☆サッカーが上手くなるために必要な技術の三大ポイント④

スキルアップ 檜垣裕志 練習法 講師

★三大ポイント

「良いボールの持ち方・良いボールの置き場所・良いボールコントロール」

これを別々に考えてはいけません。

はじめに良いボールの持ち方と書いたのは、サッカーをやるにあたって、良いボールの持ち方の感覚が最初に必要だからです。

日本では、良いボールの持ち方を正しく指導するところはありません。

強豪国でも、良いボールの持ち方の指導はありませんが、良いボールの持ち方になる環境があります。

だから、強豪国では、良いボールの持ち方になりやすいです。

しかし、日本は強豪国でもなく、強豪国のようなサッカーの環境はありません。

だからこそ、最初に良いボールの持ち方を感覚的に理解しておく必要があります。

★良いボールの持ち方を知らないことが原因

日本では、幼少期から両足でボールを触らせられますし、また人間の身体は開いていますから、どんな人も両足でボールを触ってしまいます。

今は、SNSなどであらゆる動画が溢れていて、そういう動画、指導、ドリブル、フェイント、などなど、ボールの持ち方が悪くなるようなものばかりです。

すべては、良いボールの持ち方の基本を知らないことが問題なのです。

良いボールの持ち方について、正しく、具体的に、そして、どのようにすれば、良いボールの持ち方になるのかを知らなければ、何をやっても最大限には上手くなれません。

もったいない子たちばかりです。

★海外と日本、ここが違う

海外の元プロサッカー選手の友人の小学生年代の息子さんのサッカー動画を見たことがあります。

その子は利き足の右足だけでボールを触っていて、リフティングもすべて利き足のインステップでやっていました。

また、日本の元プロサッカー選手の友人の小学生年代の息子さんも利き足中心でボールを触っていました。

海外も日本も、人間は誰でも利き足中心は自然なことです。

しかし、日本の元プロ選手の親御さんは、息子に逆足を使うように言うのです。そして、両足バタバタのボールタッチもやらせています。

そして、だんだんボールの持ち方が悪くなってきました。それでもサッカーはできます。運動能力だけで活躍もできます。しかし、良いボールの持ち方にはならず、それなりのサッカーということです。

良いボールの持ち方を理解してないことが、すごく大きな問題なのです。

★ボールの持ち方は変わる

幼少期、育成年代に良いボールの持ち方であっても、大人の間違った指導により、みるみるうちにボールの持ち方は悪くなります。

実際に、先程の日本の元プロのお子さんはどんどんボールの持ち方は悪くなってきましたからね。

人間の身体は良いボールの持ち方になるようにはできていませんから。

重要なことは、良いボールの持ち方につながる感覚はあるというだけで、それだけで良いボールの持ち方になるわけではありません。

だから日本では、良いボールの持ち方につながる感覚さえも遮断するような指導ばかりのため、あえて利き足ということを言わねばならないのです。

★アカデミーでもボールの持ち方は悪くなること

こちらが、いくら良いボールの持ち方が重要だからと指導しても、子どもたちが良いボールの持ち方を理解しているわけではありません。

しかし、ちゃんと通っている子は目に見えて良くなっていますし、他と比較すれば、ボールの持ち方の違いはハッキリとわかります。

ただ、良いボールの持ち方を正しく理解していないため、すぐに悪くなります。

本当にあっという間に悪くなります。

良いボールの持ち方、良いボールの置き場所、良いボールコントロール、これがすべて正しくつながる正しい考え方がなければいけないのですから。

大人の良いサポートはとても重要です。

★勝手な解釈は禁物

簡単に言うと、利き足にボールを置く、利き足側にボールを運ぶということが良いボールの持ち方の一部分ですが、それさえも、ものすごく細かな部分を見極められていないと、本当に良いボールの持ち方にはつながっていません。

例えば、利き足もそうですが、その一言ですべての解決にはなりません。

リフティングさえやっていれば上手くなるわけでもないです。

すべては、プロから正しいことを学ぶから本当に上手くなれるのです。

プロから正しいことを学ぶ、それこそが一番重要なのです。

勝手な解釈は、悪くなるだけです。

 

つづく

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