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【少年サッカー】周りを見ることの大切さ

ボールがない時の動きについて解説します。

僕は、ボールを持っていない時の選手の動きをじっと見ることがあります。

ボールは見ません。

その選手が何を見て、どこに移動しようとしているのか、それだけをずっと見ています。

この「ボール無しの動き」を見ることで、僕は多くの事を得ることが出来ます。

ひとつは、その選手の「視野」を知ることが出来ます。

・ボールばかり見ているのか

・首を振って周りを見ようとしているのか

周りを見たあとに、数メートルでも走ったり、移動して位置を変えようとしてる様子

時には、小さくダッシュするなどボールと自分と味方と相手との位置関係を考えながら動いている様子

そんな様子を見ることで、サッカーというゲームに入り込んでいるかどうかを知ることが出来ます。

■ボールばかり見ているリアクションプレーヤー

ボールが動いてから反応する

仲間や味方が動いてから反応する

このようにボールの動きや自分以外の選手の動きを見てから、自分が動き始めることは「リアクション」によるプレーです。

多くの選手はボールの動きのリアクションで、自分の動きを決めます。

自分の動きを決めるというより、ボールにつられてボールに近づく動きをしてしまうことが多いでしょう。

ボールをどうしたいのか

いえ、ボールをどうしたいというより、自分の方へボールが来ないかという期待しかないかも知れません。

このようにボールばかり見ている状態を一日も早く脱出することが少年サッカーでの上達には欠かせません。

■ボール以外のものを見ることのコツとは

ボールを奪い合っている味方と相手を見ながらも、その逆サイドではどうなっているのか。

そんな情報を集めながら、ボールを要求して逆サイドでフリーになっている味方にパスを出す。

自分がボールを要求する意図は、よいポジションにいる味方にボールを渡すため。

このような動きと判断がサッカーではとても大切です。

ボール以外のものを見るコツとは、やはり首を振るという動作を見つけることです。

■よい体の向きを作ってもやはり見えないエリア

相手ゴール方向とボールが同一視野で見える体の向きが「グッドボディシェイプ」と言います。

よい体の向きを作ることは、素早い攻撃が可能になりますし、ゴール方向の情報が素早く分かるので、よい判断でよいプレーができるようになります。

しかし、この体の向きでも見えないエリアはあります。
首を振らないと見えないエリアです。

優れたプレーヤーは首を積極的に振ります。

自分のとこにボールが来るまではちょっと時間がかかるだろうという場合は、首を振っては動き、動いては首を振る。

そんな動きを繰り返します。
ピッチ全体をイメージするためにはこの動作は必要です。

■どのポジションでも必要な首振り

首を振って情報を集めることは、ボランチやセンターバックなどの中央のポジションだけじゃないのか?

そいういう意見もあるかも知れません。

しかし、センターバックやサイドバック。
サイドハーフやフォワードに至るまで、首振りはどのポジションでも有効ですし、不可欠な動きです。

首を振ることが重要なのではなく、情報を得ようとする意志が大切ということです。

■自分のチームの選手やお子さんの様子を見てみよう

サッカーを始めてまだ間もない子どもたちの場合は、視野にあるものはいつもボールです。

相手や味方を意識するようになって周りを見るようになると「この子はサッカーを知ろうとしている」と感じます。

リフティングやドリブルやパスやシュートというボールに直接関係するテクニックを身につけることも大切です。

しかし、ボールがない時、ボールを持っていない時にどんなプレーが出来るのか、何を考え、どこに移動しようとしているか。

サッカーの基本でとても大切な「ポジショニング」(位置取り)を考えようとしているなら「サッカーを知ろうとしている」と言っていいでしょう。

もし、ボールばかり見ているようならアドバイスをしてあげてもよいと思います。

アドバイスの意味はすぐには理解できないかもしれません。

しかし、その意味が理解出来る日が必ずくるので、見守ることが大切です。

ボールがないところでサッカーは決まる!という言葉があるほどです。

ボールを持っても、ボールがなくてもいい選手と言われるようにがんばりましょう!

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