サッカーは「走る・止まる・方向を変える」スポーツです。
昨夜はリオ五輪をかけた女子バレーボールの韓国戦がありましたね。
惜しくも初黒星。木村選手の怪我が心配です。
サッカーもバレーボールも韓国を破らないとアジアのトップどころか東アジアのトップに立てません。
ライバル国として競い合っていますが、昨夜の日本は受けにまわりましたね。
次のゲームに期待です。
三浦のチームもライバルチームがいて、相性がよくないチームというものがあります。
選手たちは、試合をする前からいつもと違うそわそわ感がただよい集中が出来ていません。
試合中も元気なプレーが見られるのですが、ちょっとしたスキを突かれてしまいます。
要するに「積極性に欠ける」プレーが出てくるという事です。
他のチームとの戦いなら、10m離れていてもプレッシャーをかけにダッシュするのですが、そのプレーが出ません。
サッカーはメンタルが大切だとつくづく思います。
コーチがそんな雰囲気を拭い去ろうと笑顔で対応しても、選手たちは目が笑っていない(笑)ようです。
必要なことは、ミスを恐れない「ガムシャラ」な気持ちだと思います。
雨中のゲームだと、ファイティングスピリッツが高まるのかその苦手意識も薄まるようです。
まずは、0-0で抑える。失点しない。というゲームプランを立てると失敗します。
後手に回ってしまい、消極的になってデフェンスラインも下がってしまいます。
やはり、「前からのプレッシャー」でボールを奪いに行くこと走ることが大切ですね。
チームに躍動感が出てくることが悪い雰囲気を断ち切ることに繋がるようです。
ただし、ガンガンプレッシャーをかけながらも、冷静になる部分は必要です。
仲間のプレッシャーで出てきたパスをカットするようなポジションを取るためには、よく見て判断しないといけません。
三浦のチームのウイークポイントをさらけ出してしまいましたが「うちもそうだ」「息子のチームもそんな感じ」という共感もあるのではないでしょうか。
小学生は今リーグ戦を戦っています。
同じ相手と何度か対戦します。
苦手意識を無くすことは、リーグ戦では重要だと思います。
頑張りましょう!
さて、本日も読者の方より質問をいただいていますので紹介します。
質問の内容は次のとおりです。
——–【質問ここから】——–
息子はサッカー歴1年・リフティング20回・得意なしです。
週3回2時間程練習はしているのですが、指導がないんです。
基礎練習はしてるみたいですが、子供達だけでするので、いい加減にしてるみたいです。
指導者は来ますが、見るのは後半1時間ぐらいで、主にミニゲームをさせているみたいです。
ですから、他のチームが行っているようなドリブル練習・シュート練習はしてないそうです。
こんなチーム辞めれば良いとは思いますが、一度入ったからにはそう簡単には(地元のチーム)なんで。
何人かはサッカースクールに通わせている保護者さんもいますが、お金の事もあるので難しいです。
こういった状況ですが、個人的に家での練習方法があれば教えて下さい。
私も仕事がらなかなか一緒に練習する事ができませんので、一人で出来る事があれば、教えて下さい。
宜しくお願い致します。
——–【質問ここまで】——–
質問ありがとうございます。
一度入ったチームなので、仲間も出来たし、辞めたくない気持ちはよくわかります。
基礎練習、基本技術指導がないチームや、コーチが少ないチームはたしかに存在します。
ゲームをすることでサッカーに触れること。
それも大切なことですが、ゲームをもっと楽しむためにはシュートやドリブルの技術をアップさせることですよね。
その練習はどうしても味気なくなってしまうので、子供たちは喜ばない。
それが続くと辞めてしまうのではないか。
なので、ゲーム主体にしているというチームの考えもあるようです。
単調にならないように基礎練習を行うことや単調な繰り返し練習をすることで上達する喜びを教えることが、指導者の役割でもあるのですが・・・・
さて、お子さんはまだサッカー歴が浅いので、基本を身につけることが大切ですね。
シュート練習は自宅や自宅周辺の空き地では無理かと思いますので、ドリブルやトラップの練習が現実的かと思います。
それと、ボールを使った練習だけでなく、動き作りのトレーニングを行うことをオススメします。
動き作り?
サッカーは、走る・止まる・方向を変える。
この動きを繰り返すスポーツです。
これを自宅で行うのです。
書店で、俊敏性を養うトレーニング集が販売されていると思いますので、参考にされて下さい。
タイトルには「アジリティ」「ステップワーク」「フィジカル」などの文字が入っているかと思います。
例えばこんな練習です。
500ccのペットボトルを10本ほど用意し、五分の1位まで水や砂を入れます。
1mほど離して、10m四方にランダムにペットボトルを立てます。
その中央に立って、全部倒します。
全部倒したら、今度は全部立てます。
これを1セット。
ストップウォッチを使って時間を計るとよいでしょう。
やってみるとわかりますが、結構、ハアハアする運動であり前後左右へのステップと、体の方向転換、見て動くという動作があるので、サッカーの動きに役立ちます。
これをウオーミングアップにして、次にドリブル練習です。
これもペットボトルを使って、ジグザクに運んで行きましょう。
やはり、ストップウォッチを使うことがポイントです。
個人練習は、ひとりでやるとダラダラとなってしまうものです。
しかし、ストップウォッチを使うことで、自分を「監視」してくれます。
ノートにつければ、日々の積み重ねと上達具合が目でわかりますね。
まず、このような基本メニューでやってみてはいかがでしょうか。
また、リアルスタイルさんからドリブル練習のDVDが発売されていますので、それを何度も見て真似て見ること。
いっぺんに習得しようとせず、ひとつのメニューを少なくとも1週間は続けてみること。
親としてお子さんに出来ることは、このような練習方法の意味を伝えてあげることです。
少ないコミュニケーションでも濃いコミュニケーションならきっとお子さんの笑顔が見られるようになるはずです。
練習は裏切らない!
この言葉も使って下さい。上達には波もありますしやる気が出ない時もあるでしょう。
無理は禁物ですが、続けることに意味があります。
応援しています。ぜひ頑張って下さい!
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