アングル作りの為のトレーニング②
YJRです。
今回は前回に引き続き、蹴り方教室で行っているアングル作りのトレーニングをご紹介いたします。
前回⇒https://soccer-rs.com/koushi/6434.html
アングル作りには関しては過去記事に掲載がありますので併せてご覧ください
⇒https://soccer-rs.com/koushi/6373.html
認識の中心を目的地にセットする事で、判断ミスや技術ミスが減ると考えています。
その為に、アングル作りが重要だと考え、蹴り方教室では定番のメニューとして、アングル作りのトレーニングを実施しています!
①背後に投げてくるっとキック
・ボールにタッチし、背後にボールを投げられる
・ボールと同じ軌道を走らずに、くるっと大回りして助走
・ボールにはパートナーと正対して(アングル作りをして)、助走をつけて向かっていきキックする
・止まったり、バックステップせずに、澱みなく動き続ける
ボールの軌道はボールが投げられたら大きく変わる事はありません。
ですので、ボールに直接向かったり、ボールに吸い込まれるのではなく、ボールの軌道を予測して、先回りすることが重要です。
ボールの軌道はボールを追ってもかわりません。
ボールの軌道、ボールの行方に対して、自分がどのようなルートを通ったら、アングル作りできるか意識することがとても重要です。
ボールを追いかけないようにしましょう!
ボールを直接見てしまうと、ボールを追ってしまいやすいです。
ボールは視野の端っこで捉えるように、あくまでもアングル作りをできる場所に向かっていきましょう!
②背後に転がしてくるっとキック
・ボールを股を通して転がしてもらう
・ボールと同じ軌道は走らずに、くるっと大回りして助走
・ボールにはパートナーと正対してから(アングル作りをして)助走をつけて向かっていきキックする
・止まったり、バックステップしないで、澱みなく動き続ける
浮いたボールより、ボールが速くなります。
ですので、浮いたボールより早くボールの軌道、行方を理解する事が重要です。
ボールが速くなったら、自分のスピードもあげる必要があります。
ボールが速くなったらボールに吸い込まれてしまいやすいので、アングル作りができる場所に向かってスピードをもっていってください。
注意ですが、パス&ゴーのように、頭をさげてキックを行うのではなく、自然と立った形になるようしましょう。
ボールにピントがあうと、頭が下がりやすくなります。
アングル作りは目的地にピントを合わせるので、目的地に向かう姿勢に自然となる事が好ましいです!
③拍手をしたらキック
・バックステップをして、拍手がなったらキック
・ボールとパートナーを交互に見ない
・ボールとの一定の距離を常に保つ(スキマ作り)
非常に単純なメニューです。
既にアングル作りが出来ている状態でのメニューです。
スキマを作ってバックステップをすることが重要です。
ですので、ボールが速かったら、ボールと一定の距離(スキマ)を保ち続けるようにボールの速度でバックステップをする必要があります。
拍手がなったらすぐに蹴りましょう。
ボールを追ってしまって、スキマがなくなるとすぐに足がでません。
このメニューも上のメニューと同じように、ボールの軌道を把握する事が非常に大事です。
ボールを追ってしまうタイプは、視野の中心に見たいものを置く傾向があります。
パートナーにピントを合わせて、ボールは端っこになるように同時に把握するように心がけましょう。
このメニューも頭が下がらないように、パートナーに向かう過程でキックします。
ボールに向かってしまうと頭が下がりやすくなるので要注意です!
■特に①、②は
自分がアングル作りが出来る場所に、ボールの軌道と行方を理解し、ボールの軌道側からパートナーと正対してからボールに向かう為に、先回りする必要があります。
その為にも、繰り返しになりますが、ボールを直接追わない事がとても大事です。
アングル作り(目的地-ボール-自分が直線上にならぶ)出来る場所に向かう事
キックする場所を点で捉えるのでなく、自分の前のスペースごともっていくような面で捉えるイメージをするとアングル作りがしやすくなります。
ボールを直接に長く見ると、ボールに吸い込まれて窮屈なってしまい、アングル作りが難しくなっていきます。
ボールの軌道は基本的にはボールを見なくても変わりません。
ですので、投げられたり、蹴られたりの直後にボールの軌道、行方は決まります。
ボールを直接的に見るのはその瞬間だけにして、後はアングル作りが出来る場所に向かいながら、ボールは視野の端っこになるようにしてください。
アングル作りが出来る場所からの逆算が大事になっていきます!
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