小学生のうちは得意分野を伸ばすことだけに専念してみよう
「苦手なことが多くて、なかなか試合で活躍できない」
「キックに自信はあるけど、ドリブルには自身がない」
「得意なことを伸ばすべきなのか、苦手なことを改善するべきなのか教えて欲しい」
こんな悩みに答えます。
「いつもドリブルばかりして怒られるから、積極的にドリブルできない。」
得意なプレーをしようとしても、すぐにコーチに怒られて積極的なプレーができなくなっている。
実は、小学生のうちに運動神経が最も発達する時期があって、それを活かすためには個人の得意を活かすことが大切です。
自分の得意を活かすことと、自己中心的なプレーは違います。
もしかすると、あなたが怒られるのは自己中心的なプレーかもしれません。
本記事を参考にして、自分の得意の活かし方を覚えて、得意なプレーを積極的にできるようになりましょう。
目次
得意なことを優先して鍛えるべき
9歳から12歳ごろの年代には、ゴールデンエイジと言われる、人間の一生のうちで最も運動神経が発達する時期があります。
その時期を苦手なことに時間を使うよりも、得意なことをどんどん伸ばすことに時間を使うべきです。
苦手なことを伸ばす機会でもありますが、得意なことを伸ばすことで、苦手なことも徐々に伸びてきます。
まずは、自分の得意なことは何かを考えて、どうすれば伸びていくのかを考えてみましょう。
得意を試合で生かすプレーの例を挙げておきますね。
【ドリブルが上手い】
- •相手を引きつけてパス
- サイドを突破してクロス
【足が速い】
- 相手の裏に抜ける動き
- 相手ディフェンダーにアプローチ
- オーバーラップ
【トラップが上手い】
- 浮き球の処理
- 狭いスペースでも前を向ける
- 相手が来ても冷静にプレー
【体力がある】
- 攻撃でも守備でも走る
- 味方のパスコースを作る動き
- カウンターでゴール前まで走る
このように、得意なことを上手く生かせるようになれば、どんどんサッカーが上手くなり楽しくなってきますよ。
全てに当てはまっていることは、味方が関わっているということです。
自分が得意なプレーをしつつ、味方を生かすことを意識してみましょう。
得意なプレーの見つけ方
得意なプレーを伸ばす前に、自分が得意なプレーを見つけなければなりません。
ですが、得意なプレーを自分で見つけるのは難しいです。
そんなときは、コーチやチームメイトに教えてもらいましょう。
自分では、「足が速い」と思っていても、周りから見れば「足も速いけど、ドリブル上手いよね!」と思われているかもしれません。
自分で思っていることも大切ですが、周りから聞く声も参考にしてみましょう。
得意なプレーの伸ばし方
得意なプレーを見つけたら、次は得意なプレーを伸ばしていきましょう。
実際にどのような練習をすればいいのかを考える前に、自分が得意なプレーが上手い選手を分析しましょう。
例えば、「足が速い」なら、
- ポジションがどこなのか
- 動き出しのタイミングはいつか
- どんなドリブルがおすすめなのか
このように、お手本となる選手を見つけて分析していきます。
分析したことを真似して、試合や練習で試してみましょう。
上手くいったら忘れずに何度も繰り返したり、上手くいかなかったら原因を見つけて改善するだけです。
自分で「どうすればいいかな」と悩みなら、お手本となる選手を見つけて真似する方が、どんどん上手くなるし成長の速度も速くなります。
苦手なことは徐々にできるようになる
「ドリブルが上手いけど体力に自信がない」
こんな悩みがあると思いますが、得意なドリブルの練習をたくさんしたり、試合でどんどんチャレンジしていると、自然と体力もついてきます。
このように得意なことを続けていくうちに、苦手なことを克服できます。
身長が低い、足が遅い、反射神経が悪いなどの身体能力は、カテゴリーが上がるにつれて徐々に成長していきます。
身長が小さいうちにドリブルの技術を磨いておけば、身長が伸びた時に今までとは違った景色を見ることもできます。
まとめ
苦手なことがない方がいいと思いがちですが、どんな選手でも苦手なことはあります。
その分得意なことでカバーしていけばいいだけです。
身長が小さくて足が遅くても、ボールタッチが上手くなれば問題なしです。
イニエスタ選手がいいお手本ですね。
苦手なことは最低限できるように練習して、得意なことをどんどん伸ばすことを意識しましょう。
自分の武器がある選手になりましょう。
サッカー歴は10年以上にもなり、県選抜候補に選ばれたことも。自身経験を活かし、地元の小学生に指導した経験も持っている
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