サッカー用具の手入れを覚えて気持ちよく練習しよう
こんにちは、三浦です。
小学生がサッカーに出会い、サッカーを続けていくということは、サッカーボール、シューズ、ソックスなど、サッカー用具との付き合いが始まるということです。
わたしたち指導者は、スキルを教えるだけでなくこのような用具の使い方や手入れの仕方を教えます。
サッカー少年と用具について書いていきます。
用具を大事にすること
サッカー用具は親から買ってもらうものです。なかには自分のお小遣いで買ったという子もいるでしょう。そのお小遣いも親や親戚からもらったものなので自分で生み出したものではないはずです。
買ってくれた親に感謝すると同時に用具を大事にすること。これが基本です。
例えばサッカーシューズですが、新品のうちは大事にしますが、練習や試合で使って汚れてくると手入れをしなくなる子がいます。
泥汚れを落として、次の練習で気持ちよく履けるように手入れすることが大事です。サッカーシューズに限らず、汚れやすい靴の手入れは面倒に感じるものですが、サッカー選手にとってシューズはボールの次に大事な用具です。
用具を大事にするということは、手入れをすることです。
用具を自分で管理すること
自分がどんなサッカー用具を持っているか。子どもたちが自分で管理することが大事です。
練習や試合の前に親が揃えてあげるという家庭もあるでしょう。早めにその習慣から抜け出さなくてはなりません。
そのためには自分で用具を管理することが大事です。ノートに自分の用具一覧を書き出してみましょう。
シューズ、ソックス、すね当て、シャツ、パンツ、帽子、タオル、ドリンクボトル・・・・
けっこう数があるものです。
バッグを用意して、それらをバッグに詰めてみましょう。シューズはシューズ入れに、ボールはボール入れかネットにしまいます。
用具の全体像を掴むことができます。
用具の手入れ
たくさんある用具のなかで、汚れているものがあれば洗います。傷んでいるものがあれば保護者と相談して修理したり買い替えたりします。
シューズは練習や試合用のスパイクと移動兼アップ用のトレーニングシューズを分けていると思います。
スパイクは練習や試合が終わったら、泥を落としてからシューズ入れにしまいます。グラウンドではじっくり見る時間がないので、帰宅してからシューズ入れから出します。
ブラシで土や泥を落とし、スレや傷がないかチェックします。子どもが慣れないうちは親が一緒にやります。
天然芝でプレーした後は芝がついていますし、人工芝でプレーした後は、ゴムチップが残っています。よく取り除いておきます。
大事なことは、スパイクの中をチェックすることです。意外につま先の奥の方に土や芝やチップが詰まっていることがあります。
中敷きが外れるタイプの場合はとりはずして汚れを落とします。
スパイクの手入れを室内で行うと土、砂が飛散します。玄関やベランダなど手入れを行う場所を決めておくとよいでしょう。
小学生の履くスパイクはほとんどが人工皮革なので表面の汚れを落とすだけでメンテナンスができるはずです。
天然皮革を使っている場合は保革用グッズを揃える必要があります。
ソックスは指やかかとの部分が薄くなり、穴が空きやすいです。すね当ては樹脂の部分が割れていないか、クッションの部分が汗で汚れていないかチェックします。
サッカーパンツはゴムや紐の状態を確認します。洗濯を繰り返していると意外に伸びてくるものです。
ウエアは素材に注意しましょう。綿素材のものは汗を吸いますが放出しにくいのでスポーツには向きません。ポリエステル素材で吸湿発汗性のよい素材を選ぶようにします。
なお、チームのユニフォームを自分で管理している場合はユニフォームの洗濯方法についてチームに確認しておきましょう。
ネットに入れて洗濯することや乾燥機を用いないなどルールがあるはずです。乾燥機を用いて熱でゼッケンが剥がれてしまうというトラブルもあります。また、色が濃いものは色移りすることがあるので、家庭の洗濯ものと別にする方がよい場合があります。
雨の日の手入れ
サッカーは雨の日も行います。雨の日は普段と同じ格好で練習や試合をしますが、その後の汚れ方が全然違います。
雨の日の用具の手入れは面倒ですが、次の練習を気持ちよくするためには必要な作業です。
スパイクは水を使って丸洗いします。大まかな泥はグラウンドで落としてきて、帰宅後は靴紐を外してスパイクの底、外側、内側を洗います。
洗ったあとは、日が当たらないところに干しますが、構造上、底を下においたままでは乾きにくいので逆さにします。フックや台を上手に使って干します。直射日光を避けて風通しがいい場所に干します。
ソックスやウエアは家族の洗濯ものと一緒に洗う前に、下洗いをします。泥や土を落としておきます。意外にしつこいです。
終わりに
サッカー用具の適切な管理と手入れは、子どもたちが安全に楽しくサッカーを続けるために不可欠です。サッカーを楽しむためにも用具の管理が必要であることを学ぶ必要があります。
保護者の多くは、わが子を通してサッカー用具の手入れを目の当たりにします。最初のうちは一緒に管理するようにして、少しずつ子どもから離れていくようにします。
時には忘れ物をするかも知れません。それも経験です。バッグに用具を詰める作業から練習が始まっていると考えてください。
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