プロサッカー選手になるために重要な基礎基本

檜垣裕志

チームやスクール、学校などから将来的にプロサッカー選手が輩出されるかどうかは、「運」です(笑)

プロサッカー選手に育てるための指導やメソッドなど存在しません。

プロサッカー選手になる人は勝手になるし、なれない人はなれません。

プロになる人は勝手になる

これって、普通のことです。

チームやスクール、学校の「宣伝」で、プロ選手が輩出されたなんて言ってるとこはあるけど、プロ選手になる人はどこにいてもなれます。

これが現実です。

だって、僕自身がそうだから。

17歳からサッカーを始め、ブラジル1部リーグのプロサッカー選手になれましたが、サッカーの指導や技術指導など、まともに受けたことはありません。

ブラジルでもそうです。

ブラジルに行ったから、というのも違います。

  • 人との出会い
  • 関わり
  • 人間性の学び

がプロへの道につながったかと言えば、それはあると思います。

それこそが、本当のプロへの道だったかもしれません。

プロだから伝えられること

僕自身が伝えられる・指導できることは、プロサッカー選手になるために必要な「基礎基本」です。

そこでハッキリと言えるのは、確実に「個」を上手くさせることができるということです。

それは、プロサッカー選手になるためにも絶対に必要なことであり、必ず一人一人が100%上手くなれるというものです。

これを指導できるには、正しくプロ選手生活を送っていないとできないし、指導者になっても、正しくプロとして生きていないとダメですね。

得てして、プロサッカー選手というのは、自分の感覚だけでやっていて、そこまでのプロセスに対して明確な考え方がない場合がほとんどです。

プロになれる人は、どんなメニューに対しても、簡単にやれる「能力」があっただけで、指導者になってからは、その指導の

  • 意味
  • 成果
  • 成長

が、具体的かつ明確に理論立てて指導ができない人って、けっこう多いです。

だから、素人コーチと同じメニュー、同じことをただやってる人ってけっこういますよ。

元プロというだけの惰性の指導者もたくさんいますから。

必ずプラスになること

先日、ある強豪大学サッカー部で、プロサッカー選手を目指して頑張っている選手の親御さんから「以前、指導された基礎が大学サッカーでも生きています」という連絡が来ました。

これこそが、僕の重要とする部分です。

彼は、Jリーグ下部組織でもプレーしていた選手ですが、プロへの道は簡単ではなく、現在、某有名強豪大学で頑張っています。

僕の指導してきた「基礎基本」は、プロレベルでも、どんなレベルでも絶対に必要であり、それがあるかないかでは成長が全く違うものなのです。

ある意味、プロになるような人は、そういうことは自然に身につけることができる人でしょう。

僕もそうでした。

しかし、誰もが自然に身につけられるわけではないです。

だからこそ、正しい基礎基本を学び、身につける努力をすべきであり、そうすることが、本人の成長に大きく影響するのです。

正しい基礎基本を身につけようとすることが、可能性を大きく広げられることだとわかっていただきたいです。

今まで、指導してきた子どもたち・選手たちで上手くならなかったことはなく、「正しい基礎基本」を身につけることは、それこそ、プロという夢にもつながっているのです。

だからこそ、正しい基礎基本を身につけることは、個の成長、将来において、一番重要なのです。

この記事を書いた人檜垣 裕志檜垣 裕志
1970年生まれ 石川県出身。ブラジル選手権一部リーグに所属するチーム。日本国籍者としてプロ契約した2人目のサッカー選手。ブラジル選手権一部リーグのポルトゲーザなどで活躍。当時、ゼ・ロベルト(2006 W杯ブラジル代表)とともにプレーをした経験もある。
FIFA(国際サッカー連盟)公認コーチライセンス、
CBF(ブラジルサッカー協会)公認コーチライセンスを保有
圧倒的なテクニックと確立された指導法には定評がある。現在、明光サッカースクール、東京スポーツレクリエーション専門学校などで、子どもたちにサッカーを指導している。
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