サッカーの正しい体の使い方
今回は、「体の使い方」についてお話していきたいと思います。
突然ですが、動作のチェックを行いたいと思います。
自分が思うスクワットをしてみてください。
スクワットをした時に膝が、つま先より前にでていませんか?
膝がつま先を越えてしまっているほとんどの方は、サッカーをしている時の体の使い方が間違っています。
今回は「サッカーの正しい体の使い方」について紹介していきます。
目次
サッカーでしてはいけない体の使い方
サッカー選手で、してはいけない体の使い方は、太ももの前で動きをコントロールすることです。
太ももの前でコントロールをするということは、膝でもコントロールをしている状況です。
膝でコントロールすることによって、膝の怪我につながる可能性があります。
ですので、太ももの前でコントロールしないようにしましょう。
正しいサッカーの体の使い方
太ももの前で動きを、コントロールしてはいけないとお伝えしましたが、
どこで、コントロールしたら良いと思いますか?
正解は股関節です。
股関節でコントロールということは、お尻とハムストリングス(太ももの後ろ)で動きをコントロールするということです。
スクワットの動作では、股関節で下に落とし足裏で地面を押すと、しっかりお尻とハムストリングスに力が入ります。
これでも、太ももの前のみ力が入るようなら、スクワットのやり方が、間違っている可能性があります。
なぜ、お尻とハムストリングスでコントロールするのか?
ディフェンスの時に、構える動きをとると思います。
この時に太ももの前に力が入っていると、次の1歩が必ず遅れます。
さらに反転もやりにくいです。
オフェンスの時も1歩目が必ず遅くなってしまいます。
なぜ遅くなるか、車で例えると、お尻とハムストリングスはアクセルと同じだからです。
ですので、走りだす時はお尻とハムストリングスを使えた方がオフェンスの時も1歩目が速く動き出せます。
ディフェンスの時も、素早く反転できます。
太もも前でコントロールしてはいけない理由
大きく分けて3つあります。
- 怪我が増える
- パフォーマンスが落ちる
- 動作が遅くなる
ですので、太もも前のコントロールはやめましょう。
お尻とハムストリングスに力を入れる方法
スクワットの時に足裏で地面を押し、お尻とハムストリングスに力が入っている方はOKです。
これで力があまり入っていない方は、お尻とハムストリングスに力を入れることを教えてあげる必要があります。
方法は、寝転がり、足裏で地面を押してお尻を浮かしてみてください。
この時に、お尻とハムストリングスに力が入ることが実感できるようになります。
まとめ
今回は紹介した「サッカーの体の使い方」はいかがでしたか?
太もも前でコントロールすることで、
- 怪我が増える
- パフォーマンスが落ちる
- 動作が遅くなる
原因になります。
お尻とハムストリングスでコントロールするようにしましょう。
パフォーマンス向上につながります。
ぜひ参考にしてみてください。
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