パス出しの時にフェイントを使っていますか?
4月に入りました。新シーズンの始まりですね。
読者の皆さんも、進級や進学で新しいチームでの活動を楽しみにしていることでしょう。
Jリーグは開幕して、さっそく4ゲームが行われています。
横浜FMが連勝していますね。好調な滑り出しです。
今夜は、大宮とのゲーム。無敗どうしの戦いですね、楽しみです。
三浦は、指導者としてJリーグや海外のゲームを観戦していろいろと指導に役立つ場面を集めています。
プロのサッカーは11人制ですが、1対1の場面に特に興味を持って見ています。
少年サッカーは8人制なので人数が少ないため、1対1の場面は11人制よりも多いですね。
1対1の攻防というと、ドリブルで突破するとかキープするという場面を思い浮かべるでしょう。
ドリブル突破の成功には、スピードとそれを活かすためのフェイントが欠かせませんね。
特に、スピードに乗ったドリブルから簡単なフェイントで相手デフェンスの逆をとって抜き去る場面は、きっと選手も気持ちいいと思っていることでしょう。
相手の逆を取るというフェイントですが、ドリブルだけでなくパスを出す場面でも活用されています。
パスを出す前にボールを受けますが、これをトラップと呼んでいますね。
トラップとは「わな」のことですが、トラップからパスという流れでも、「フェイント」を入れるととても有効です。
相手の予測の裏をかいて、逆方向にボールを止めてパスを出す。
完全にフェイントですね。
右足で受けるふりをして、体の向きをさっと入れ替えて左足でトラップする。
これだけで、デフェンスは戸惑います。
ボールに1歩寄せて、ボールに近い足でトラップするふりをして、実は、ボールから遠い足でトラップする。
相手はボールを奪うタイミングを外されてしまいます。
このように、トラップひとつで十分にフェイントの効果がありますが、さらにパスそのものにもフェイントを入れることが出来ます。
味方から味方に渡すパスですが、いろいろな工夫をすることでパスが通り易くなるばかりでなく、パスを受けた味方が受けやすく次のプレーにつなげやすくなるという効果があります。
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プロどうしのゲームでは、とても速いボールを蹴っています。
パスを受ける動きも、とても速いですね。
速いボールを蹴らないとパスが通らないということもありますがボールを受ける選手の動きとマッチしなければパスは成功しません。
三浦がチームで指導する際は、ボールを持っている人よりもボールを受ける人の動きでパスの成功、失敗が決まると言っています。
ボールを持っている人は、相手デフェンダーのプレッシャーを受けながら、味方の動きを見る必要があります。余裕がないので、周りが助けてあげようという事です。
しかし、パスが上達するためには周りの助けにプラスしてパス出しの技術を高める必要があります。
トラップからパスまでの間にフェイントを入れることもその技術のひとつです。
その他にも、パス出しにはたくさんの細かい技術があります。
バルセロナの選手のインタビューを聞いた時や、スポーツ誌でのコメントを読むと「そんなことまで考えているとは思わなかった」という内容に出会うことがあります。
わずか数秒の間にそんな駆け引きをしているとは・・・
たかがパス、されどパス。パス一本でも、とても深いものです。
明日から、いつものパスの練習では、奪いにくる相手デフェンダーをイメージしながら1本、1本練習してみましょう。
どれだけ実戦の場面をイメージ出来るか?実は、そこに上達の秘訣が隠れているかも知れません。
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