誰でも挑戦できる簡単なシュート練習
こんにちは。YJRです
前回は「ボールに捉われたら絶対出来ない蹴り方」として「縦インステップ」を紹介しました。
前回記事はこちら↓↓
ボールに捉わやすいタイプ、ボールに認識をもっていかれやすいタイプこそボールに捉われたら絶対に出来ない「縦インステップ」は是非ともチャレンジしてください!
なぜなら、縦インステップをクリアできると勝手に「ボールに捉われない」を身につけるからであり、「ボールに捉われない」と縦インステップは成功するからです!
今回は、チャレンジする時の考え方(認識の持ち方、捉え方)と導入として簡単なシュート練習のご紹介です。
目次
失敗を恐れずに思い切ってやる
そもそも、慣れない事やるのに上手くいくはずはありませんよね?
失敗は大前提で、上手くやろうとせずに思い切ってやってみてください!
上手くやろうとする認識は、失敗をしやすい認識であり思い切りやろうとする認識は、成功をしやすい認識ができます。
そして、とてもとても大事なのは!
成功でも失敗でも何を中心に認識していたか?をご自身で認識してください。
ご自身の認識が何か?を認識できない、理解できないと修正は非常に難しいです。
失敗の修正だけでなく、成功の際に認識が何か?がわからないと、成功の再現も難しいという事にもなります。
特に、「縦インステップ」は、前回の記事でも書いたように、様々理由から他のプレーよりも、ボールに強烈に捉われてしまいやすいです。
認識が中心がボールになればなるほど、ボールに向かって目線が下がってしまい身体が丸まってしまうと余計に上手くいかなくなるのも大きな罠でもあります。
強烈にボールに認識をセットさせられてしまう「縦インステップ」でボールに認識が向かわないようにするために、重要なのは「ボールに認識をもっていかれないぞ!」という強烈な意志です。
「気合い」とは「強烈な意志である」
「ボールに認識をもっていかれないぞ!」と強烈な意志(気合い)を持つという事は「目的地の認識を絶対外さない!」という強烈な意志を持つ事でもあります!
これまでの記事でも沢山書いてきましたが人間は認識した形になる性質を持っている事を大前提に、
- 失敗する(失敗を作る)認識=ボール中心の認識(認識の中心がボール)
- 成功する(成功を作る)認識=目的地中心の認識(認識の中心が目的地)
と定義づけしています。
そして、認識が中心が目的地にセットされると、成功の基準の1つであるスキマを勝手に作ってくれます。
縦インステップは、強烈にボールに認識をセットさせられてしまうからこそ、それ以上のエネルギーもって「目的地の認識を絶対外さない!」と強烈な意志を持たないとボールに認識をもっていかれてしまいます。
パスよりシュートのが目的地が強烈に認識しやすい
縦インステップは、パスよりシュートの方がいいと考えています。
何故なら、パスよりシュートの方が「ゴール」という目的地を強烈に認識しやすいからです。
パスの場合でも、目的地の認識をパートナーにセットすればいいですが、パートナーがいる為に、「ミスをしたくない」「味方に迷惑をかけたくなり」などの心理が出やすいからです。
パスの場合は、フットサルコートなど壁に囲われているピッチがおススメです。
なぜなら、パスがズレてもボールが遠くに転がらない(パートナーにボールを取りに行かせる手間がなくなる)為に、心理的に楽になるからです。
シュートは前述したように「ゴール」が目的地になりやすいわけです。
しかも強烈に!
ですので、ゴールに向かわせること(目的地がゴール)を意識づけしやすくなります。
私が指導する時はすごく雑ですが、ゴールに向かって「いけー!!!!!!」くらいしか言わないです(笑)
雑ではありますが、「いけー!」によって、ゴールへの認識が強くなります。
「どう蹴ろう」と言ったら、その刹那に認識の中心がボールに引っ張られてしまいます。
いかに、目的地に認識を強烈にセットさせ、ボールに認識をもっていかれないかが重要です。
一瞬でも気を抜いたらボールに認識をもっていかれてしまうのが、「縦インステップ」です。
導入のシュート練習はポストシュートがおススメ
導入として、ポストシュートをおススメします。
上記の強烈な意識を大前提としてになるので忘れずに!
まずは「ゴール中央(目的地)-ボール‐キッカーの蹴り足」が一直線上になるように準備です。
後は目的地にいけー!です(笑)
ボールは最初から置いておくのもいいと思います。距離は、10mで十分。もっと近くても問題ないです。
なぜなら遠いと力が余計に入るからです。
導入は力むことの無い距離からスタートさせた方がいいと思います。
慣れてくれば、サイドネットを目的地として、「サイドネット(目的地)‐ボール‐キッカーの蹴り足」を一直線にセットです。
ファーサイドに縦インステップで蹴り込むイメージですね。
自分の軌道、ボールの軌道は、目的地への軌道となりますので、目的地、そして目的地へ向かう軌道は意識しやすくなります。
更に慣れてくれば、パス⇒落とし⇒シュートの典型的なポストシュートです。
ポスト役は左右にボールを動かすのでなく、その場で止めるか、ボールが来た軌道上に軽く返しましょう。
キッカーはボールがどこに来るのか見極めてからスタートです。
ボールがどこにいくかわからない状態だと、自分のイメージと違う場合は確実にミスをします。
まずは、焦らずにボールの行く先がわかってからスタートです!
ゴール‐ボール‐蹴り足が一直線になるようにスタートするのも大事にですね。
そうなる為にも、ボールの行き先がわからないと出来ないわけです
難易度が高いプレーをクリアする重要なヒント
難易度が高いプレーは「認識の中心がボールに強烈にセットされやすい」プレーが多いです。
縦インステップだけでなく、ボレーシュートなども同じですね。
「認識の中心がボールにセットされやすい」から難易度が高いとも言えます。
ボレーシュート、トラップもミスする時は、ボールに認識をもっていかれてしまった時です。
クリアミス、1対1のDF時に飛び込んでしまってあっさりかわされる時なども同じです。
「認識の中心を目的地に!」と強烈な意志を持って縦インステップをクリアする事は、他の難易度が高いプレーをクリアするための、重要なヒントになると考えています。
何故なら、全てのプレーの成功の基準/失敗の基準は共通していると考えているからです。
皆さんも、自分が苦手なプレーやミスが多いプレーの時、「何を中心に捉えているか?」「どう考えているか?」など考えるきっかけになったら面白いなと思います!!
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