ボレーシュートの3つのコツ
試合や大会で、シュートが決まると盛り上がるのは当然ですが、特に盛り上がるのが、ボレーシュートです。
それほど、華やかなシュートです。
また、ボレーシュートは、華やかなだけではなくて、難易度も高く、シュート条件も限られるので、1試合の中で行うチャンスも少ないシュートです。
なので、そういったボレーシュートが決まると、周囲はより盛り上がるようになります。
先日、久保建英選手がリーグ戦で鮮やかなボレーシュートを決めていましたが、試合後はやはり絶賛されていました。
そこで今回は、ボレーシュートの4つのコツ、を紹介していきます。
ボレーシュートとは
ボレーシュートとは、空中にあるボールをシュートするスキルです。
例えば、クロスに合わせたり、浮かせたトラップをした後、または、浮き球のこぼれ球に対して、ボレーシュートを使うと効果的です。
また、浮いたボールを蹴るので、足の甲がしっかりとボールにのることで、強力なキックをすることができます。
ただ、ボレーシュートは、けっこう難しいです。
なので、良いボレーシュートを打つには、いくつかのコツが必要となります。
ボレーシュートの4つのコツ
ボレーシュートのコツは次の4つです。
- 落下地点をつかむ
- かぶせる
- ミート
- フォロースルー
以下で説明していきます。
落下地点をつかむ
まず大切なのが、しっかりと落下地点をつかむことです。
ボールがどこに落下するかがわからないと、どこでボールをミートすれば良いかもわからないからです。
落下地点をつかむには、サッカーの練習の他にも、野球やバスケットボールなど、他の球技をすることも効果的です。
野球やバスケットボールは、サッカー以上に、ボールの落下地点をみる回数が多いからです。
かぶせる
ボレーシュートでよくやりがちな失敗は、シュートしたボールが浮き上がってゴールの上に外れることです。
止まったボールやドリブルからのシュートは、下から上に足を振り上げます。
でも、同じことをボレーシュートでもすると、簡単にボールが浮き上がってしまいます。
この対策は、「下から上」ではなく、「上から下」へボールをたたくように蹴ることです。
「上から下」が難しければ、「横から下」でも良いです。
このように蹴れれば、ボールが浮いてゴールの上に外れることはなくなります。
ポイントは、足だけをかぶせるように動かすのではなく、体全体をかぶせるように動かすことです。
その時に、予備動作として、胸を逆方向に反らせると、蹴る時に体をかぶせやすいです。
この体勢は、初めは少し窮屈かもしれませんが、慣れてくると苦にならなくなります。
ミート
ボレーシュートの難しさは、空中で動いているボールに対して、体を合わせていくことです。
ドリブルなら、自分のコントロールしたところにボールを置くことができるし、慣れています。
しかし、空中のボールを蹴る回数や経験は、ドリブルや止まっているボールに比べると圧倒的に少ないです。
それが、ボレーシュートが難しい原因でもあります。
対策としては、あらゆる空中のボールに慣れることです。
実際の練習方法は、自分一人でできる練習なら、リフティングです。
もし、二人で練習できるなら、トスしてもらったり、長い距離のクロスをあげてもらう練習が良いです。
フォロースルー
フォロースルーは、ミートの次の動作です。
ボレーシュートの仕上げの段階です。
ポイントは、2点あります。
- 力を伝える
- 次のプレーにつなげる
力を伝える
フォロースルーで、ボールに力強さを与えます。
力む必要はなく、それまでの流れをしっかりと足に伝えていくイメージです。
次のプレーにつなげる
フォロースルーは、次のプレーにつなげるにも大切なプレーです。
蹴ったその足を次の一歩にします。
例えば、ボレーシュートを打った後に、相手キーパーが弾いたとします。
フォロースルーがうまくいかなければ、その弾いたボールへの反応は遅れます。
でも、フォロースルーがうまくいけば、そのままこぼれ球への反応が早くなり、押し込める可能性は高まります。
フォロースルーは、ボレーシュートの最後の仕上げであり、次のプレーへの一歩にもなります。
まとめ
今回は、ボレーシュートの4つのコツを紹介しました。
ボレーシュートのコツは次の4つです。
- 落下地点をつかむ
- かぶせる
- ミート
- フォロースルー
ボレーシュートは、難易度は高いですが、強力で華やかなので、チームを盛り上げれるシュートです。
たとえ、決まらなくても試合の流れを変える力があります。
今回の記事を参考にして、ぜひボレーシュートを身につけて、チームに貢献してください!
サッカーを小学生からはじめ、中、高校、大学と部活動に参加する。社会人では市リーグに所属し、サッカーを続ける。社会人になってからは、フットサルもプレーする。様々なチームでプレーする中で、指導的な立場も経験し、その中で上達法や楽しみ方などを伝えるようになる。40代2歳息子の父。主なポジション:ハーフ、サイドバック、好きな選手:イニエスタ、メッシ、好きな監督:岡田武
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