戦術に適応する選手になってチームに貢献しよう
今回、日本がワールドカップで活躍した理由の一つは、いくつかの戦術を駆使したからです。
例えば、スペイン戦でいえば、前半はチーム全体で引いて守りを固めました。
そして、後半開始早々に前線にプレスをかけて、2ゴールを奪いました。
次に、終盤は守りを固めて、スペインの攻めを完全に抑えました。
この試合の中で日本は、守り、攻め、守りと、2回戦い方を変えています。
これは、ワールドカップでの日本代表の話ですが、今後こういった戦い方をするチームは、あらゆるレベルで増えてくる思います。
そこで、このような戦術に適応するには、どう考えれば良いかを紹介したいと思います。
戦術的に適応する選手の2つのパターン
戦術的に適応する選手には、以下の2つのパターンがあります。
- 1試合を通す選手
- 途中交代、または途中出場の選手
それぞれの選手のプレーの仕方や考え方を述べていきます。
1試合を通す選手
1試合を通してプレーし、戦術的に適応するためには、その選手の中に2つの側面を持つ必要があります。
攻撃的にプレーすることと、守備的にプレーすることです。
例えば、次のような作戦をチームが取るとします。
先制点が欲しい序盤に、攻撃的にプレーして、得点を狙いにいく。
そこでもし、先制点を奪うことが出来れば、今度は守備的にプレーして、守りを固める。
このような作戦をチームが取った場合、選手もプレースタイルを変えなければなりません。
チームが攻撃的になっているのに、選手が守備的に進めたり、逆に、チームが守備に回っているのに、選手が点を取りにいくだけのプレーをすることはできません。
なので、1試合を通してプレーする選手は、攻撃的にも守備的にもプレーできなければならず、その切り替えもうまくしなければなりません。
途中交代、または途中出場の選手
チームが戦術を変えて戦うには、1試合を通して戦う選手だけでは、不十分です。
途中交代、または途中出場する選手の役割が重要になります。
そして、そういった選手は、主に2種類に分かれます。
- 攻撃的か守備的か
- 特徴を持つ
攻撃的か守備的か
戦術に適応する選手になるには、攻撃的か守備的かどちらの能力が秀でていると使われやすいです。
チームがどちらかの戦い方を選ぶ時に、その選手を選択すれば良いからです。
例えば、後半過ぎて、1失点負けているとします。
その時は、攻撃的な選手を投入して、点を取りにいきます。
また逆に、試合の終盤にチームが1点勝っている時は、守備的な選手を投入することで守りを固めます。
また、そうなるためには、技術以外にもメンタルが大切になります。
ベンチから出場する少ない時間で、点を取る、守るというのは、強い決意が必要です。
まずは、自分が攻撃的か守備的か、どちら側が合っているかを考えてみましょう。
特徴を持つ
攻撃的か守備的か以外にも選手は、特徴を持つことはできます。
特徴は、攻撃でも守備でも使えるので、監督としても使いやすいです。
- スピード
- 運動量
- 高さ
- 声を出す
スピード
スピードのある選手は、攻撃面で目立ちますが、守備でも活かせます。
ディフェンダーとしても、スピードを活かして、広い範囲を守ることができます。
運動量
運動量のある選手は、特に試合の終盤で貢献度が高くなります。
相手にとっても嫌ですし、疲れた味方にとっても、頼りがいのある存在になります。
高さ
高さは攻撃でも守備でも使うことができます。
特に、セットプレーでは力を発揮します。
多少技術で劣ることがあっても、高さの武器は最大限に利用したいところです。
声をだす
途中から試合に出場して声をだせる選手は、価値が高いです。
監督からの意図をチームに伝えたり、精神的な力をチームに与えることができるからです。
声をだすこと自体は難しいことではありませんが、それができるかできないかは、その選手の性格にもよります。
なので、もし自分が声をだすのが得意だと思うなら、ぜひその能力を伸ばしましょう。
まとめ
戦術に適応できる選手になると、試合での貢献度は高くなります。
1試合を通して出る選手は、試合の中でプレースタイルを変えることができると、活躍の時間が増えます。
プレースタイルは色々とありますが、まずは攻撃的か守備的かを切り替えれる選手になりましょう。
また、途中出場の選手も自分の特徴を出すことで戦術に対応できる選手になり、チームに重宝されるようになります。
一つには、攻撃的や守備的、使いやすい選手になりましょう。
もう一つは、攻撃面でも守備面でも活きる自分の特徴を持ちましょう。
特徴の例としては、
- スピード
- 運動量
- 高さ
- 声をだす
といったものがあります。
今回の記事を参考に、ぜひ戦術に適応できる選手になって、チームに貢献してください!
サッカーを小学生からはじめ、中、高校、大学と部活動に参加する。社会人では市リーグに所属し、サッカーを続ける。社会人になってからは、フットサルもプレーする。様々なチームでプレーする中で、指導的な立場も経験し、その中で上達法や楽しみ方などを伝えるようになる。40代2歳息子の父。主なポジション:ハーフ、サイドバック、好きな選手:イニエスタ、メッシ、好きな監督:岡田武
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