☆改めて、ボールコントロールトレーニング方法⑧

スキルアップ 檜垣裕志 トレーニング

★トレーニングについての考え方

日本の子どもたちは、ブラジルの子どもたちと違って、日頃からレベルの高いサッカーを見てサッカーをやっているわけではありません。

ブラジルの子どもたちのイメージには、常にブラジルのレベルの高いサッカーがあり、それを基にサッカーをやっています。

そうなると、ゲーム以外のトレーニングも、ゲームに繋がるようになります。

しかし、日本はブラジルのような環境ではないですから、子どもたちにとってトレーニングは、トレーニングのためのトレーニングになりがちです。

だからこそ、大人がサッカーの基礎基本をわかっていなければならず、トレーニングについても正しい理解が必要です。

★リフティングトレーニングは必要

日本には、リフティングは関係ないという指導者がいますが、大きな間違いです。

歴代のトッププレイヤーたちでリフティングが出来ない選手は一人もいません。

メッシが、ネイマールが、ロナウジーニョが、リフティングが出来ないですか?

寧ろ、ものすごく高いレベルのリフティングをしているでしょう。

彼らのリフティングには、ワンタッチでわかる素晴らしいボールコントロール技術があります。

その究極は、マラドーナでしょう。

何気ないリフティングであっても、マラドーナにはワンタッチにものすごいレベルの高い技術が集約されています。

だからこそ、リフティングというのは必要なトレーニングなのです。

★リフティングトレーニングの考え方

リフティングトレーニングは、サッカーが上手くなるために考えていかねばなりません。

リフティングトレーニングは、ボールコントロール技術の向上のため、ボールタッチの質、精度の向上のため、身体をコントロールしてボールを自分のものにするためなどです。

日本の子どもたちには、リフティングからサッカーに繋がるイメージや知識が少ないので、大人が正しく深く理解する必要があります。

★リフティングのためのリフティングではないけれど

大人がわかっていても、子どもたちがわかっているわけではないので、トレーニングをどのようにサッカーの技術に結びつけていくかが重要です。

例えば、リフティングが上手く出来ないからと、手取り足取りリフティングのやり方を教えるのは間違いです。

そうやって出来るようになったリフティングこそ、サッカーには全く役立ちません。

それは、リフティングの技やドリブルの技を教えることも同じです。

出来ないことを自らの意思で、出来るようになりたいと考え、試行錯誤によって、出来るようになることが、サッカーを含めて、あらゆることに繋がるのですから。

★出来ない場合にポイントを押さえる①

利き足のインステップリフティングの場合、先ず、ボールに当てるインステップをしっかりと意識させることが大切です。

自分の人差し指で、ボールに当てる部分をちゃんと押して意識させます。

次に、そのボールを真上に上げるように伝えます。

その二点だけです。

それ以上言うと、リフティングのためのリフティングになってしまいます。

その二点から、あとは本人がどれだけ考え、想像し、練習するかです。

周りから見ると不恰好なやり方をしていても、しっかり見守ることです。

本人が出来るようになるために考え、想像し、試行錯誤を繰り返して出来るようになるから、「上手くなる」こと、これからも「上手くなり続ける」ことに繋がるのですから。

★出来ない場合にポイントを押さえる②

継続することで、利き足のインステップリフティングは必ず千回は出来るようになります。

出来ないことには、自分で考える力こそが一番重要です。

自ら考えて出来るようになることは、大きな成功体験となり、さらなるレベルアップとチャレンジ、壁にぶつかったときに乗り越える力となります。

そうやってトレーニングメニューをクリアしたら、次にまたトレーニングレベルを上げる必要があります。

★出来ない場合にポイントを押さえる③

そこで、各部のリフティングトレーニングについてです。

利き足のインステップ、腿、アウト、イン、胸、頭などの各部を使ったリフティングトレーニングでは、インステップ以外は、はじめは難しいでしょう。

特に、上半身(胸、頭)のボールコントロールに苦戦する場合があります。

ボールタッチの部分が上半身に変わりますから、ボールを追う目線も変わり、上手くいかないことがあるでしょう。

そのときに、胸や頭が出来ないからと、その部分だけ集中的にやる方法についてです。

インステップ、腿、アウト、インを省いて、胸なら胸だけ、頭なら頭だけとやる人もいるでしょう。

それについては、感覚や考え方がなかなか難しいのですが、問題は、リフティングをリフティングとしてクリアしがちになることです。

例えば、胸で上手くいかないからと重点的に各部をやるというやり方は、出来ないリフティングをクリアするためだけになりがちです。

そういうリフティングのためのリフティングにならないのであれば、僕はどんなやり方でも良いと思っています。

★サッカーの技術を身につけるために

しかし、現実は子どもたちにとって、とりあえずリフティングをクリアしたい気持ちが先に来ることが多いです。

そうならないようにするには、すべて順番通りにやり、胸や頭でミスをした場合も、はじめからやり直すことが良いです。

リフティングというのは、あくまでもトレーニングであり、そのトレーニングを継続し、トレーニングレベルを上げていくのがサッカーの技術に繋がります。

ですから、一部分が出来ないからとそれを出来るようにするだけでは、サッカーの技術に繋がらないことになってしまいます。

毎回、胸でボールを落としてしまう、頭でミスばかりでは、本当に苦しいかもしれません。

しかし、その一部だけを見るのではなく、はじめからやり直し、インステップ、腿、アウト、イン、そして、苦戦している胸と頭に来たときに、ボールと身体、利き足に向き合ってやっていくことが、サッカーのボール感覚、技術に繋がるのです。

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