なぜ、17歳から始めてプロサッカー選手になれたのか?(1)

檜垣裕志

サッカーを始めたのは17歳

僕は17歳からサッカーを始めて、ブラジル1部リーグのプロサッカー選手になれましたが、そこにはさまざまな理由があります。

非常に遅くからサッカーを始めたかもしれないですが、僕は小さい頃からあらゆることを考え、想像し、感じて、何かに取り組んできました。

プロになりたい

僕は6歳のときに、漠然とプロになりたいと思いました。

当時は何かをやっていたわけではなく、ただ漠然となんでもいいからプロになりたいと思ったのです。

そこから、自分にはスポーツが向いている気がして、当時、身近なスポーツだった野球を始めました。

プロ野球選手が夢

小学生から始めた野球ですが、夢は「プロ野球選手になって世界記録を作りたい」でした。

この頃からプロはもちろんのこと、世界を意識していたわけです。

プロ野球選手になりたいとの思いから、当然、野球の練習をしましたが、他には、とにかくプロ野球の試合を見ました。

見るのが大好き

プロ野球を見ることが大好きで、試合を見るのが本当に好きでした。

巨人ファンでしたが、巨人だけじゃなく素晴らしい選手はとことん見て、自分なりに研究し、真似しました。

プロではない高校野球も見ましたが、その見方は、この選手はプロになれるのかどうか。

そこを考えながらも見ていました。

プロを感じながら

プロ野球選手になりたいという思いから、あらゆることを考え、想像し、練習していました。

  • 好きな選手をイメージして投げたり
  • あらゆるボールを投げるための練習だったり
  • 試合を想定して配球を考えたり
  • あらゆる野球の書籍や雑誌も読みました

高校野球などのアマチュアを見ても、プロになれるかどうかという基準で考え、想像して見ていました。

その後、実際に気になっていた選手はプロ野球選手になったりしていましたから、プロという存在は身近ではありませんでしたが、自らがプロを感じようとしていました。

野球からテニス

身体が弱いという理由で野球を断念することになりましたが、プロをあきらめることはなく、中学でテニスを始めました。

そこから、世界を見るようになりましたね。

テニスは、世界を転戦し、世界ランキングがありますから、僕の中でプロというスポーツがワールドワイドに広がりました。

テニスでもプロから学ぶ

もちろん、テニスもプロから感じ、学ぼうとしていました。

今のようになんでも見れる環境ではなかったですが、テニスでもあらゆる書籍や雑誌を読み、テレビでプロの試合があれば必死に見ました。

テニスからサッカーへ

高校受験に失敗し、それと同時にテニスを断念し、浪人中に出会ったのがサッカーでした。

そのときに、「世界に出て、プロサッカー選手になる」が夢となりました。

当時は、まだサッカーをやったこともないのに、プロサッカー選手になりたいと思うことは無謀です。

が、さらにブラジルに行こうと決めてからサッカーをやる準備をし始めましたのですから、順番が変ですよね(笑)

17歳から本格的にサッカーを

一年浪人してから高校に入学したので、すでに17歳の年でした。

さらに、高校一年生のときはGKをやっていましたから、実質的にはフィールドプレーヤーをやり始めたのは18歳からとなります。

例はない

実際には、この年齢からサッカーを始めて、強豪国のトップリーグでプロサッカー選手になった人はいませんでした。

それは百も承知で、だからと言ってその第一号になりたいとか思ってもいなかったですし、まずプロサッカー選手になれるとは全く思っていませんでした。

プロサッカー選手になりたいという思い

プロサッカー選手は夢ですから、それが達成できるという思いではなく、そうなりたいという思いでサッカーと向き合っていました。

今だから言えるのは、夢の達成のためには、目の前のことと正しく向き合うことができるかどうかが一番重要です。

当時は、サッカーを始めたばかりで、サッカーが楽しかったことが一番の思い出です(笑)

でも、より高いレベルを目指していくと楽しさの意味が変わってきますし、そこから楽しさをどう変えていけるかです。

それは、「上手くなる楽しさ」です。

しかし、当時の僕は、日本では感じることができませんでした。

上手くなる楽しさとは?

小さい頃から何かに取り組むときには、そのスポーツの試合をたくさん見て、書籍も読み、あらゆることを考え、想像し、感じながら取り組んでいました。

野球からテニス、サッカーと取り組むスポーツは変わった中で、サッカーが一番見ることが少ないスポーツでした。

それは、当時の日本のサッカー環境はマイナースポーツで、さらに僕の育った環境ではサッカーは盛んではなく、ほとんどサッカーが見れない環境でした。

サッカーは、野球やテニスのようにあきらかな個々の勝負と違い、たった一個のボールをめぐり22人がゴールするため、ゴールさせないために瞬時に判断するスポーツで、どのように上手くなるかが、自分の中では全くわかりませんでした。

そして、まともに指導も受けたことがなかったため、「上手くなる楽しさ」を具体的に見出すことができませんでした。

次回につづく。

この記事を書いた人檜垣 裕志檜垣 裕志
1970年生まれ 石川県出身。ブラジル選手権一部リーグに所属するチーム。日本国籍者としてプロ契約した2人目のサッカー選手。ブラジル選手権一部リーグのポルトゲーザなどで活躍。当時、ゼ・ロベルト(2006 W杯ブラジル代表)とともにプレーをした経験もある。
FIFA(国際サッカー連盟)公認コーチライセンス、
CBF(ブラジルサッカー協会)公認コーチライセンスを保有
圧倒的なテクニックと確立された指導法には定評がある。現在、明光サッカースクール、東京スポーツレクリエーション専門学校などで、子どもたちにサッカーを指導している。

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