サッカーが上手くなるための生活とは
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一部の切り取りではなく(ドリブルや技などではない)、サッカーの試合を見ているからサッカーが上手くなるのです。
試合をやれば上手くなるのではありません。
育成年代での試合は、大人の言いなりのサッカーをやっているだけで、本人自身は上手くなるどころか、大人の言いなりしか出来ていないのです。
日本の子たちは、大人の指示によるパス、ドリブル、動きなどなど、すべてが大人の言いなりを植え付けられているだけです。
だから、サッカーの基礎をわかっていません。
自身で狙いを持ったプレーが出来ていない子たちばかりです。
意味のないところでドリブル、フェイント、一対一など、それらもまた本当に最悪です。
世界のサッカーも見ていない、知らないうえに、さらに、サッカーの基礎基本をわかっていない中で、大人による狭いサッカー観でやっている子たちばかりです。
それは大人たちの自分都合のサッカーであって、先ず大人がサッカーの正しい基礎基本を教えなければなりません。
常に利き足
自然に利き足を使えているかは非常に重要です。そのような子は、日本にはほぼいません。
なぜなら、日本の両足指導の弊害がものすごくあるからです。
本来、人間の自然な感覚(利き足)から上手くなるはずなのに、それを阻んでいるのが日本の両足指導です。
基礎技術のトレーニングをしっかりやる
例えば、幼稚園児が利き足のインステップウォーキングリフティングを40m(1往復)×50往復やったことがあります(約2km)。
この子はその他にも、基礎技術のトレーニングをしっかりやっているため、さらにサッカーが上手くなることに繋がっています。
たしかに、この幼稚園児は良い感覚を持っていますが、それは大人によって良くも悪くもなります。
幼い頃にレアル・マドリードにスカウトされたある選手は、幼稚園児のときのボールの持ち方はめちゃくちゃでした。
しかし、その能力によって、他の子たちを圧倒していました。
それらは、日本人が大好きな「間違ったサッカー観」の中のドリブルや技をやっていただけで、スペインに渡った現在の彼のボールの持ち方は全く別物になっています。
要するに「利き足中心」です。
レベルの高い中では、利き足にボールを置くという基礎技術は必須です。
サッカーの楽しさ、面白さは、切り取りのドリブルや技ではありません。
オフェンスもディフェンスも、パス一つ、ワンタッチ、些細な動き、感覚などなど、あるゆるところにサッカーの楽しさがあります。
大人が正しいサッカー観を伝えていかねばなりません。
大人のサッカー観によっては、子どもの成長はまるっきり変わります。
本当に上手くなれます。そのための「利き足」なのです。
普段から利き足
せっかく利き足でボールコントロールトレーニングをしていても、普段、適当に両足でボールを触っていれば、すべてが台無しになります。
それだけ、人間の身体はサッカーをするにあたって上手くなるようには出来ておらず、悪い癖はすぐ付き、すぐに下手になるということです。
だからこそ、普段からのプレーがとても大切です。
普段から利き足を意識していれば、成長スピードは必ず早くなります。
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