アングル作りの為のトレーニング③

スキルアップ 鈴木陽二郎 トレーニング 講師

YJRです。

今回も蹴り方教室で実際に行っているアングル作りの為のトレーニングを紹介します。

力んでしまって上手く蹴れないタイプはボールに視野も意識も集中してしまっている「認識の中心がボール」の傾向が非常に強いです。

上手く蹴る為にも、ボールに認識の中心がいかない事が重要です。
その為に、ボールに向かわない行動をする事が大事です。

それがアングル作りです
アングル作りは、目的地に正対し、目的地-ボール-自分が直線上に並ぶように立つので、目的地の位置、ボールの位置、自分の位置を把握しないとできません。
そのように、ボール以外の事を意識する事で、ボールから意識を離すことができます。

あくまでも、視野や意識の中心をボールにセットするのでなく、目的地中心の「認識の中心が目的地」にセットする事が重要になります。

自分自身の見え方も、認識の中心がボールだと視野の中にはボールのみになりますが、
認識の中心が目的地だと目的地を見た時に視野内にボールが入り視野も広がっていきます。

イメージは自分の後ろ側からカメラが全体を撮っているようなイメージになります。
フットボールにおいて、視野が広がる事はプラスになるはずです!

■前々回、前回と併せてご覧ください

蹴り方教室でやっているアングル作りのメニュー紹介は第3弾です。

ですので、前々回、前回、と併せてご覧ください!

全てのメニューでアングル作りを意図的に行います。
繰り返しになりますが、アングル作りは、自分が、目的地-ボール-自分が直線上になっているか?を意識して行ってください。
どうしても、認識の中心がボールになるとアングル作りをせずに、直線的にボールに向かっていきます。

自分自身で、ボールに直線的に向かっているか気づくことも非常に大事になります。
目的地に向かう過程上にボールがあるように振る舞ってください!

①2タッチループトラップ&パス

対面パスを8m程度の距離を2タッチで対面パスを行います。

トラップとキックを別に考えない事が重要です。
トラップからキックまでをぶつ切りにならずにストーリーとして考えます。

トラップはバックステップをしながら行い、バックステップはアングル作りができる場所に向かっていきます。
助走をスタートする場所は、目的地-ボール-自分が直線上になっている場所になります。ですのでバックステップで向かうアングル作りが出来る場所を理解している事が重要です。

ボールを動かすのではなく、自分がどこに向かうか?自分がどんな振る舞いをするか?がポイントです。

動画を見てもらえるとわかりやすいですが、澱みなくそして止まる事がなくトラップ‐バックステップ‐助走-キックが行われています。
トラップの一歩目は、バックステップの一歩目になり助走スタートする場所に向かい、アングル作りができたら助走をスタートし、目的地に向かう過程でボールを蹴っていきます。

キックが終ったら、トラップです。
キックで終わりにしないようにしましょう。

ボールを止めるぞ!ボールを蹴るぞ!と途切らせる事なく、澱みなく行う事を1パックとして捉えてください
その為には、認識の中心がボールにならず、認識の中心を目的地にセットし、ボールを目的地に送る事を中心になるように心がけてください。

ちなみにバックステップをしながらのトラップは技術的に簡単にしてくれます。

②2タッチコントロールオリエンタード

2タッチで対面パスをして、トラップを動かします。

トラップを動かしたら、ボールに直接的に向かうのでなく、目的地へのルートを意識しアングル作りします。
ですので、トラップ後は、膨らむ動きなります。
膨らんで目的地(パートナー)に正対してから助走をスタートし、目的地に向かう過程上にボールがあるようにします。

そして、どこの場所でアングル作りをするか?がポイントになります。
アングル作りをする場所は、ボールの軌道と目的地への軌道の交点に、目的地への軌道上から入って行います。

このメニューも、トラップからキックまでぶつ切りにならず澱みなく行う事が大事です。
トラップしながら、アングル作りをするポイントに動きだします。

アングル作りを含めて、目的地へのルートを意識して、向かう事がとても大事です。
ルートがわかればトラップする場所もアングル作りをする場所も決まってきます。

その為にも、目的地を常に認識し、目的地にアングルを作りながら助走が重要になっていきます。

しかし、どうしても、直線的にボールに向かいたがります。
ボールに捉われないためにも、ボールに向かわずに強烈にアングル作りをする意識が必要になります。

■澱みなく動き続ける

繰り返しになりますが、トラップやキックをぶつ切りにしない事が重要です。
ボールを何とかしようとするとボールに意識がもっていかれます。
そうなると、ボールを止めるだけならばうまくいくかもしれませんが、次の行動(キック)に結びつかなくなるケースも多いです。

澱みなく動き続けるためには、目的地を中心に認識することが重要です。

目的地に向かう為に、トラップする場所とパートナーを結び付け、トラップしながらボール越しにパートナーに正対していきます。
パスをパートナーに送る事を最大の目的にし、常に目的地と次の行動を意識して、繋げていく作業が大事です。
そして、それらを途切れないように繰り返していきます

動画を見てもらうと、トラップしながらアングル作りをするために動いているのがよくわかります。
アングル作りをするには目的地が定まらないと出来ません。

認識の中心がボールになることなく、トラップする時に、目的地がわかっているように目的地を中心に認識してみましょう。

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