相手を抜かずにかわしてシュートを打つ

三浦直弥 講師

三浦です。

4月からのリーグ戦に備えて、毎回の練習ではシュート練習を集中して続けています。
基本的なキックから実践的な4対4の練習までいろいろチャレンジしています。

ダブルボックスでの気づき

ダブルボックスのトレーニングでは、試合に近い状況でシュートを打つ練習をすることができました。

シュートを打とうとすると相手ディフェンスがボールを奪いに来て、時間もスペースもないことに気づきます。
なので、ボールを持ったらすぐにシュートを打つことが大事だと気づきました。

しかし選手たちは、ボールを持ってすぐにシュートを打っても、ボールが相手にブロックされたり、GKの正面に飛んだり、ゴールの遥か上を超えていくことを経験して、確実性を上げるためには工夫が必要だと気づきました。

シュートの確実性をあげるために、シュートの体勢に問題があるのではないか?という事に気づいたようです。

相手を抜くと時間がかかる

選手たちのプレーを見ていると、シュートを打つまえに一定のパターンがあるようです。
それは、ボールを持ってシュートを打つ時に眼の前の相手を抜こうとすることです。

選手たちは、相手を抜き去ってからシュートを打とうとしています。
相手を抜いてシュートを打つことは悪いことではないのですが、相手を抜き去る動きそのものに時間をかけすぎています。

相手を抜くためにはボールを斜め前に持ち出す必要があります。
持ち出すためのスペースも時間も必要です。
斜め前にボールを持ち出した瞬間にGKが反応してシュートコースに入ってきます。

斜めに持ち出してその次のタッチがシュートだと予測がつくのでGKにとってはタイミングも読みやすいです。
また、何回もボールにタッチして相手を抜こうとすると相手ディフェンスのカバーリングも準備がしやすいため、せっかく抜いてもボールを奪われるリスクが高くなります。

相手を抜かなくてよい

選手たちは、シュートを確実に決めるために相手を抜く必要があると考えていました。
相手を抜かなくてもシュートを打つことはできるけれど、ボールが相手に当たる確率が高く、たまたままぐれでゴールに飛ぶことがあるだろいうという感覚でした。

相手を抜かずにシュートを打つということは、相手がいる状態でシュートを打つのではなく、ボール1個分でよいので相手をずらしてシュートを打つということです。

そのためには、前に出る必要はなく、真横にずらすことで奪われるリスクを避けてシュートを打つことが大事です。

選手たちには理屈を説明するよりも実際の練習で体験して理解してもらうことにしました。

真横にずらしてシュートを打つ練習

実際にシュート練習をやってみました。
ポストからの落としをシュートする方法です。

まず、ペナルティキックマーク付近にひとりが立ちます。
ボールを持った選手はペナルティエリア外に立ちます。

ポストになる選手にボールを入れたら、ポストの選手はボールを落としますが、同時に出した選手にアプローチします。

ファーストタッチでボールを横にずらしてからシュートを打ちます。
選手たちはどうしても前にボールを出しがちですが、なるべく真横にボールをずらすようにします。

ファーストタッチでずらすときに、右利きの選手は左足のインサイドでボールを右に叩きますが、シュートを打つまでに、左足を再びボールの横に踏み込む必要があります。

ファーストタッチを右足のアウトサイドで行うと、左足は次のステップでボールの横に踏み込むことができます。

この2種類の方法にもチャレンジしました。

選手たちは、相手を抜かずにボールをずらしてシュートを打つというスキルが有効であることに気付いたようです。

ダブルボックスで復習する

ここでまた、ダブルボックスの練習に移って、試合に近い状況でも思い通りのプレーができるのかチャレンジしました。

ボールを持った状態で横にずらすということは、利き足側にずらすことになります。
利き足側にスペースがない場合は横にずらすことは出来ません。

利き足でない方向にずらすか、ファーストタッチする以前に利き足側にスペースができるように工夫するかどちらかを選択しなければなりません。

フィニッシュは利き足で打ちたいものです。
ボールを横にずらすためのファーストタッチを工夫するという新たなテーマが生まれてきました。

このようにして、段階的にトレーニングすることで選手全体のレベルアップを図ることができます。
継続したトレーニングが大事です。

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