練習試合でモチベーションアップ!試合で意識したいこと
サッカー界のニュースはアジアカップですね。
日本代表の選手たちも実践を通して成長しているようです。
試合という経験から学ぶことは実に多いです。
三浦のチームでは、年明けから基礎トレーニングに取り組んでいますが、選手たちのモチベーションを維持するためには、やはり試合が不可欠だと感じました。
さっそく先週末にトレーニングマッチを組み、全学年での試合なので学年ごとにチームを編成しました。
学年ごとにチームを作る
U11、U10、U9️のカテゴリーに分けてチームを作りました。
5年生と4年生、4年生と3年生、3年生以下の3チームです。
4年生は上の学年と一緒のチームだったり、下の学年と一緒のチームだったりしますが、学年ごとの人数にばらつきがあるので単一学年でのチームは作れません。4年生の選手は5年生チームと3年生チームとでローテーションで入れ替えました。
試合をする前に選手たちと試合の進め方についてミーティングをしました。
基本的な事柄ですが、全員に意識して欲しいことです。
先制点を奪う
キックオフのホイッスルが鳴ったら、立ち上がりから先制点を狙います。
相手の出方を見る必要はありません。
サッカーの試合とはボールを相手ゴールに入れること、試合終了時に相手チームより1点多ければ勝ちです。
ボールを持ったら相手ゴールを目指すことを徹底しました。
先制点を取れば相手チームは焦り、こちらは余裕が生まれる。
余裕とまで言わなくても落ち着いて試合ができる。
落ち着けば試合の主導権を握ることができます。
ボールを大事にする
少年サッカーの場合は、ボールを失っても相手もミスをするので奪い返すことは難しくありません。
だからといって簡単にボールを失ってはいけません。
ボールを大事にすることでいろいろなスキルが上達します。
相手ゴールに迫ればプレッシャーがキツくなりますが、それでもボールを奪われないよう大事にすることを徹底しました。
ゴールを守る
攻撃とはゴールを奪うことですから、守備とはゴールを守ることです。
ゴールを守ることはGK にまかせておけばいいというものではありません。
選手たちもそれはよくわかっています。
相手がボールを持っていてゴールを守るということはどういうことか。
ボールがコートの中のどこにあっても考える必要があります。
例えば、相手チームのカウンター攻撃を受けたとします。
ゴール前に戻る必要もあるし、相手が持っているボールも奪わなければなりません。
これを「チーム」でどう対応するのか。それが守備です。
ボールを持った相手にチャレンジする選手、ゴール前に戻る選手。それぞれの選手をカバーする選手。
大事なことはこの選手たちが共通して「ピンチ」だと感じることです。
チーム練習では4対4のミニゲームを行っていますが、8対8のフルコートの動きは、やはり練習試合でなければ体験できません。
ボールを奪う
ボールを奪うことは守備の目的のひとつですが、ボールを奪っておしまいではありません。
攻撃の1歩目であることを認識する必要があります。
攻撃するために相手のボールを奪うということです。
これを徹底することで、味方がボールを奪おうとする時に、周りの選手はそのボールを受けて攻撃しようという意識が生まれます。
ボールにチャレンジする選手も、奪ったボールで自分が攻撃できるか、味方を使って攻撃するか選択肢が生まれます。
ボールを奪う方法で一番よい方法はインターセプトです。
試合ではどうしたらインターセプトできるか考えて、1回でも2回でも成功させて欲しいです。
スペースの意識
少年サッカーの指導現場では「スペース」という言葉をよく使います。
しかし、サッカーをしている小学生たちにとって意外にスペースの意識はありません。
攻撃でも守備でもスペースを意識することは大事なのですが、コートの中のスペースを意識できるようになるにはサッカーへの慣れと時間が必要なようです。
スペースとはずばり空いている場所です。
攻撃では空いている場所を見つけてボールを運んで行くことが有利なのですが、試合経験が少ない選手たちの中には相手に向かってしまうこともあります。
守備の場面でも、ボールを奪おうという意識が強いあまりに、ゴール前に誰もいなくなり、相手チームにその場所を使われてしまい、シュートを打たれてしまうこともあります。
スペースには意味のあるスペース、意味があまりないスペース、小さなスペース、大きなスペースがあります。
また、スペースには試合の流れの中で自然にできるものもあれば、選手が意図的に作り出すこともできます。
チーム練習の4対4のミニゲームでもスペースを使ってプレーすることはできますが、8対8のフルコートでスペースを感じることが大事です。
ボール、ゴール、相手、味方、そしてスペース。
この5つをしっかり見ることでよい練習試合の効果が得られると考えます。
練習試合でモチベーションアップ!頑張りましょう!
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