「動き方」を工夫する必要性

ポジション

もう1月も終わろうとしていますね。早いものです。

6年生はあと2ヶ月もすると中学生になります。

中学生になるとサッカーは11人制になります。

ピッチは2倍になり、ボールは5号球になります。

ピッチが大きいことから、ボールの飛距離も伸び同時に走る距離も伸びます、走るスピードも求められます。

うちのチームでは6年生のために心肺機能を上げるトレーニングを導入しています。

インターバルトレーニングが効果があるようです。

筋肉や関節に大きな負担をかけることなく心肺機能を上げるトレーニングが発育発達途上にある6年生には向いています。

読者の方から次のような質問をいただきましたので紹介します。

■ご質問

学年 中学1年、競技歴 5年
リフティング回数 1000回~1500回
得意なプレー 裏への抜け出し
苦手なプレー ヘディング関係のプレー

悩み

中学生になり11人制となりました。

この影響からか、ボールの貰い方が素人の私から見ても下手?

分かってないのか?言葉では難しいのですが、何かしっくりとしません。

よくビルドアップと聞きますが、関係してるのでしょうか?

ボールの貰いかたの効果的なトレーニングや意識指導を教えて頂きたいです。

宜しくお願いします。

■回答

ご質問ありがとうございます。

中学1年生の悩みですね。大変参考になります。

ボールの貰い方の悩みです。

少年サッカーは8人制でしたので、ボールがすぐに自分のところに回って来ます。

ピッチも小さいので、ボールへの関わりの場面も多かったはずです。

しかし、11人制になりピッチが広くなると人も増え、スペースも大きくなるので、「動き方」を工夫する必要があります。

お父さんは素人とおっしゃっていますが、よい観察眼を持っていると思います。

なかなか相手ゴールに向かってボールを運べない様子が伝わって来ます。

得意なプレーが裏への飛び出しということですので、ポジションはフォワードか攻撃的なミッドフィルダーなのでしょう。

ここで、ピッチの中では何が起きているかを想像してみましょう。

味方も相手も3人多くなると、1個のボールに対してボールを扱う時間が少なくなるとともにボールを持っていない時間の動きが大切になってきます。

攻撃の時にどのようにボールを受ければよいのか?

これを考えるときに、スペースを見つけることとスペースを作ることを考える必要があります。

小学生のサッカーでは中央突破が有効でしたが、中学生のサッカーになると、センターバックが2人になり、その前にボランチが2人いると、中央突破は大変難しくなります。

そこで、ボールの貰い方、受け方の基本を学ぶためにおすすめする方法は…ずばり、サイド攻撃です。

センターポジションでボールを受けることは、360度を視野に入れて判断することが求められるので難度が高いです。

しかし、サイドポジションであれば、タッチラインを背にすればピッチ内が全て見渡せます。180度の視野がとれればオッケーです。

自分のポジションから後方のボールを受ける方法と、センターからサイドに出るボールを受ける方法をまず身につけましょう。

バックからのボールを受ける時には、思い切り自軍に戻り自分のマークをひきつけておきましょう。

これで、サイドに大きなスペースが出来るはずです。

中途半端に上がっているとマークがスペースを埋めているので後方からのパスを受けてもサイドを駆け上がることが出来ません。

もし、マークがついて来ないようならパスをもらって前を向きましょう。前を向いてボールを持つことは大きなアドバンテージです。

思い切り戻ってサイドを空け、中盤の選手を経由したパスをもらう動きをしましょう。

また、センターからのボールを受ける時もこの考え方が役に立ちます。

いったんセンターに入り込んでボールを受ける動きをします。

マークがついてくるので、ここでサイドにスペースが出来ます。

マークがつられた瞬間にセンターからサイドにパスが出ればマークより先にボールを受けることが可能です。

マークの背後でボールを受けることが出来ればグッドです。

ボールを受ける足はタッチライン側の足で!

視界が開ける体の向きを作ることが出来ます。これは、小学生サッカーの基本と同じです。

自分のポジション(位置)を動かすことによってボールを受ける事。

たとえボールがもらえなくても、試合時間中に何度も繰り返す事でチャンスを作ることが出来るでしょう。

最後に苦手なヘディングの解決策ですが、ズバリ、ボールが怖い競り合いが怖いと思っていませんか。

中学生のサッカーではボールも大きく、ボールスピードも速く競り合いも高いジャンプを求められるので、怖いと感じることも多いです。

サッカーの試合では浮き球をヘディングで処理することは当り前のプレーですが、急に上達することは難しいですよね。

サッカーの試合でのヘディングの場面を分析してみてください。

クロスボールへの飛び込み、相手ボールのクリアー、ルーズボールを相手より先に触ること。

ボールの強さ、速さにはある程度慣れが必要ですし、クリアーも高く遠くへ飛ばすためには技術と筋力が必要です。

しかし、いったんバウンドしたボールをヘディングすることはどうでしょうか。

相手ボールでも自分たちのボールでもないルーズボールをヘディングすることで、相手に有利にさせないこと。

これを狙って出来るようになると、サッカーの試合の読みやボールの行方を読むことも合わせて出来るようになるので、ぜひチャレンジしてみて欲しいです。

ピッチの中で、この付近のルーズボールは絶対に自分が先に触る。

そう決めてプレーすると判断が早いです。

コツは、ヘディングすることよりも相手の前に出ることです。

ルーズボールに近い味方がいても、自分の判断が早ければ遠慮することなくボールに向かっていきましょう。

成功回数を上げて行くことで、ヘディングへの恐怖が無くなりポジショニングがよくなるとシメたものです。

ヘディングが得意になることでしょう。

以上が回答です。

何が出来て、何が出来ないか。

苦手なこと、悩みは何か。これをはっきりさせることが大切です。

ビデオなども用いると有効な分析が出来るので、ぜひ家族で応援したいものですね。

苦手なことが苦手でなくなる、分からなかったことが理解出来るようになる。

上達した理由や練習方法を他人に話せるようになると苦手なプレーがどんどん減っていきます。

何を練習してよいかわからない時、このような事を考えてみて下さい。

目的を持った練習が目的を持ったプレーを引き出します!

私も頑張ります!皆さんも頑張って下さい!

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