サッカーで武器のない選手が試合で活きる方法とは!?
- 高い技術
- 足の速さ
- 力強さ
など、サッカーでは、何か武器を持った選手は活躍出来ます。
一方、自分にはこれといった武器がないと悩んでいる選手は、多いかもしれません。
しかし、武器がなくてもチームに貢献出来ます。
そのことについて、説明していきます!
目次
シンプルだけど重要なプレーを積み重ねていく
武器のない選手がチームに貢献するには、技術的には高度ではないけれど、大切なプレーを試合の中で継続していくことが大切です。
それらは、意外におろそかにされがちなプレーだけに、徹底的にこなせばチームにとって大きな力になります。
そして、それらは後天的にある程度身につけることが出来るものだったり、意識を高く持つことで実践出来るプレーです。
そのいくつかを紹介していきます。
こぼれ球を狙う
こぼれ球を拾うことが出来ると、チームのポゼッションが上がり、攻守においてチームが優勢に立てます。
味方と敵が競り合ったボールがどこにこぼれるか、常に意識を働かせておくことが必要です。
簡単に味方につなぐ
技術が高くない選手は、ボールロストや持ちすぎの可能性が高くなります。
そうならないために、なるべくボールを持たずに味方に簡単に預けることを心掛けます。
また、
- 密集地で貰わないこと
- 難しいターンをしないこと
も、ボールを失わないコツです。
味方のパスコースを作る
とにかく動いて、パスコースを作ります。
味方選手の選択肢が増えるように、動きます。
たとえ、パスがこなかったとしてもオトリとしても、有益なプレーになります。
欲を出さない
派手な活躍をしたいという欲を、抑えます。
技術がないのに、イメージだけ大きく持っても空回りしてしまいます。
チームがうまく回るように、試合を通してシンプルなプレーを繰り返すことを心掛けます。
気持ちをいれて守備をする
守備にも技術は必要ですが、オフェンスに比べると、気持ちの部分でカバー出来る部分は大きいです。
まずは、自分のマークに食らいつくという気持ちで一試合を通しましょう。
バランスをとる
全体的には、攻めの好きな選手が多いです。
そこで、周りの選手が気持ちよく攻撃に出れるようにカバーをするなどして、バランスを取るようにします。
結果、カウンターを防ぐことなどでチームを助けることになります。
持久力をつける
シンプルなプレーを一試合を通じて行えば、かなりチームを助けられます。
一つ一つのプレーはシンプルなことでも、積み重ねることで大きな力になります。
そのためには、やり続けるための持久力と意志の力が必要になります。
考えながら走ることが出来るように、普段から練習しましょう。
切り替えを早くする
攻守の入れ替わりの時に、試合の流れが変わります。
その時に、すぐに動けるように意識を持っておきましょう。
特に、スローインなどのセットプレーでは、一瞬のスキが決定的なプレーにつながる可能性が高いです。
声を出す
声を出す意味は、2つあります。
- コーチング
- メンタル
です。
コーチングでは、ボールを受ける選手に対して「フリー」とか「マークが来てる」と伝えたり、ボールを落ち着けるよう声をかけたりします。
また、ディフェンス時に、前の味方ディフェンダーに対して切る方向を告げたり、ノーマークを教えたりします。
メンタル面では、ミスした選手に声をかけたり、チーム全体に集中を促したりします。
また、良いプレーをした選手に声をかけたりします。
参考になる選手
鈴木啓太
日本代表に選ばれるような選手の中に、武器のない選手はほぼいないです。
しかし、もしそれに当てはまる選手がいるとすれば、元浦和レッズの鈴木啓太選手です。
日本代表では、いわゆる黄金世代の選手と比べると技術の乏しい選手でした。
オシムジャパンでは、「水を運ぶ人」といった代名詞で、唯一全試合出場といった記録を残しています。
代表クラスでは、特に目立った技術・身体能力のなかった鈴木啓太選手が、代表で見せた頭の使い方と気持ちの強さは、武器のない選手にはとても参考になるはずです。
参考になる漫画
DAYS
少しくだけた話になりますが、漫画「DAYS」の主人公柄本つくしは、まさに、ひ弱な少年が地味なプレーでに活躍する、胸を熱くさせる漫画です。
漫画の好きな方は、良かったら参考してみて下さい。
まとめ
思い出してみると、自分自身、高校時代にシンプルなプレーを期待されていたことがありました。
でも、当時はその大切さに気付かず、目に見える活躍をしたいと焦って空回りしていました。
今考えれば、シンプルなプレーでチームに貢献しつつ、徐々に自分の特徴を出していくことも出来たなあと感じます。
今、自分にこれといった武器がないと思っている選手は、まずは、シンプルなプレーを積み重ねることでチームに貢献することをやってみて下さい!
サッカーを小学生からはじめ、中、高校、大学と部活動に参加する。社会人では市リーグに所属し、サッカーを続ける。社会人になってからは、フットサルもプレーする。様々なチームでプレーする中で、指導的な立場も経験し、その中で上達法や楽しみ方などを伝えるようになる。40代2歳息子の父。主なポジション:ハーフ、サイドバック、好きな選手:イニエスタ、メッシ、好きな監督:岡田武
ビーレジェンドプロテイン「スポーツ&ウェルネス」の 詳細はこちら