☆サッカーが上手くなるために必要な技術の三大ポイント⑦

スキルアップ 檜垣裕志 講師

★蹴ることが中心だから

日本人の多くの間違いは、サッカーは蹴るスポーツだと思っていることです。

蹴ることが中心だから、ボールを持てない、ボールを置けない、コントロールできないから蹴るしかないから、両足を使っている人たちだらけです。

それは、両足を使えるのではなく、両足を使うしかないのです。

それって、技術がないのです。

要するに、ボールを持てる技術がないということです。

頭の中は、蹴ることが中心だから両足になってしまい、そこには、サッカーを楽しむ上で一番重要な「ボールを持てる技術」が全くありません。

ボールを持てるということから、パスもシュートも、ドリブルにもつながることを知らないと、蹴ることが最初に頭にあって、だからトラップは蹴りやすいところにボールを置くという間違った考え方になり、ボールを持てない技術となります。

また、ドリブルばかり、ドリブル中心もまた大きな間違いであり、だから試合ではボールを持たせてもらえないのです。

サッカーというスポーツの土台、正しい基礎基本の考え方がないから間違うのです。

★なぜ利き足なのか?①

世界のトッププロは利き足中心で、利き足にボールを置くということは、ハッキリしています。

しかし、だからといって利き足と言うのはあまりに安易であり、大きな間違いです。

それよりも、世界のトッププロたちは、なぜそのような技術を身につけたのかを知らなければなりません。

そのプロセスを正しく知る人たちは、ほとんどいません。

なぜなら、そのレベルでプロになっていないのですから、わかりようもないのです。

なのに、メッシはどうとか、ネイマールはこうしているとか、勝手な想像ばかりで、そこには間違いばかりです。

だって、そこには正しい基礎基本が全くないのですから。

表面上の切り取り、ブツ切りばかりです。

正しい基礎基本という土台があってこそ、一流につながるのに、それが全くないのですから、真似事にしてもひどすぎます。めちゃくちゃです。

★なぜ利き足なのか?②

僕はなぜ、あえて「利き足」という言葉を使っているのか?

先ず、一番重要な「ボールを持てる」ことにつなげるためです。

そこには、個々が上手くなるために絶対に必要な「良いボールの持ち方、良いボールの置き場所、良いボールコントロール」がなければいけません。

だから、良いボールの持ち方になるように、良いボールの置き場所にボールを置けるように、良いボールコントロールの指導とトレーニングがあるのです。

正しい基礎基本があるからこその「利き足」という言葉なのですから。

「利き足」という言葉だけを切り取っても、正しい指導もトレーニングもありません。

★そこには本人のための良いボールの持ち方、良いボールの置き場所、良いボールコントロールはない

最初のスタートはかなり重要です。

幼稚園からサッカーを始めても、小学生からサッカーを始めても、大人であっても、そこに、先ず「良いボールの持ち方」がわかっていないと、確実にボールの持ち方は悪くなります。

人間の身体は、ボールの持ち方が良くなるようには出来ていないのですから。

両足で適当に触れば触るほど、身体は開いて、ボールの持ち方は悪くなります。

日本人のほとんどがボールの持ち方が同じなのは、サッカーはボールを蹴るため、両足、または、ドリブルで抜くばかりが強調されているからです。

だから、ボールの持ち方が悪いのです。

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