スローインをチャンスにつなげよう!

三浦直弥 講師

三浦です。

高校サッカー選手権大会で優勝した青森山田高等学校は、ロングスローを使ってチャンスを作りました。

ロングスローについては賛否両論ありますが、フィールドプレーヤーが試合中に手を使ってボールを扱うことができる唯一の場面なので、有効な方法を考えることは自然かと思います。

少年サッカーではスローインにどのように取り組めばいいのでしょうか。

スローインのルール

ボールがタッチラインから出てアウトオブプレーになった時、ボールを手でコートに投げ入れることでインプレーとなります。

試合中に必ずあるスローインですが、意外にルールは細かいです。
足はタッチラインを踏んでもいいですが、タッチラインを超えてはいけないです。
しかし、タッチラインから離れ過ぎてもいけません。

小学校低学年でよくあるのが、タッチラインをまたいでしまうケースです。
勢いをつけて走り込んで投げるまではよいのですが、片足がラインを超えて、ピーっとホイッスルを吹かれてしまい、ファウルに・・・通称、反スローですね。

また、両手で持ったボールが頭上を超えて前方に放り投げられないとファウルになります。
Jリーガーのスローインを真似しているのかも知れませんが、プロのスローインは素早くて微妙です。

スローインした選手は、いったん他の選手にボールが触れないとボールに触れません。
触った時点で相手チームの間接フリーキックになります。
もし、手で触ったらハンドなので、直接フリーキックになります。

このように、手でボールを扱うだけに、細かいルールが設けられています。

小学3年生以下の試合ですと、レフリーがルールを教えながら試合を進めるという微笑ましい光景も見られます。
レフリーは双方のチームのコーチが行うことが多いので、指導しながら試合ができて効率がいいです。

スローインする方だけでなく、相手チームにも守らなければならないルールがあります。
たとえば、スローインしようとする選手(正確にはラインから)2m以上離れなければならないというものがあります。
離れなければ、その選手は反スポーツ的行為による警告を受けて間接フリーキックになってしまいます。

スローインでチャンスを作れているか

相手チームがタッチラインの外にボールを出したら、一目散にボールを拾いにいってスローインしたくなるのが小学生のサッカーです。

ライン際の攻防で、どちらの選手が出したのかレフリーも迷うような場面でも、プレーしている選手たちが一番わかっています。出した選手じゃない方の選手がさっとボールを拾いに走ります。

さて、スローインをする位置にもよりますが、ペナルティエリアに近い場所だと、まずゴールライン方向にボールを放りますが、それは本当にチャンスにつながっているのでしょうか。

相手チームはスローインのボールが入ってくるのと、ボールを受ける選手が見えているので、守りやすい状況です。
ボールを受けた選手はまずドリブル突破を試みますが、相手が2人寄ってくると突破が無理と判断して、ボールを後ろにいるサポートに戻します。

受けた選手は相手が寄せてくる前にゴール前に折り返すのですが、そこにはすでに相手ディフェンスが待ち構えていて、大きくクリアーされ、そしてカウンター攻撃に移る。

スローインしたチームがカウンターを食らう例ですが、少年サッカーあるあるの場面ですね。

スローインをマイボールにする

スローインは相手ゴール方向に投げるというセオリーはありません。
コート内はひとり少ないですが、手で正確に渡せるボールなので、まずマイボールにすることを考えましょう。

マイボールにするために、バックパスのように後方の選手にボールを渡すこともあるでしょう。
後方の選手にはプレッシャーがかかっていないので、スローインは安全に渡せるはずです。

スローインを受ける選手は、安全に受けることができるポジショニングが必要ですし、ボールを受ける前にどんな展開をするかアイディアも必要です。

こうした展開であれば、スローインからカウンターを食ってしまうという場面は少なくなるでしょう。

スローインは誰が投げる

タッチライン沿いのポジションの選手が、スローインを投げるケースが多いと思います。
ただし、サイドバックの選手はスローインを投げない方がいいと考えます。

スローインの時には、コート内の選手がひとり減りますから、スローイン直後にカウンターを受けてしまうと、ひとり足りない状況になります。

サイドバックの選手はタッチライン沿いなので、簡単にスローインに対応しがちですが、そこはサイドハーフの選手が対応して、サイドバックの選手はサポートに回るべきかなと考えます。

状況に合わせて対応しましょう。

スローインも練習が必要

スローインの練習は意外に行われていません。
目的に向かって正確に投げる、ボールを持って位置について素早く投げる、という一連の動作は練習しないと身につきません。

試合の時にあわてて投げようとしてファウルになることが多いですね。
日頃、練習をしておけば慌てることも少なくなります。

ぜひスローインの練習をして、スローインをチャンスにつなげましょう。

 

持久系プロテイン

ビーレジェンドプロテイン「スポーツ&ウェルネス」の 詳細はこちら

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。