果を出せる選手が良い選手です。

では、良いイメージを増やすには、どのような方法があるでしょうか。

特に大事だと思う4点を挙げたいと思います。

人のプレーを見る

試合や練習で良い選手を見つけ、その選手がどのようなプレーをするか見ることは、イメージを増やすことに役立ちます。

対戦中に観察したり、離れた場所から俯瞰したように見ることも出来ます。

もし、その選手と話すことが出来たら、プレー中に何を見て、どのうように考えていたかを聞いてみましょう。

自分のイメージの蓄積にすごく役に立つことでしょう。

観戦する

今は、

  • Jリーグ
  • 世界のサッカー
  • 高校サッカー
  • 小学生のサッカー

など、スタジアムやテレビなどで多くの試合を見る機会があります。

そこで、参考になるプレーを見つけます。

世界のサッカーは最先端のプレーが見れますし、Jリーグはスタジアムでの生観戦のチャンスがあります。

高校サッカーなどの学生サッカーにも、良いプレーは多く見られます。

ユーチューブを見る

ユーチューブでは、名選手の短くてマニアックな動画が数多く挙げられています。

例えば、ドリブルならメッシの吸い付くようなドリブルやイニエスタのダブルタッチなど、多くの参考になるプレーが見れます。

中には、それらを解説している動画もあります。

試合や練習の前に、サラッと見て頭に残すと、実際のプレーに反映させやすいです。

自分のプレーを見る

今は、スマホなどで簡単に動画が取れます。

試合や練習中の自分のプレーを動画に取り、研究するのはイメージにとって効果的です。

一つの考えは、動画の中で改善点を見つけ、それを改善していくことです。

もう一つは、自分のうまくいったプレーを動画で確認し、それを意図的に再現出来るようにイメージしておくことです。

うまくいったプレーの中には、感覚やがむしゃらにやって、たまたうまくいったプレーもあります。

それらを頭に残しておきます。

動画で確認すると、鮮明にイメージが残ります。

まとめ

結果を残すためのイメージの蓄積方法は、以上の4点になります。

これらのポイントを参考にして、是非とも良いプレーのイメージを増やし、試合に役立てて下さい。

この記事を書いた人武内颯馬武内颯馬
サッカーを小学生からはじめ、中、高校、大学と部活動に参加する。社会人では市リーグに所属し、サッカーを続ける。社会人になってからは、フットサルもプレーする。様々なチームでプレーする中で、指導的な立場も経験し、その中で上達法や楽しみ方などを伝えるようになる。40代2歳息子の父。主なポジション:ハーフ、サイドバック、好きな選手:イニエスタ、メッシ、好きな監督:岡田武
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