得点力のあるミッドフィルダーになる3つのポイント
先日のキリンチャレンジカップにおいて、日本代表はウルグアイと対戦しました。
その中で得点を奪い、一際目立っていたのが、バルベルデ選手です。
中盤でプレーしながら得点を取る力は、世界的にみてもトップクラスです。
そこで今回は、バルベルデを参考にして、得点力のあるミッドフィルダー、をテーマに話をしたいと思います。
目次
得点力のあるミッドフィルダーになる3つのポイント
得点力のあるミッドフィルダーになるためには、3つのポイントがあります。
- シュートレンジを広くする
- 運動量を多くする
- メンタルを強くする
シュートレンジを広くする
得点力のあるミッドフィルダーは、シュートレンジが広いです。
シュートレンジを広くするには、次の2つの考え方が大切です。
- 長い距離のシュートを意識する
- キック力を強化する
長い距離のシュートを常に意識する
シュートレンジが広いということは、どこからでもシュートを狙うということです。
長い距離のシュートは、相手の守備範囲を広くしたり、意表を突いたりできる点でも非常に効果的です。
逆に考えると、シュートレンジの狭い選手は、はじめからパスやドリブルの選択肢しか持っておらず、ロングシュートを意識していません。
そうなると、相手からすると怖くありません。
ロングシュートの意識を持つためには、練習からロングシュートの意識を持ち、シュートを繰り返し打っておくことです。
練習を積むことで、打つタイミングや自分の限界の範囲がわかります。
シュートエリアも、正面だけではなく、右左からも幅広く打てるようになっておくと良いでしょう。
キック力を強化すること
ロングシュートの意識やタイミングをつかんでも、実際のキック力がなければ、シュートが決まる確率は高くなりません。
なので、単純なキック力を強化する必要があります。
キック力を上げるには、まずは何度も練習して自分の中で良いシュートフォームを身につけることです。
そして、それと同時に筋トレすることで足の力を上げることです。
キック力強化のためには、下半身の強化が大切で、特に、
- 大腿四頭筋
- ハムストリングス
などを鍛えると力がつきます。
下半身の強化には、
- スクワット
- ランジ
などのトレーニングを行うのが良いでしょう。
運動量を多くする
得点力のあるミッドフィルダーは、運動量が多いです。
そして、ただ動けば良いというわけではなく、以下の2つのポイントがあります。
- 味方ゴールから敵ゴールまで幅広く動く
- 前線を追い越す
味方ゴールから敵ゴールまでの幅広く動く
ゴールを奪う選手は幅広い動きが必要です。
なぜなら、ミッドフィルダーの役割は得点だけではなく、守備にもあるからです。
なので、味方陣地で守っていても攻守が切り替われば、敵ゴールまで走り、そこでも質の高いプレーをするという持久力が必要になります。
ディフェンスラインの裏をつく
幅広い運動量に加えて大切なのが、ディフェンスラインの裏をつくことです。
得点力のあるミッドフィルダーは、敵ゴール前に上がるだけでなく、そのディフェンスラインの裏をつく所まで上がることができます。
ディフェンスラインの裏を突くことは、運動量とフォワード的なセンスが必要になるので、持久力と高い意識が必要です。
持久力のつけ方
ここでは、2つトレーニングを紹介します。
有酸素トレーニング
心拍数が1分間に130拍前後となる強度で、15分間程度ランニングを行います。
そして、インターバルを挟んでもう1セット繰り返します。
インターバルトレーニング
500mを1分半のスピードで走り、1分休憩を挟み再び走ることを数セット繰り返します。
それぞれ、自分のペースに合わせて距離や時間を調整しましょう。
メンタルを強くする
ミッドフィルダーは、競り合いの多いポジションなので、持久力と同じくらいメンタルの強さが大切です。
そして、ゴール前はより激しいメンタルのぶつかり合いです。
メンタルの鍛え方はいくつかありますが、ここでは2点紹介します。
イメージトレーニング
自分が中盤だけではなく、まるでフォワードであるかのように、ゴール前でのプレーをイメージしておきます。
プレー回数は少なくても、それをイメージ回数で補うわけです。
練習で経験しておく
試合でゴール前でのプレーは少ないかもしれませんが、練習でゴール前のプレーを増やしておきましょう。
もしできるなら、フォワードへポジションチェンジする機会をチームにもらってプレーすると、より効果的です。
まとめ
今回は、得点力のあるミッドフィルダーになる3つのポイント、というテーマで書きました。
- シュートレンジを広くする
- 運動量を多くする
- メンタルを強くする
3つのポイントを高めることは簡単ではないですが、練習を積めば確実に高めることはできます。
今回の記事を参考にして、ぜひバルベルデのような得点力のあるミッドフィルダーになってください!
サッカーを小学生からはじめ、中、高校、大学と部活動に参加する。社会人では市リーグに所属し、サッカーを続ける。社会人になってからは、フットサルもプレーする。様々なチームでプレーする中で、指導的な立場も経験し、その中で上達法や楽しみ方などを伝えるようになる。40代2歳息子の父。主なポジション:ハーフ、サイドバック、好きな選手:イニエスタ、メッシ、好きな監督:岡田武
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