体の向きを簡単に変える立ちどころ・へそがえ③
YJRです。
前々回、前回に続き、体の向きを変えるへそがえについてです。
前々回はその場で体の向きを変える説明、そして前回は動きながら体の向きを変える説明でした。
そして、今回は、自分の真後ろにターンするへそがえについてです。
前々回⇒https://soccer-rs.com/koushi/6283.html
前回⇒https://soccer-rs.com/koushi/6304.html
併せてご覧ください!
重要なのは、ボールを何とかしない事。
自分の立ち位置や立ち振る舞いで技術の発揮が簡単になります。
■どこに立つか?
自分の真後ろにターンする方法を動画で説明しています。
注目は、軸足の位置。
そして、ボールを触れた時の立ち位置です。
前々回、前回でも説明しましたが、自分の立ち位置を決めるのは、
行きたい方向(目的地)とボールの軌道(ボールの通り道)です。
そして、ボールを動かすのでなく、ボールと一緒に目的地に移動する事が重要です。
今回は、トラップしていますが、ボールと一緒に移動することでボールを触らない事も可能です。
ボールの軌道が目的地にむかっているなら、触らないほうがミスは起きないですからね。
動画では真後ろにターンするので、真後ろを正面にした時に立つ場所に立っています。
ですので、軸足はボールがきた方向へ大きく移動しています。
ボールの軌道をあけるように軸足は移動します。
そして、軸足が地面についた時に、体の向きがかわっていきます。
■ボールを触る足の着地は
トラップ足にボールが触れた時は、
目的地-ボール‐自分 の関係になっています。
この関係になる立ち方を「たちどころ」と呼んでいます。
「たちどころ」は、トラップだけでなく、ドリブルやキックでも共通する成功の基準です。
そして、たちどころにはスキマ(ボールとの一定の距離感)が大事です。
軸足をボールがきた方向へ大きく移動させる事で、スキマが保たれます。
スキマがないと窮屈になり、ボールをもう1度触らないと移動できません。
そうなると、タッチの回数が増えて、時間のロスが起きたり、ミスの確率があがってしまいます。
また、頭が下がってしまい状況を見ることができないエラーもおこってしまいます。
そして、トラップした後の右足の動きを注目して欲しいのですが
軸足が大きく移動している事で、トラップする足に体重が乗りやすく、移動がスムーズになります。
トラップはボールの軌道上に足を出していますが、トラップ後の着地は目的地に移動する時と同じ場所に着きます。
着地時は完全に目的地を向いていて、体の下に着地し、スムーズに1歩目になっています。
これは、目的地に移動する過程で起こる行動になります。
■ボールの軌道にトラップする足がくるように
体の向きをかえるトラップにテクニックは必要はありません。
基本的には、ボールの軌道上にトラップ足がくるように立ち振る舞います。
前々回、前回ともにトラップする足はほぼ動いていません。
トラップする足がボールの軌道上になるように、軸足が移動しているわけです。
ですので、繰り返しになりますが、ボールの軌道がわからないとできません。
ボールの軌道を予想することや理解することがとても重要になります。
ボールの軌道がわかれば、あとはトラップする足がボールの軌道上になるように立ち振る舞うだけです。
トラップする足は意志を持たずに、ボールをコントロールしようとしない事も大事です。
あくまでも、トラップが目的地に向かう過程になるように捉えてみましょう。
その為にも、自分が向かう場所(目的地)が重要になります。
最大の目的地はゴールになりますが、状況によってルートがかわります。
それには、周りの状況を把握する必要がありますよね。
自分が向かう場所が決まれば、ボールの軌道と自分が向かう場所への軌道との交点を意識してください。
その交点が、ボールを触れる(トラップなどする)場所になります。
ボールに触れるときには、たちどころ、スキマは忘れずに。
体の向きを変えても、たちどころ、スキマが技術の発揮を簡単にしてくれます。
ボールの軌道上にトラップ足になるように立ち振る舞うのと同様にたちどころ、スキマを確保して立ち振る舞いましょう!
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