スピードをコントロールする選手になろう
- 自分にはスピードがない
- 相手に走り勝つのは苦手
こんな悩みを持つ選手は多いと思います。
でも、そんな選手でも活躍できる道はあります。
その一つが、スピードをコントロールする選手になる、ことです。
自分が走るのが速くなくても、味方をうまく活かすことでチームに貢献すれば良いのです。
今回はそんな、スピードをコントロールする選手、になるためのコツを紹介します。
目次
スピードをコントロールするとは
スピードはあるにこしたことはありませんが、なくてもサッカーの試合では活躍できます。
その理由は、以下の3つです。
- スピードは能力の1つでしかない
- スピードのある選手だけでは、攻撃は単調になる
- スピードがある選手を活かせば良い
スピードは能力の1つでしかない
基本的にサッカーは、アスリート能力がものをいうスポーツです。
当然、速く走れる選手は試合で有利です。
でも、サッカーはボールを扱うスポーツである以上、最も活躍できる選手は、ボールを賢くコントロールする選手です。
それがサッカーの面白いところです。
スピードのある選手だけでは、攻撃は単調になる
もし、スピードのある選手ばかりでコントロールする選手がいなければ、チームは良い攻撃はできないでしょう。
相手チームにとって、速い攻撃は確かに嫌ですが、速いだけなら対応はしやすいからです。
速いだけではダメで、緩急があることが大切です。
それによって、よりスピードが活きてきます。
スピードがある選手を活かせばよい。
たとえ自分にスピードがなくても、ボールを賢くコントロールできれば、スピードのある選手を活かすことができます。
例えば、スピードのある選手が活きるような縦に長いパスを出すことや、速い選手の代わりに中盤のつなぎ役を担当することをすれば良いです。
逆にいうと、スピードのある選手は、それらのプレーが得意ではない場合も多いです。
スピードをコントロールする5つのポイント
スピードのある選手を活かし、スピードをコントロールするには、5つのポイントがあります。
- ボールをしっかり止めてキープすること
- 前に急がない
- ドリブルミス、パスミスをしない
- 長いパスの精度を高める
- ワンツーを使う
以下、説明していきます。
ボールをしっかり止めてキープすること
スピードをコントロールするには、まずは自分に来たボールをしっかり止めれなければなりません。
そして、相手にとられない所にボールを置いて、確実にキープやパスをします。
そうしている間に、周りの味方選手がフォローに回れる時間が作れます。
前に急がない
スピードをコントロールする上で大切なことの一つは、前に急がないことです。
攻撃の選手は、基本的にドリブルやパスでボールを前に進めたいものです。
でも、前にボールを進めると、その分相手に奪われる可能性も高くなります。
スピードをコントロールする上で前に急ぐことは、絶対にしてはなりません。
ドリブルミス、パスミスをしない
サッカーはチャレンジとミスで成り立っているスポーツなので、ミスは当たり前のようにあります。
でも、スピードをコントロールする時には、ドリブルミスとパスミスはしてはいけません。
なぜなら、ドリブルとパスで時間を作らないといけないからです。
逆にいうと、時間を作るためには、簡単なパスやドリブルで構いません。
- バックパス
- 横パス
- 後ろへのドリブル
こういったプレーで時間を作りましょう。
これらなら、ミスをせずにプレーできるはずです。
長いパスの精度を高める
時間を作ることができたら、今度は長いパスを使うようにします。
長い縦パスやスルーパスは、スピードのある選手の特徴を最も活かせるからです。
特に、スピードのない選手からのスピードのある選手へのボールは、ギャップによってよりスピード感を増します。
その時に気をつけることは、受け手にとってギリギリ取れるエリアにパスを送ることです。
簡単に間に合ってしまうようなパスでは、スピードを最大限に活かしたとは言えないからです。
ワンツーを使う
一本のパスを通して終わり、だと攻撃は単調になりがちです。
そのような場合は、ワンツーが有効です。
特に、短いエリアでワンツーを使うと、パス回しにリズムがでて、自分にスピードがなくても、相手をはがすことができます。
長いパスとワンツーの併用がスピードをコントロールする上で、最大の武器になります。
まとめ
サッカーは自分がスピードがなくても、スピードがある選手を活かすことで、活躍できます。
そしてそのためには、スピードをコントロールする選手になることです。
今回の記事を参考に、スピードをコントロールする選手になって、試合で活躍してください!
サッカーを小学生からはじめ、中、高校、大学と部活動に参加する。社会人では市リーグに所属し、サッカーを続ける。社会人になってからは、フットサルもプレーする。様々なチームでプレーする中で、指導的な立場も経験し、その中で上達法や楽しみ方などを伝えるようになる。40代2歳息子の父。主なポジション:ハーフ、サイドバック、好きな選手:イニエスタ、メッシ、好きな監督:岡田武
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