【サッカー】“緩急”を使えば足が遅くても抜ける
今回は、足が遅くても1対1で勝つ方法についてお話していきたいと思います。
どうすれば足が遅くても1対1に勝てるのかというと、“緩急”を使います。
“緩急”は、足が速い選手が使うイメージがあると思いますが、足が遅くてもポイントさえしっかり押さえておけば、“緩急”を使って相手選手を躱すことができるようになります。
緩急とは
そもそも“緩急”とは、スピードの変化の差のことです。
例えば、止まった状態からダッシュをする、ダッシュした状態からストップする。これも“緩急”です。
このように、0から100や100から0といったスピードの変化が大きければ大きいほど、相手選手に与える印象は変わってきます。
しかし、重心が高いまま走っても、スピードが思っているよりも出せません。
そして、相手選手に与える印象も変わらないです。
重心を落として走り出すことで、スピードに乗ることができます。
さらに、それによって相手選手に与える印象も変わってきます。
足が遅い選手が考えなければならないことは、止まった状態(0)からダッシュ(100)までを速く持っていく必要があります。
足の速い選手と遅い選手の100では、間違いなく足が速い選手の方が有利です。
なので、足が速い選手は0から40や50でも相手選手を躱すことができるかもしれませんが、足の遅い選手は0から100を出さなければなりません。
この時に考えることが、自分の重心の高さをコントロールすることです。
ここを意識すると、0から100までを速くもっていくことができます。
ポイント:重心を落とすことでスピードに乗りやすくなる
足が遅い選手が考えること
足の遅い選手が1対1で緩急を使って勝つために考えなければならないのが、2つあります。
1:相手選手を油断させる
2:相手選手を油断させた中で、0から100を出していくことです。
この2つを意識する必要があります。
例えば、サイドの1対1で縦に突破したい状況で、相手選手を油断させるために自分の重心を高く保ちます。
この時に、最初から重心を低くしてしまうと相手選手も構えた状態になってしまうので、この状態で0から100で走ったとしても、相手選手の方が先にボールにタッチします。
なので、まずは自分の重心を高い位置で保ち、相手選手に対して自分はドリブルをしない雰囲気を出します。
そして、相手選手が油断しているのが分かった瞬間に、重心を落として一気にかわしにいきます。
このように、相手選手を油断させて自分の0から100を確実に出していくという状況を作ることで、足が遅くても1対1に勝てるようになります。
ポイント:重心を高くしてDFを油断させ、一気に重心を落として加速
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