効果的な自主練をする6つのポイント

サッカーがうまくなる方法の一つに自主練があります。

自主練をすることで、自分の得意を伸ばしたり、弱点を改善したりできます。

しかし、自主練は全体練習と違って、チームやコーチが時間をとってくれるものではありません。

場所や時間といった制約もあります。

やりたくてもなかなかやりづらいのが自主練です。

そこで今回は、この自主練の効果的なやり方について紹介していきます。

効果的な自主練をする6つのポイント

効果的な自主練をするためのポイントは、以下の6つです。

• 場所や時間
• 何をするか
• どうすると効果的か？
• 仲間を作る
• ノートに書く
• 無理をしない

場所や時間

自主練をするには、時間と場所が問題になります。

場所は、大きく二つに分けれます。

• 普段の練習場
• 公園などのボールを使える場所

練習場は学校だったり、チームが借りているグランドだったりすると思います。

そして、自主練をするタイミングは、練習前か練習後、休日が良いです。

公園はボールを使うことが禁止の場所もありますが、一人で自主練するくらいなら大丈夫な場所もあります。

何をするか

何をするかについては、以下の2点の考え方があります。

• 得意を伸ばす
• 弱点を改善する

得意を伸ばす

例えば、自分がドリブルが得意なら、ドリブルの質を上げる練習をしましょう。

• スピード
• キレ
• 緩急
• フェイントの種類
• 視野の広さ

といったところをコーンマーカーを使うなどして、伸ばしていくと良いでしょう。

弱点を改善する

例えば、利き足と逆の足でボールを扱うのが苦手ならば、逆足の練習をしましょう。

逆足を使って、

• リフティング
• ドリブル
• キック
• トラップ

などでをして改善していきます。

試合をイメージする

自主練は人数的にゲーム形式はやりづらいので、メニューをこなすだけになってしまうこともあります。

しかし、上達するには実際の試合のような緊張感が大切です。

なので、自主練でたとえ一人や二人であっても、一つ一つのプレーを試合をイメージして行いましょう。

例えば、ドリブル練習の時に、

「このスピードなら抜けたな。」

とか、

「このキレなら止められたな。」

といったシュミレーションをすると良いです。

こうすれば、より上達が早くなります。

仲間を作る

自主練は仲間を作るとやりやすいです。

その理由は2つです。

メニューの幅が広がる

一人で練習すると、メニューが限定的になります

そんな時に仲間がいれば、練習メニューが広がります。

キックやトラップが練習できるし、1対1の練習もできます。

二人以上で練習すると、練習メニューの幅が一気に広がります。

お互いに励まし合える

練習に乗り気でない時も、仲間がいると互いに励まし合って練習できます。

もちろん、人に流されて楽な方に向かう場合もあります。

練習仲間は、お互いに高め合える相手になると理想的です。

ノートに書く

自主練はノートに記録すると効果的です。

課題を書くことで課題が明確になります。

また、自主練の回数を書くことでどれくらいしたかがわかります。

試合で課題や成果がでれば、ノートに書いて自主練に活かせます。

理想的な使い方はなかなか難しいですが、記録することは何かしら自分のメリットとして返ってきます。

無理をしない

自主練は、オーバーワークになることもあるので、注意しましょう。

やる気があるのは良いですが、普段の練習を頑張った後に疲れが残っているようだったら、自主練はやめて休養にあてるのが良いです。

ケガにもつながるからです。

自分の体調を管理する意味でも、無理をしないようにしましょう。

まとめ

今回は、効果的な自主練をするための6つのポイントというテーマで話をしました。

6つのポイントは以下の通りです。

• 場所や時間
• 何をするか
• どうすると効果的か？
• 仲間を作る
• ノートに書く
• 無理をしない

自主練は全体練習と違い、自分個人のの長所を伸ばしたり、短所を改善したりできます。

ただ、自主練に多くの時間を使うことはできないと思います。

今回の記事を参考に、効果的な自主練を行い、個人のレベルアップを達成してください！

この記事を書いた人武内颯馬
サッカーを小学生からはじめ、中、高校、大学と部活動に参加する。社会人では市リーグに所属し、サッカーを続ける。社会人になってからは、フットサルもプレーする。様々なチームでプレーする中で、指導的な立場も経験し、その中で上達法や楽しみ方などを伝えるようになる。40代2歳息子の父。主なポジション：ハーフ、サイドバック、好きな選手：イニエスタ、メッシ、好きな監督：岡田武