プレーを想定して体に覚えこませないと、プレーが遅くなる??

武内颯馬

サッカーでは、「考えてプレーしろ」とよく言われます。

でも考えてプレーすると、「考えるとプレーが遅くなる」と悩んだことはありませんか?

個人的な結論としては、考えずに勝手に体が動くプレーがベストです。

なぜなら、勝手に体が動くことが一番早いからです。

もちろん試合の中では、考えない場面と考える場面があります。

なので今回は、考えない場面について紹介します。

考える間もないプレー

一瞬一瞬のプレーは、考えないでプレーした方が早いです。

考えると遅くなります。

実際にあった、自分のプレーを例に出します。

アタッキングゾーンの左で、後ろからのボールを受けようとしました。

前を向こうとした時に、後ろから敵のマークが飛び込んできました。

その動きを読んで、相手のチェックしにきた足に向かって股抜きを行いました。

そして、きれいに抜き去り、すかさず止めに来た二人目の敵を、シザースで交わしてゴールを決めました。

これらのプレーは、今振り返ると、なぜこのプレーをしたかは言語化出来ます。

そして、一瞬一瞬ではそのイメージを持ってプレーしています。

でも、事前にこのプレーをしようとは思っていませんでした。

ほんの数十秒という短い時間の中で、勝手に体が動いたプレーでした。

集中力があって、調子の良い時はこういったプレーが自然と出来ます。

そして、考えながらプレーしては、間に合わないプレーでした。

体と頭にプレーを覚えこませる

どうしてこのようなプレーが出来きたかは、2点あります。

  • 繰り返し練習していた。
  • どういう場面で使うかを想定していた。
  • 繰り返し練習していた

これらのプレーは普段から練習していました。

  • 自主練
  • 1対1の状態
  • ミニゲーム

特に自主練の時は、繰り返し練習して体に覚えこませるようにしていました。

そして、1対1の時は奪われることも多々ありましたが、間合いを掴むように意識をしていました。

そして、ミニゲームではリスクを冒してトライしました。

強く意識しないと、なかなかプレーを繰り出すことさえ難しいです。

また、ゲームでは一人を抜いたとしても、カバーが入ってくる可能性があります。

なので、

  • 1対1以上のスキル
  • どの場面で使うかという判断力

も必要になります。

プレーを想定する

人のプレーを参考にする

それらのプレーをうまく活用している人の実際のプレーや動画を見て、どんな場面で成功させているかを記憶しておきました。

何人ものプレーを見ると、わりと共通のシチュエーションがわかってきます。

それが、そのプレーの効果的な使い方の一つなので、参考になります。

自分の動画を見る

自分の動画を見て、自分のプレーがどの場面で使えるかをイメージします。

実際にプレーしている時の視点と動画で見る視点は違うので、狙ったプレーが出来る場面を見逃している可能性は高いです。

一番大切なのはリスクを恐れないこと

リスクを恐れすぎてしますと、イメージが広がっていきません。

ミスやカウンターを受けることを考えすぎると、思い切った発想やプレーが出来なくなるからです。

なので、リラックスした心理状態やチーム環境を作ることも、狙ったプレーを実現するうえでとても重要になります。

まとめ

サッカーは、考えてプレーするスポーツです。

しかし、今回紹介したように、勝手に体が動くプレーが一番早いです。

そのためには、体と頭にプレーを覚えこませて、場面に応じてそれらのプレーを引き出してこなければなりません。

引き出されたプレーが良かった場合、それらは「センス」と呼ばれがちですが、センスを磨く方法はあります。

それは、

  • 体と頭に覚えさせるプレーの量を増やす
  • それを実行する練習

です。

その練習には、多くの失敗やミスがともなうでしょうが、そこで得た感覚は確実にセンスとなって、勝手に体が動くプレーにつながります。

試合で活躍するために、勝手に体がうごくプレーを増やしていきましょう!

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この記事を書いた人武内颯馬武内颯馬
サッカーを小学生からはじめ、中、高校、大学と部活動に参加する。社会人では市リーグに所属し、サッカーを続ける。社会人になってからは、フットサルもプレーする。様々なチームでプレーする中で、指導的な立場も経験し、その中で上達法や楽しみ方などを伝えるようになる。40代2歳息子の父。主なポジション:ハーフ、サイドバック、好きな選手:イニエスタ、メッシ、好きな監督:岡田武
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