【サッカー】リフティング練習で効果を得るためのポイントとは?

スキルアップ ドリブル パス シュート トラップ 練習法

リフティングを練習する本当の理由は、ボールコントロールを上達させるためです。

回数を競うのも 大事ですが、本質的なリフティングの効果は、ボールコントロールを上達させることが目的になります。

 

リフティング練習によって、ボールコントロールを上達させることで

・ボールタッチ

・キック精度

・トラップ

が向上します。

 

また同時にボディバランスが良くなるため、 視野が広がり、プレーに余裕ができることで、不測の事態にも対応できるようになります。

 

ロナウド、ジダン、メッシ、ロナウジーニョ、C・ロナウドなど、バロンドール受賞者の中でリフティングが苦手な選手がいるでしょうか。

“リフティングが上手い=サッカーが上手い”というわけではないですが、サッカーが上手いほとんどの選手は、リフティングが上手です。

 

では、リフティング練習の効果を得るためのポイントは何なのか。

ポイントは3つあります。

 

ポイント1:ボールの中心を蹴る

ボールの中心を蹴れなければ、自分が飛ばしたい方向と違う方向にボールが飛んでしまいます。そのため、ボールの中心を蹴ることが大事になります。

中心を蹴るイメージをしながら、連続でリフティングを行うのは難しいため、最初はボールを蹴ってキャッチする。そして、またボールを蹴ってキャッチする。これを繰り返し練習していきます。

ボールの中心を捉えられるようになってきたら、ワンバウンドや落とさずに連続してリフティングを練習します。

ボールを蹴った時に、回転が逆回転になっていればボールの中心を蹴れていることになります。

 

ポイント2:ボールをしっかり見る

プロ選手でも、ボールを見ないでリフティングをすることは難しいです。

ボールをしっかり見ることで、どこに当てればいいかが分かるんです。

ここで一つ注意するポイントは、感覚だけで蹴らないということです。

感覚だけで蹴っても、上手くはできません。もう一度言いますが、リフティングの効果はボールコントロールを上達させることです。そのため、最初はボールをしっかりと見て、ボールの中心を蹴れているかを確認しながら 、リフティングを練習してください。

慣れてくれば、視野を広げるためにボールから外しながら行う場合もありますが、最初はボールをしっかりと見て、ちゃんとボールの中心を蹴れているか確認しながら練習してください。

 

ポイント3:身体のリズム

リフティングは、ただボールを蹴ればいいわけではないです。

身体のリズムが人それぞれにあるため、リズムで身体を動かしながら練習することによって、リフティングの効果を効率よく得ることができます。

イメージとしては、ボールを蹴る動作を小さく行うイメージです。

ただ適当にリフティングを行うより、身体のリズムを意識して行うほうが、実際にボールを蹴る時に体に染み込んだリズムで蹴ることができるため、自身の成長にも大きくつながります。

 

リフティングが上手くなると、ボールの中心を捉えることが上手くなります。

その結果、ボールの中心以外の部分を蹴る回数が少なくなるため、遠くに飛ばすロングキックでもしっかりとボールの中心を蹴れるようになります。

 

また、インステップやインサイド、アウトサイドなどでリフティングが上手にできるようになると、ボールタッチが上手くなるため、普段のドリブルやキック・パスなども上手くなります。

 

普段何気なく行っているリフティング練習にも、ちゃんとした目的や効果があります。

一度、今回お話ししたポイントを意識して、リフティングを練習してみてください。

 

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