体を伸ばそう!
YJRです。
上手く蹴れない方の多くは、体を伸ばせない方が多いです。
助走そのままの形で、ボールに向かってしまうと体が延ばすことができません。
体を伸ばせないと色々とロスしています。
身体的にも物理的にも長い方がエネルギーを生みます。
伸ばせない事で、折角のエネルギーを生む姿勢を放棄してしまう事になってしまいます。
まず、ご自身やお子さんなどご自身で見ている選手の体が伸びているか気にしてみてください。
特に、キックが苦手であるならば尚更です。
特に自分自身でその警告を知る事が、修正するのは重要な事です!
■ボールにむかうと体がのびない
体を伸ばせない方は、ボールに向かってしまっている方がほとんどです。
ボールに向かってしまう方は、ボールとの関係を中心に考える傾向が強いです。
認識の中心がボールになっていると、ボールとの関係を中心に考える事が多いです。
人間は認識した形になる性質をもっています。
ボールを何とかしようとすると、ボールを何とかしようとする形になります。
特に、認識の中心がボールであるとボールとの関係だけの形になることが非常に多いです。
ですので、ボールを何とかしようとせずに、認識の中心を目的地にしてください。
ボールから意識を離す事で、体が目的地に向かう姿勢になってくれます。
目的地に向かう姿勢は自然と体が伸びていきやすいです。
ボールから意識を離すためにも、目的地を強烈に認識してください。
■体が伸びると力が生まれやすい
野球のピッチングでも、ピッチャーは必ず胸を張るように伸びています。
伸びることで体の後ろ側のスイッチが入り、エネルギーをうみやすくなります。
野球だけでなく、バレーのアタックや、テニスのスマッシュなど強くエネルギーを出すときは体を大きく伸ばします。
走る時も同じですね。
体を縮めている状態でダッシュやランニングをする人はおりません。
背筋伸ばしています。
背筋を伸ばすことで、体がエネルギーを出しやすくなります。
それはキックも同じです。
キックだけでなく、ヘディングで遠く飛ばそうと思うと伸びて準備をすると思います。
エネルギーを出すには伸びる事が重要だという事です。
その為にも、目的地に向かう認識が重要になります。
前述したように、人間は認識した形になる性質をもっています。
認識の中心を目的地にすることで、伸びた体を作ることができます。
どこかに向かおうとすると体をその形になってくれます。
また、伸びることで蹴らない事も簡単にしてくれます。
頭の位置が体の上にある時は、方向転換も可能にしてくれます。
■伸びるけど反らないで!
注意ですが、胸を張ろうとすると、反ってしまう事が多くあります。
体が反ってしまうと、体のエネルギーが生まれづらい状態になります。
反ってしまうと力みが生まれてしまい、体が動かなくなり、無理に強く蹴ろうとすると筋肉系の怪我がおこりやすくなってしまいます。
ですので、胸を張りにいくのではなく、背筋をぴっ!と伸ばしてあげるだけです。
鼻で息を吸いながらだと伸びやすくなります。
息を吸う時に、お腹をへこませて、ろっ骨をあげるイメージだと、背中にスイッチが入りやすいです。
結果、呼吸で胸が張られている状態になります。
よくやるエクササイズとしては、手を組んで真上に伸びます。
伸びながら鼻で息を思いっきり吸います。
そうすると、顎はひかれて勝手に背中側にスイッチが入ります。
息を吸うことで、伸びやすくなります。
■上から落ちるイメージで
軸足を着くときに、前方向に踏み込むイメージだと体が伸びません。
軸足を前方向に踏み込むイメージではなく、上から落ちてくるイメージにしましょう。
軸足を前方向に踏み込むと慣性の法則により上手く止まることができません。
キックにおいて上手く止まらないいけませんね。
無理に止まろうとするので、滑ってしまったり、膝に負担がかかってしまったりしてしまいます。
軸足の着地で止まる為には、上から落ちてくるイメージを持ってください。
垂直方向にベクトルが向くので止まりやすくなります。
上から落ちるには、上がらないといけません。
上がる時には、伸びる事で上から落ちやすく、かつ体にエネルギー生むことができます。
蹴りにいって軸足が滑ってしまいやすい方は、ほとんどが前方向に踏み込みに行ってる方です。
軸足が大きく体の前に着くことで、頭の位置が体の後ろになりやすく、重心がズレて滑ってしまいます。
■蹴る瞬間に息をはく
息をすって伸びたら、蹴る瞬間に息を吐くことが重要です。
これはボクシングと同じですね。
ボクシングはシュッシュと声を出します。
声を出すことで、自然と息を吐き腹圧を高め、エネルギーをうみやすくします。
やはり、上手く蹴れない方は息を止めている方が非常に多いです。
息を止めていると体を固め、体は動きづらくなります。
子供を指導するときなどは、息を吐かせるために好きなサッカー選手を声に出させて蹴ることもよくやります。
息を吐く事はリラックス効果につながります。
リラックスした方が体は動きます。
キックだけでなく、トラップや緊張してしまうような場面では息を止めてしまう事が多いです。
ですので、息を吐くことでそれらのエラーも減ると思います。
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