プレスを回避する3つの方法

スキルアップ 武内颯馬

試合中、特に中盤をやっていると、相手のプレスに苦しむことがあります。

相手ディフェンスの一人一人の動きが速かったり、チームで連動していたりすると、簡単にボールを奪われたりします。

そういった強いプレスにハマってしまうと、試合に勝つことはとても難しくなります。

プレスにハマらないように前線に蹴ってしまうことも、一つの戦い方としてはアリです。

しかしそれでも、プレスから逃げ続けては試合の主導権は取れません。

そこで今回は、そんな強いプレスの回避方法を紹介します。

プレスを回避する3つの方法

個人的な話をすると、高校のサッカー部でプレーした時に最も中学時代との差を感じたのが、プレスの速さでした。

中学までは、受けて前を向くことはできていましたが、高校に入ってからはかなり余裕がなくなったのを覚えています。

それでも、ずいぶんと後になってプレスには対応できるようになりました。

当時もし、そのプレス回避のポイントをはじめから知っていれば、苦労する時間を短縮できたと思っています。

そして、そのポイントは3つです。

  • 慣れる
  • 総合的な力をつける
  • コンビネーションを磨く

慣れる

プレスに戸惑う理由は、そのスピードです。

スピードが速いとそれに対応できず、ボールを奪われてしまいます。

しかし、プレスのスピードには目や体が慣れてきます。

初めは速さに戸惑ったとしても、練習や試合でその速さを体感しているうちに、徐々にそのスピードが普通になってきます。

すると、目で追えるようになり、体が自然と対応できるようになってきます。

例えば、中盤で後方からのボールを受ける時、慣れていなければターンをするかどうかの判断は遅くなります。

しかし、慣れてくれば、プレスが来ていれば後ろに戻す、プレスが来ていなければ前を向く、といった判断を早く下せるようになります。

これはプレスのスピードに慣れて、余裕が生まれたからです。

この、慣れればプレスは回避できるようになる、ということを知っておけばプレスに対して必要以上に恐れることはありません。

総合的な力をつける

プレスを交わすためには、一つの技術だけでは足りません。

例えば、ドリブルだけを練習して伸ばしても、パスやトラップの技術が低ければ、実際に試合で成果はでません。

ドリブルもパスもトラップもこなせることで、自分の選択肢が増え、敵ディフェンスが迷うことになります。

ドリブルで100点、他のスキルで70点よりは、全てのスキルが80点の方が実際の試合ではプレス回避をしやすいです。

ドリブルという武器は、プレス回避ができて、はじめて力を発揮できるようになります。

このようにプレス回避という意味では、総合的な力を伸ばすことが効率的なやり方です。

コンビネーションを磨く

たとえ自分の能力が上がっていなくても、プレスを回避できるようになる方法はあります。

それは、コンビネーションを磨くこと、です。

まずは個人のスキルが一番大切ですが、さらにコンビネーションを上げることでチームとしてプレスを回避できるようになります。

個々の意思疎通を図ったり、チームとしての約束事を決めれば、プレスに対して先回りをすることができます。

そのためには、普段からの練習で意見を出し合ったり、シュミレーションを行ったりして準備をしておくことが大切です。

まとめ

今回は、プレスを回避する、というテーマで進めました。

プレスを回避する方法は、以下の3つです。

  • 慣れる
  • 総合的な力をつける
  • コンビネーションを磨く

強いプレスを受けることは、どんな選手やチームも嫌なものです。

それでも、慣れて、総合的な力をつけて、コンビネーションを磨けば、突破口は必ず見えてきます。

今回の記事を参考に、ぜひプレスに強い個人とチームになってください!

 

この記事を書いた人武内颯馬武内颯馬
サッカーを小学生からはじめ、中、高校、大学と部活動に参加する。社会人では市リーグに所属し、サッカーを続ける。社会人になってからは、フットサルもプレーする。様々なチームでプレーする中で、指導的な立場も経験し、その中で上達法や楽しみ方などを伝えるようになる。40代2歳息子の父。主なポジション:ハーフ、サイドバック、好きな選手:イニエスタ、メッシ、好きな監督:岡田武
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