競り合いに勝つための4つのコツ
先日自分のチームの試合を見ていて、競り合いに弱い選手をみかけました。
中盤でボールをキープしていて、敵がプレスをかけて体をぶつけられると、かなりの確率でボールを取られていました。
その選手は、技術的にもフィジカル的にも悪い選手ではなかったですが、競り合いのコツを知らなかったようです。
しかし、競り合いにはコツがあるので、それを知り、磨くことができれば、競り合いには強くなれます。
そこで今回は、競り合いに強くなるための4つのコツを紹介したいと思います。
競り合いに勝つための4つのコツ
競り合いに勝つためのコツは、次の3つです。
- 相手を見る
- 手を使う
- 腰を使う
- 先にぶつかる
それぞれ説明していきます。
相手をみる
競り合いに弱い選手は、ボールだけを見てプレーしがちです。
そうではなくて、競り合いに勝つには、まず競り合う相手をしっかり見ることが大切です。
- どのような体格やスピードか
- どの方向からくるか
- どのタイミングでくるか
- 何を考えながらくるか
相手を見ながら、競り合う前に、このような情報を得ておきます。
その上で、自分が有利になる状況を前もって作るようにします。
まずは、相手をしっかりみること、これが競り合いに勝つコツの大前提になります。
手を使う
手を使うことのメリットは、2点あります。
相手をブロックできる
手を使って相手を抑えることで、相手をブロックできます。
手をうまく使うことができれば、相手としてはかなり邪魔な存在になります。
ただし、使いすぎるとファールになってしまいます。
なので、手を動かして相手を止めるのではなく、手を止めた状態で相手をガードするイメージで手を使うと良いでしょう。
相手を把握する
手を使って相手に触ることで、相手の位置や何を考えているかがわかります。
手を使えば、見えない場所にいる相手のことが把握できるので、とても便利です。
はじめは難しいかもしれませんが、身につけるとかなり使えるので、普段から練習しておきましょう。
腰を使う
キープする時に大事なのが、ボールと相手の間に自分の体を入れてキープすることです。
そして、体を入れる時は体をそのまま持っていくより、腰から体を移動させた方が効果が高いです。
腰から動かすことによって、ボールを包み込むようにキープできるし、重心も低くなって、相手を抑えやすくなるからです。
このことは実際に体感しないとわからない部分も大きいので、練習で試しながらやってみてください。
ポイントとしては、足先だけではなく、体全体を移動させるイメージで行うことです。
先にぶつかる
ぶつかり合いの競り合いで相手に勝つコツは、相手がぶつかりたいタイミングとは違うタイミングでぶつかることです。
通常は、ディフェンスがボールキープをしている相手にぶつかりにいきます。
しかし、ここではボールキープしている方がぶつかりにいくことをオススメします。
その有利さは、2点あります。
力が出せる
自分からぶつかりにいった方が自分のタイミングなので、力をより出すことができます。
その時はボールへの意識よりも、相手への意識を優先することがコツです。
ただし、あまりにボールをほったらかしてぶつかりにいくと、ファールになってしまいます。
あくまで、ボールをキープしている状態で行うのが基本です。
相手のタイミングを崩せる
自分が自分のぶつかりたいタイミングを持っているように、相手も相手のタイミングを持っています。
ボールだけを意識している選手に対しては、ディフェンスは好きなタイミングでぶつかれます。
しかし、今回提案しているようにオフェンスのタイミングでぶつかると、ディフェンスは意表を突かれ、力が入りません。
相手に力を出させないことも、競り合いに勝つコツです。
まとめ
今回は、競り合いに勝つためのコツについて紹介しました。
競り合いに勝つコツは、以下の4つです。
- 相手を見る
- 手を使う
- 腰を使う
- 先にぶつかる
まずは相手をしっかりと見て、相手の状況を把握することです。
そして、手と腰を使ってボールキープをします。
また、チャンスを見て自分からぶつかりにいくと、有利な状況を作れます。
今回の記事を参考に、ぜひ競り合いに強い選手になってください!
サッカーを小学生からはじめ、中、高校、大学と部活動に参加する。社会人では市リーグに所属し、サッカーを続ける。社会人になってからは、フットサルもプレーする。様々なチームでプレーする中で、指導的な立場も経験し、その中で上達法や楽しみ方などを伝えるようになる。40代2歳息子の父。主なポジション:ハーフ、サイドバック、好きな選手:イニエスタ、メッシ、好きな監督:岡田武
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