☆ワールドカップからサッカーを学び、サッカーが上手くなるために⑧

スキルアップ 檜垣裕志 講師

★ワールドカップを見て改めて思うこと

ワールドカップは国と国の威信をかけた戦いなんだなと改めて思う。

それぞれがクラブチームに戻ればエース級の選手であっても、国の代表として必死にボールを追い、走る選手たちがいた。

こういうことって、サッカーというスポーツの原点であり、子どもの頃からみんなそうやってサッカーをやってきたという基礎の基礎。

「ボールを取られたら取り返しに行く、抜かれたら追いかける、ミスしたら取り返す」

超一流のプロがそれをやっているということ。

こういうことは、最低限の意識であり、日本の子どもたちも、こういうことからやっていかないといけない。

★サッカーの基礎を知った上で

ゴールを中心に

「マイボールになったら瞬時にゴールするために、相手ボールになったら瞬時にゴールさせないために」

「ボールを追いかける、ボールを取られたら取り返しに行く、抜かれたら追いかける、ミスしたら取り返す」

当たり前のサッカーの基礎があった上で、ボールコントロールの技術がある。

さらに、そのボールコントロールも正しい基礎がある。

正しい基礎を知らない、身につけないでは、サッカーは上手くなれない。

だからこそ、ワールドカップから正しいサッカーを学んでいかなければならない。

★ボールを持てる重要性

ボールを持てるかどうか…これこそがサッカーを楽しむ上で最も重要である。

ボールを持てるからサッカーを楽しめる、ボールを持てるから夢につながる。

育成年代から、この意識を正しく植え付けていかねばならない。

ボールを持てるとは、ドリブルとか、フェイント、リフティングではない。

それらは、正しい考え方がないと全く意味のないものになる。

例えば、リフティング。

ワールドカップに出ていた選手で、リフティングができない選手は一人もいない。

だから、リフティングが大事ということではない。

ボールを持てるようになるためには、ボールコントロールが必要で、そのためのトレーニングとしてリフティングがあり、プロの選手たちは、リフティングというトレーニングを正しく行なっているということ。

ボールを持てるようになるには、ボールコントロールは絶対に必要なのだから、最低限のリフティングトレーニングもできないようなレベルでは絶対にダメということ。

リフティングだけではなくて。

★技術を正しく見ると

個々の技術を正しく見る方法として、ボールを持てているかどうかは最も重要。

ボールを持てる選手というのは、持ち方が上手い。

ファーストタッチ、ワンタッチが非常に良く、それは、利き足を中心に、ボールの置き場所、ボールの持ち方が非常に良い。

逆に個々のミスを見ていくと、ボールの置き所の悪さ、ボールの持ち方の悪さ、逆足を使ってのミスがハッキリとわかる。

★世界一の選手から学ぶこと

メッシは、今のサッカー選手の中で、誰よりもボールを自分のものにできる。

ファーストタッチからボールを自分のものにできるまでの時間がものすごく早い。

それは、ファーストタッチの前からすでにボールを自分のものできる準備ができているからで(ボール感覚、ボールへの入り方等)、要するに、試合をやる以前に、普段からボールを自分のものにできる力があるということ。

それは、すでに普段からボールコントロールの質と精度が誰よりも違うということ。

もし、自分が本当に上手くなりたいのであれば、普段から自分の技術力を見極め、高められないといけない。

試合をやったから個が上手くなるわけではなく、自分の力を上げるには自分自身の努力以外はないということなのだから。

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