ゴール前で仕掛ける選手になろう
ワールドカップでの日本代表の活躍、すごいですね。
強豪相手にも、堂々とサッカーをしています。
特に印象的なのが、ゴール前での仕掛けに迫力があること、です。
ゴール前の迫力が、そのまま日本サッカーの勢いとなっています。
そこで今回は、このゴール前で勝負すること、について紹介したいと思います。。
目次
ゴール前で仕掛ける3つのメリット
ゴール前で仕掛けることは、一見当たり前のように思われますが、仕掛けずに相手のディフェンスラインの外で無駄にボールを回してしまうことは、よくあります。
仕掛けると、その分ボールを失うリスクも高くなります。
そのリスクを恐れて仕掛けない傾向の選手は、けっこういます。
そこで、ゴール前で仕掛けるメリットとして、以下の3つを挙げます。
- 点が入りやすい
- ボールを失ってもピンチになりにくい
- リスクなしでは崩せない
点が入りやすい
当然のように、ゴール前でプレーすると、点が入りやすいです。
距離が近いからシュートを止めにくい。
そして、意図したシュートでなくてもディフェンダーに当たったり、味方に当たったりして入る可能性もあります。
また、仕掛けることでファールをもらったり、敵がハンドをすると、ペナルティエリア内ならPK、ペナルティエリア外でもフリーキックのチャンスになります。
ゴール前で勝負することは、大きなチャンスであり、相手も嫌がることなのです。
ボールを取られてもピンチになりにくい
相手ゴール前でボールを奪われたとしても、味方ゴール前までは距離があります。
その間に相手の攻撃を遅らせれれば、守備の陣形を作ることができます。
ボールを失う場所がもし、ゴール前ではなく、中盤や味方ゴール前ならば、一気にピンチに陥ります。
そう考えると、相手ゴール前は、ボールを奪われてもまだ余裕があります。
仕掛けることは、ボールを失うリスクはありますが、場所を考えると失点の可能性は低いです。
リスクなしでは崩せない
ゴール前は、当然ながら相手が必死に守っています。
それを崩すには、きれいに崩したり、成功率の高いプレーばかりでは、崩せません。
ボールを奪われるリスクをとって、チャンスを作らなければなりません。
それには、ピッチ全体を同じようにプレーするのではなく、ゴール前に力を注力した方が効率的です。
リスクを取って、しっかりとリターンを得る行動が仕掛けるということです。
ゴール前で仕掛けないデメリット
仕掛けずにボールを回して、様子を伺うこともできます。
では、仕掛けないと何が起こるか。
次の2点のことが起こります。
- ダラダラした展開になる
- 自分の力を発揮できない
ダラダラした展開になる
よく見る展開が、ゴール前でパスを回すだけで時間を浪費してしまうことです。
そして、サイドから単純なクロスを送っても相手が準備できているので、簡単にクリアされてしまいます。
相手が逃げ切りにはいった場合は、最悪な展開と言えるでしょう。
ゴール前で仕掛けないと、こういったパターンにハマりやすいです。
個性を発揮できない
攻撃的な選手にとって、ゴール前で仕掛けないと、自分の個性が発揮できません。
ゴール前より後ろのエリアでは、基本的には、簡単につないで、ゴール前に運ぶことが求められます。
しかし、つなぐだけだと、シュート、ドリブル、スルーパスといった決定的なプレーはできません。
つまり、個性が失われてしまうのです。
仕掛けない理由と対策
ゴール前で仕掛けることができない理由の一つは、味方に遠慮してしまうことです。
そして、その対策としては、理論と強い気持ち、です。
味方に遠慮してしまう
ゴール前で勝負しない理由の一つとしては、味方に遠慮してしまうことです。
もし、自分のところでボールを取られたり、ミスをしたらと思うと消極的になります。
そう考えてしまうと、自分で仕掛けるよりも、周りにパスを回す選択肢を選んでしまいます。
理論と強い気持ち
この遠慮や消極的になってしまう対策としては、まずは、理論を持つことです。
ゴール前では仕掛けることが大切であり、リスクは少ないということ、を基本的な考えにします。
そして次に、失敗を恐れずにチャレンジする強い気持ち、を持つことです。
その理論と気持ちの両方を持てれば、思い切って仕掛けることができます。
まとめ
今回は、ゴール前で仕掛ける選手になろう、というテーマで話を進めました。
ゴール前で仕掛けるメリットは、3つあります。
- 点が入りやすい
- ボールを失ってもピンチになりにくい
- リスクなしでは崩せない
そして、ゴール前で仕掛けないデメリットは、以下の2つです。
- ダラダラした展開になる
- 個性を発揮できない
最後に、仕掛けれない理由として、味方に遠慮してしまうこと、そしてその対策として、理論と強い気持ちを持つこと、を提案しました。
ゴール前で仕掛けれる選手は、チームを勝利に導ける選手です。
今回の記事を参考に、ぜひ、ゴール前で仕掛けれる選手になってください!
サッカーを小学生からはじめ、中、高校、大学と部活動に参加する。社会人では市リーグに所属し、サッカーを続ける。社会人になってからは、フットサルもプレーする。様々なチームでプレーする中で、指導的な立場も経験し、その中で上達法や楽しみ方などを伝えるようになる。40代2歳息子の父。主なポジション:ハーフ、サイドバック、好きな選手:イニエスタ、メッシ、好きな監督:岡田武
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