☆サッカーが上手くなるために必要な技術の三大ポイント①

スキルアップ 檜垣裕志 講師

★ベースは、サッカーを正しく知ること

サッカーが上手くなるには、サッカーというスポーツの基礎基本を知らなければなりません。

それは、ゴール二つ、ボール一個、味方と敵がいる中で、味方ボールになったらゴールするため、敵ボールになったらゴールさせないために判断していくゲームだということです。

サッカー強豪国には、幼少期からそういうことが自然に身についています。

しかし、日本には、ほとんど正しい基礎基本がありません。

だからこそ、サッカーの正しい基礎基本につながるように正しく指導しなければならないのです。

★良いボールの持ち方、良いボールの置き場所、良いボールコントロール

正しい技術を身につけるには、

・良いボールの持ち方

・良いボールの置き場所

・良いボールコントロール

これこそが三大ポイントです。

先ず、良いボールの持ち方を知る必要があります。

簡単に言うと「利き足でボールを持つ」ことが、はじめの一歩です。

人間は利き側を使うのは自然なことです。

利き手はどんどん使いますから、その感覚はどんどん上がります。

本来なら利き足も自然にたくさん使うのが当たり前ですが、日本では必ず両足、逆足と言われます。

そのため、日本人のほとんどのボールの持ち方は、身体が開き、両足も開き、ボールの持ち方が悪くなるのです。

最初の一歩に大人の主観と持論によって、両足、逆足を使わされて、ボールの持ち方が悪くなります。

だからこそ、良いボールの持ち方ができるように、日本では「利き足だけ」と言われたとしても、普段から利き足だけでボールを触る癖が必要です。

ブラジルなどでは、幼少期に日本のように両足、逆足とは言われないので、自然に利き足からの良い感覚を身につけています。

「利き足だけでボールを触る」

良いボールの持ち方につながるはじめの一歩です。

★良いボールの持ち方

利き足だけでボールを触るのは、良いボールの持ち方になるためのはじめの一歩だということです。

ですから、利き足だけでボールを触っていれば、勝手に良いボールの持ち方になるわけではありません。

日本では、サッカーをやっていると必ず両足、逆足と言われますから、ボールの持ち方が悪くなります。

プロもアマチュアも「良いボールの持ち方」を知らないことが原因です。

では、「良いボールの持ち方」とは一体なんでしょう?

良いボールの持ち方を簡単に説明すると、正しく利き足にボールを置けて、利き足からボールが離れていないで、利き足側に自然にボールを運べるということです。

文字で説明すると、そのままの形だけを勝手にイメージして、それだけしか頭になくて、それしかやらないということとは全く違います。

重要なのは、良いボールの持ち方という意味を正しく理解することです。

「利き足の前にボールを置けている。利き足側にボールを運べている」

という技術を自然に持っているということです。

これは簡単ではありません。

ものすごく難しいですが、理解しているかどうかが最も大切です。

★形だけをイメージして、それだけしかやらないのは大きな間違い

以前、コメントで、セレクションか何かで「利き足側にしかボールを運ばないと指摘された」というのがありました。

一番の問題は、それを言った大人は良いボールの持ち方を知りません。

また、本人も含めて、周りの大人たちも良いボールの持ち方を正しく理解していません。

それは、利き足側にボールを運ぶというたった一つしか考えずに、ただ利き足を使っているに過ぎません。

「利き足にボールを置く、利き足側にボールを運ぶ」ということが自然に試合で活かせているのなら良いでしょう。

利き足側にただボールを運ぶだけでは、それは大きな間違いであり、試合では、まずボールを持てていないでしょうから全く違います。

利き足側にボールを運ぶというその前段階で、あらゆることが必要で、それが出来てないうちは、利き足側にただボールを持って行くだけでしょう。

きっと、練習でも良いボールの持ち方はできていないですね。

普段からのボールタッチ、ボールコントロール、すべてを見極めてトレーニングしていかないことには、良いボールの持ち方にはなりません。

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