ボールウォッチャーになる選手の特徴

スキルアップ

夏休みに入りましたね。
一部地域を除き、梅雨も明けました。

先週末から遠征に出かけているチームも多いことと思います。

私のチームは8月12日まで毎週何かしらの大会があります。

夏休みの大会は交流大会の意味合いが強く、
ふだんのタイトル戦やリーグ戦と異なり
勝敗にこだわらずに楽しめる大会もあります。

スタメンになれない選手やBチームの選手も
このような大会ではどんどんスタメンで使っていきます。

やはり、サッカーは試合に出ることで上手くなるので、経験の場が必要です。

ふだんは交代出場でフルタイムでプレー出来ない
選手たちも、交流大会ではフルタイム出場します。

フルタイム出場することで、試合開始直後や
終了間際の雰囲気など試合の流れを体験できます。

また、個人とチームの疲労度合いも体感できて、
フルタイムでプレーするためには体力が必要だと気づきます。

真夏のこの時期は決して無理はさせないようにしていますが、
この経験が秋以降につながることもあるので、
選手には意図を持ったプレーをするように伝えています。

■意図を持ったプレーとは

選手たちに伝える、意図を持ったプレーとはどういうものでしょうか。

試合に慣れていない選手たちは、どうしてもボールを意識しすぎてしまいます。

攻撃では、ボールを持った味方に近づき過ぎてしまったり、
守備では味方がプレスをかけに行っているにもかかわらずボールに向かってしまいます。

ボールに触る事で頭がいっぱいで
味方や相手の選手の動きが見えないのです。

攻撃では、味方に近づき過ぎればパスが受けづらいですし、
受けても直ぐに相手が寄せてきます。

慌ててトラミスしたり、良いボールコントロールができなかったりします。

守備では、ボールを持った相手1人に2人がかりで取りにいくと、奪い切れればいいのですが、

奪うことが出来ないと相手チームにフリーの選手が
できてしまいます。そこへパスを出されたらピンチですね。

ボールを持っていない相手選手をマークする事は、意図しないと出来ませんし、
意図してもどうしてもボールに釣られてしまうものです。

まさしく、ボールウォッチャーですね。

■どうすれば意図したプレーが出来るのか

三浦のチームでも、試合経験が少ない選手や
試合に出てもどう動いて良いかわからない選手がいます。

私は、このような選手たちの違いは
単なる慣れの問題だと考えています。

試合の動き方がすぐに飲み込める選手もいれば、
理解するまでに時間がかかる選手もいます。

その差は数日から数ヶ月になることもあるでしょう。

選手や保護者には、ここをわかってもらおうと説明しますが、
1日でも早く上手くなりたい、

上手くなって仲間に追いついて欲しいと言う
気持ちが大きすぎるのか、プレッシャーを
感じている子も多いなあと思っています。

■試合で意図したプレーをするための下地

試合経験を積んで早く上手くなっていく選手と、
なかなか上手くならない選手の違いとはなんでしょうか。

試合で使えるスキルの下地が必要だと
三浦は考えています。

普段の練習で敵をつけずにノープレッシャーで
ボールをコントロールするプレーがいくら上手くても
試合では通用しないことは想像できると思います。

試合はプレッシャーだらけです。

攻撃ではボールを持った瞬間に
相手チームがボールを奪いに来ます。

逆に守備では、相手チームがボールを持った瞬間に
プレッシャーをかけなくてはなりません。

ここで大切な事は、
プレッシャーをかわしたり
かけたりする事は、

ひとりだけで行うものではないという事です。

私は、攻守ともにチームで対応すると
いう事を選手に考えさせています。

そしてチームの最小単位は
2人である事を意識させます。

仲間とともに攻撃する、仲間とともに
守備をする事を考えさせ、意識させて、
意図のあるプレーを引き出したいと言う考え方です。

ふだんの練習でこのような意識を
持たせるための練習をしているか、出来ているか?

これが試合に出て早く慣れる選手と
なかなか慣れない選手の違いだと考えています。

■試合で役立つスキルとは何か

試合に役立つ練習方法として個人が
身につけなければならないスキルがいくつかあります。

それは、ボールを持っていない時の動きです。

攻撃では、パスやドリブルの後に
味方にボールを渡した瞬間の動きです。

次に受ける動き、スペースに入る動き、
相手を引きつける動きなど、意図しないと
出来ないスキルですね。

このスキルを磨く練習はミニゲームが有効です。

敵と味方を意識しながら行う
2対2や4対4のゲームです。

ミニゲームで意識することは、
2対1の場面を作ること、
逆に1対2の場面にならないことです。

ボール、味方、敵、スペースそして
ゴールの5つを見て判断出来るように
練習しましょう。

夏休みは屋外での練習だけでなく、
ノートに向かったり映像を見たりと
時間を有効に使ってサッカーの理解を深めていきましょう!

 

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