ワンバウンドリフティングで最適な距離を知ろう。
YJRです。
様々なプレーの共通する成功の基準は
- 認識の中心が目的地である(ボールの軌道の認識、自分が向かう場所へのアプローチ)
- 立ちどころが良い(目的地-ボール-自分が一直線)
- スキマがある(体とボールに一定の距離がある)
- トン(足の入れ替え、反力をもらう)
としています。
認識の中心が目的地になる事で姿勢も真っ直ぐになっていきます。
人間は認識した形になる性質をもっているからです。
駅や学校など、目的地に向かって歩く際は頭の位置は自然の位置になりますよね。
そして歩幅は自分が一番自然と足がでる距離になります。
自然と動くことにおいて、認識が重要になります。
そんな中で、私が成功の基準を養えるために行うおススメの練習を紹介します。
■成功する基準を養える練習
おススメはワンバウンドリフティングです。
蹴る場所はインステップのみです
インステップですので、ボールと体に一定の距離があかないとボールは上にあがりません。
例えば、脛にボールがあたってしまう場合は、ボールと体が近い事になります。
楽にボールがあがる場所は、自然と足がでる場所です。
自然と足が出る場所とは、約1歩分前です
足をリラックスしてだらりと前にだしてみるとわかりやすいです。
かつ、頭の位置が自然になるよう場所に立ちます。
そうなると勝手にスキマができます。
スキマができる立つ場所を「立ちどころ」と呼んでいます
ボールが動いても、スキマは保ち続けます。
それが重要なポイントです。
■立つ場所を意識する
意識をすることは、
ボールが自分の一歩分前になるように立つ事です。
ボールを意識するのではなく、自分の足が自然と出る距離感を意識します。
ですので、ボールが動いてもスキマを取る意識を重視します。
言うなれば、ボールに意識を向けるのではなく、自分の行動に意識をむけるわけです。
ボールに意識を向けると頭の位置がボールをのぞき込むような形になり、頭の位置が自然に立った時とは変わってしまいます。
あくまでも、自然と動いている形に近づける事が大事です。
■成功する基準は共通する
ワンバウンドリフティングが成功する基準はトラップ、キック、ドリブルなどにも共通します。
ワンバウンドリフティングが上手くいった時の一定のスキマがあるボールとの距離感、そして自然に立つことはトラップなどでもそのまま行うと成功しやすいです。
以前にも紹介した小野伸二選手の動画です。
ボールとの距離感(スキマ)と頭の位置を注目してご覧ください。
頭の位置は自然と動いている時の場所にあります。
■上手くいかない時は認識の中心がボールである
キックやドリブルやトラップをミスしてしまった時は、ボールと体が近くなりすぎて窮屈なスキマが無い状態である事が多いです。
なぜスキマがなくなってしまうのかと言うと、ボールに捉われしまっているからで、「ボールを何とかしよう」としている状態であり、そういった状態は認識の中心がボールであるといえます。
意識がボールに向かいすぎたり、またはボール以外の事を考えられなかったりする時に、ミスが起こりやすいです。
そういったミスを起こさないように、認識の中心がボールにならないようにしないといけません。
認識の中心がボールになると、ボールをのぞき込むなど姿勢もボールに向かう形になってしまいます。
逆に、足だけ延ばしてしまいのけ反ったような形になり頭の位置がおかしくなる場合もあります。
フットボールは頭が自然の位置にあった方が有利になりますよね。
また、走ったり飛んだり止まったりする場合も頭が自然の位置にあったほうが楽になります。
■自然な動きに近づける
あくまでも、ワンバウンドリフティングで認識をボールに中心にしない事が大事です。
その為にも、自分自身の動きや認識に目をむけないといけません
どうしても、リフティングなどはボールに意識が向きやすいです。
逆に、意識が向きやすい事を理解しているとボールに意識が向かないように、自分自身の動きなどに目が向きやすいです。
そうすることで、成功する基準を落としこめると思います。
非常に簡単な練習なので是非やってみてください。
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