指導する時に気を付けるべきこと

檜垣裕志

育成年代を指導するときは、育成年代の指導目的は何なのかが、具体的かつ明確でなければなりません。

育成指導の目的とは何か?

個々によって成長過程が違いますから、その見極めもできなければならないです。

まず第一に、一人一人を「サッカー選手として上手くさせる」ということを、ハッキリと念頭において指導できなければ絶対にダメです。

その部分がブレていては、個々の成長はありません。

子どもは大人の言う通りになるからと、大人のやらせたいサッカーをさせるような指導は、指導ではないです。

目的は「個を上手くさせる」ことであり、その選手自身が将来につながるように指導するのが指導者の役目です。

個を上手くさせるとは?

では、具体的に「個を上手くさせる」とはどういうことでしょう。

大人の描いたチームサッカーをさせて、それに慣れさせて、その中だけで上手くさせるということも、ある意味「上手くさせる」でしょう。

しかし、選手一人一人は、同じチーム・同じ指導者の下でプレーするわけではありません。

彼ら一人一人は、自身の変化や成長によって、舞台は変わるのです。

だからこそ、未来につながるように「個の育成指導」が必要なのです。

そこには、正しい基礎基本を指導し、覚え込ませる必要があります。

正しい基礎基本は世界共通

僕は、日本では高校三年間、ブラジルでプロサッカー選手となり十年間プレーしました。

その後、二十年、日本のサッカー環境で指導しています。

幼稚園生から社会人まで指導する中で、サッカーの基礎基本は世界共通ということです。

しかしながら、日本では正しい基礎基本が浸透してないと感じています。

正しい基礎基本の個の指導とは?

  • 個を育成する
  • 上手くさせる

ということは、まずは「ボールを持てる選手」に育てることです。

それは、サッカーを楽しむには「ボールを持てる」ことが一番重要だからです。

「ボールを持てる」から、サッカーという競技スポーツの中で、自らが判断してプレーできるのですから。

「ボールを持てる」という観点からサッカーを見たとき、「利き足」は重要なキーワードです。

それこそが指導において、ボールを持てる選手につながる重要なファクターであり、正しい利き足の使い方をどれだけしっかり指導できるかです。

「ボールを持てる選手」を目指すために、何をどう指導するか、これからもまたお伝えしていきたいです。

この記事を書いた人檜垣 裕志檜垣 裕志
1970年生まれ 石川県出身。ブラジル選手権一部リーグに所属するチーム。日本国籍者としてプロ契約した2人目のサッカー選手。ブラジル選手権一部リーグのポルトゲーザなどで活躍。当時、ゼ・ロベルト(2006 W杯ブラジル代表)とともにプレーをした経験もある。
FIFA(国際サッカー連盟)公認コーチライセンス、
CBF(ブラジルサッカー協会)公認コーチライセンスを保有
圧倒的なテクニックと確立された指導法には定評がある。現在、明光サッカースクール、東京スポーツレクリエーション専門学校などで、子どもたちにサッカーを指導している。

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