休みをとることも上達には大事
サッカー選手が個人的に休みをとることは、ネガティブなイメージを持つ人もいるかもしれません。
しかし、時にはチームの休みとは別に、個人的な休みをとることは、大切なことです。
なぜなら、必ずしもチームと個人のコンディションとが合っているとは限らないからです。
そして、個人的なコンディションが良くなければ、サッカーは上達できません。
そこで今回は、個人的に休みをとること、について考えていきたいと思います。
目次
休むことのメリット
まずは休みことのメリットについて、いくつか紹介します。
気持ちがリフレッシュする
毎日サッカーを続けていると、たまに、練習が億劫になることもあると思います。
それは、サッカーに対する心が疲れているからです。
もしかしたら、サッカーをし過ぎているのかもしれません。
いくら好きなことでも、毎日続けていたら飽きることはあります。
それに、練習が楽しくなかったり、レギュラー争いなどの競争にストレスを感じてしまうこともあります。
そんな時は思い切って休みましょう。
2,3日休むと心が軽くなります。
もともと好きなサッカーなので、当然です。
サッカーから少し距離を置くことで、またやりたくなる気持ちを取り戻せば良いのです。
体の疲れがとれる
しっかりと休むと体の疲れがとれます。
体の疲れをとることは、ケガを防ぐことにもなります。
なんとなく疲れを感じたままプレーを続けると、自分でバランスを崩したり、相手のプレーをうまくかわせなくなってしまいます。
そういった時に限って大きなケガをしがちです。
疲れなら2,3日休めば回復するような時でも、ケガをすることで数週間から数カ月の長期休養を余儀なくされることもあります。
疲れを感じたら、積極的に休むように心がけましょう。
違うことをする時間ができる
休みをとることで、普段と違うことをすることも大切です。
例えば、毎週毎週サッカーの予定が入っていると、家族旅行に行く時間はありません。
家族で旅行やキャンプに行く体験というのは貴重で、その時期にしか出来ない可能性もあります。
保護者からも、子供のサッカーの予定がいっぱいで、それ以外の家族のイベントを行うのが難しい、と聞いたこともあります。
家族と過ごす時間の他にも、何か違った趣味も時には大切です。
サッカーとは違った趣味で好奇心を満たすことは、人生にとって有意義です。
例えば、音楽や絵画など、いわゆる文化系な趣味はサッカーとは違う感性を磨いてくれます。
時には休んで、サッカーとは違うことを体験してみましょう。
結果パフォーマンスが上がる
休むことは、体も心もリフレッシュできるので、パフォーマンスは上がります。
同じようなスケジュールを繰り返しているとマンネリしてしまうことはあるでしょう。
なので、時にはパターンを崩した休みのとり方も工夫すると良いでしょう。
個人的には、クラブ活動において、1~2ヶ月のオフをとる方法も、効果的ではないかと思っています。
休むために
とはいえ、簡単に休めない、といった意見を持つ人もいると思います。
そんな人は、以下のように考えてみてはどうでしょう。
周りを気にしすぎない
休むと周りに何か言われる、とか、周りに迷惑がかかる、など、周りを気にしすぎるのはやめましょう。
なぜなら、周りの人は所詮他人であって、本人のコンディションに責任を持つわけではないからです。
また、一人の選手が休んだことで、何かとても都合が悪くなるようなクラブは、組織として問題があります。
もちろん、大事な試合や人数が少ないチームでは、一人一人がとても重要な存在です。
しかし、それでも、個人の選択が尊重されないようなチームは良いチームとはいえません。
良い環境を選ぶ
もしチームを選べるならば、休みがとりやすいかどうかも判断材料にいれてみましょう。
ネガティブな意味ではなく、ポジティブな意味でしっかり休みをとらせてくれるチームは、選手のことを考えてくれています。
事前の話し合いなどで、そういった情報もできるだけ集めておきましょう。
まとめ
サッカーを続けたり、上手くなるには、時に、休むことがとても大事になることがあります。
ケガや定休日の時に休むのはもちろん、自分のタイミングで休みが必要な場合もあります。
うまく休みがとれれば、結果的にパフォーマンスは上がりますし、人としても豊かになります。
主体的に休みをとれるよう、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください!
サッカーを小学生からはじめ、中、高校、大学と部活動に参加する。社会人では市リーグに所属し、サッカーを続ける。社会人になってからは、フットサルもプレーする。様々なチームでプレーする中で、指導的な立場も経験し、その中で上達法や楽しみ方などを伝えるようになる。40代2歳息子の父。主なポジション:ハーフ、サイドバック、好きな選手:イニエスタ、メッシ、好きな監督:岡田武
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