トンが動きを繋げてくれることでスムーズに動ける

スキルアップ 鈴木陽二郎 練習法 講師

YJRです。

前回は様々な場面でのトンの活用法についてお伝えしました!

立ちどころを保つとトンになる

今回は、トンが動きと動きを繋げてくれることでスムーズに動けることをお伝えします。

■ぐっと踏み込むと軸足に体重が乗る→スムーズに動けない

力強く軸足を踏み込むと軸足に体重が乗ってしまいます。

力を強く踏み込む特徴は長く軸足に体重が乗ることもあげられます。

そして力強く踏み込むと、体全体に力が入ってしまいます。

力んでしまうと、体が効率よく動かなくなり、蹴り足も力んでしまいます。

蹴り足が力んでしまうとボールは上手く蹴れませんし、プレーの変更も難しくなります。

また、体重が軸足に長く乗ることで次の動作への移行も難しくなります。

蹴り終わった後に腰が落ちたりするのは軸足に体重がのってしまっているからです。

是非やって頂きたいのですが、一歩一歩強く踏み込んで歩いてみてください。

非常に動きづらいのがわかると思います。

動きづらいということは、効率的に動けていない事になります。

■スムーズに動くには

リズミカルに足の入れ替えが起こります。

歩く時、走る時は、前に着地した足に体重が移動して進みます。

着地した足で反力を貰って、逆足をあげてくれます。

これがトンです。

体重の移動で体は進んでいきます。

どちらかの足に長く体重が乗ることはありません。

もちろん、体重を移動させよう!などは思わなくて大丈夫です。

目的地に向かえば勝手に体重は移動されます。

人間は認識した形になる性質をもっています。

認識の中心を目的地にすることで、目的地に向かう行動が作られ、体重が移動されていく動きを自動的に作ります。

ボールを何とかしようとするのではなく、目的地に向かうままのアプローチが大事になります。

力を強く踏み込む傾向がある方は、認識の中心がボールになっている方が多いです。

踏み込むのは、何に対してか?と問われると、目的地ではなく、ボールにですよね?という答えになると思います。

■トンは接続

トンに関しての説明動画です。

トンで蹴り足がスムーズに動きます。

そして、蹴り終わった後も蹴り足がトンになり逆足をあげてくれます。

そうなることで、「蹴る」と「動く」を繋げてくれます。

「蹴る」と「動く」が別々にならずに、目的地に向かう過程として繋がりロスなくスムーズに動けるようになります。

トンは自分の体の下に着地をします。

蹴り終わった後に注目ですが、着地は自分の体の下になります。

歩く時、走る時は、おのずと自分の体の下で着地をします。

移動と同じようにすることで、足は入れ替わりスムーズに次の動作に繋がっていきます。

蹴ることが目的や蹴って終わりにはならずに、トンすることで動きに繋がりがでます。

その為にも、ボールを何とかしようとせずに、認識の中心を目的地にすることが非常に重要になります。

■トンで移動に接続する

歩くや走るなどの移動に接続するためのトン

そのためには、認識の中心が目的地にセットされていることが重要であることは繰り返しお伝えしています。

目的地に向かうように移動することが重要ですが、移動の仕方の注意があります。

軸足を倒して移動しようとすると頭が下がり上半身が前傾になります。

前傾すると体が伸びずに、体で作られるエネルギーをロスしてしまいます。

そして、前傾すると前方向には動きやすいですが、方向転換が難しくなります。

軸足は倒さずに、真っすぐに立って蹴り足の着地のトンで移動に接続してください。

軸足は着地したら何もせずに蹴り足のトンに委ねましょう!

昔は歩きながら蹴る、走りながら蹴ると伝えていましたが、前傾するロスが多くなってしまったのでトンで移動に接続してくださいとしています。

トンで移動に接続することで、姿勢も真っすぐに保たれ移動がしやすくなっていきます。

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