【少年サッカー】小学6年生が中学サッカーに向けて準備すべきこと

スキルアップ 三浦直弥 練習法 講師

三浦です。

2022年も残すところわずかですね。

カタールW杯が終わり、年末年始は高校サッカー選手権で盛り上がるでしょう。

少年サッカーチームの年末年始は、チーム練習や交流大会などでしょうか。

サッカーで元気に年越ししましょう!

6年生の自主トレメニュー

6年生は年明け4月から中学生になります。

中学生のサッカーは、大人と同じ大きさのコートになります。ボールは大きくなり5号球となります。

コートが大きくなると、走る距離が長くなります。筋持久力や心肺機能が必要になります。

ボールが大きくなると、キックのフィーリングが変わり、重くなるので足への負担になります。

中学生のサッカーにスムーズに移行するための自主トレを紹介します。

4号球から5号球へのシフト

三浦のチームでは、すでに5号球を手に入れて蹴っている選手もいます。

コートの中に4号と5号が混じって紛らわしくなる(笑)季節です。

5号球は重く大きいです。

大きいとリフティングがやりやすい、トラップしやすい、ボールが蹴りやすいと評判ですが、重いので遠くへ飛ばす、強く速いボールは蹴りにくいです。

小学生が5号球を蹴ると力んでしまい、余計な力がはいります。慣れるまで無理せず芯を捉えることを心がけましょう。

グラウンダーのパスをトラップする時、5号球に慣れたあとに4号球を扱うと「あれ!」とトンネルしてしまうことがあります。

4号球が軽く感じてすごく飛ぶようになるので、ミニゲームや紅白戦で意味もなくロングパス、ロングキックをするようになってしまいます。

三浦はそのようなシーンを見かけると注意しますが、6年生たちは楽しそうです。

早くなれて欲しいことは、ドリブルタッチですね。大きく重いボールを4号球のように扱えるようになるためには、時間をかけて慣れる必要があります。

5号球でのドリブルタッチ

自主トレでは、コーンを使ったり、マーカーを使ってトレーニング出来る環境があればそれもいいでしょう。

おすすめしたい練習方法はコーンを2本使う練習です。ペットボトルでもよいです。目印なので。

O(オー)形ドリブル

コーンを2本並べます。間隔は5mから8m程度です。コーンの外周を次のタッチで周ります。

・フリータッチ

・外側のインサイドタッチ

・内側アウトサイドタッチ

8(はち)の字形ドリブル

コーンを2本並べます。間隔は5mから8m程度です。コーンの外周を8の字を描くように、次のタッチで周ります。

・フリータッチ

・右足のインサイド、アウトサイドタッチ

・左足のインサイド、アウトサイドタッチ

6年生にとっては問題なくこなせるメニューですが、次の点に注意して行います。

・直線区間は出来るだけスピードアップ

・コーンを回る時はタッチ数を増やす

コーンからコーンへ移動するタッチはワンタッチもいいです。しかし、コーンはしっかり回ってください。

コーンを鋭角に回らず、多角形で回ること。

4号球より重く大きい5号球は、転がるとボールの慣性によってボールがコーンを超えそうになるでしょう。

慣性を感じることができて、コントロールできるようトレーニングしてみましょう。

このトレーニングは1周ずつ行い、1周ずつ増やしていくようにしましょう。

5周行ったら、インターバル休憩を入れて繰り返します。心肺機能のトレーニングになります。

成人用コートを実感する

少年サッカーコートのサイズは、縦(長い方)が68mで、横が50mです。

これは成人用コートを使って少年用コートを2面作るためにこのサイズになっています。

所属チームのコートが少年用のフルサイズを作れるようなら、ゴールからゴールの68mが成人用コートの横のサイズであることが実感できます。

倍になると大きいですよね。成人用コートで試合をするということは、少年サッカーの倍の距離を走ることと言っても過言ではありません。

しかし、少年サッカーは8人制ですが、中学生以上のサッカーは11人制なので、3人増える分ひとりあたりの走る距離は減ります。

中学生の準備は筋トレでなく心肺機能アップ

コートの大きさが倍になりボールが大きく重くなると考えると、中学生に向かっての準備は筋トレか、と思いがちですね。

三浦のチームでは、筋トレは中学生になってから行うこと、しかも身長の伸びと相談して行うことにしています。

筋トレの中でもスクワットや背筋など大きな筋肉を肥大させるメニューは身長の伸びを妨げる可能性があります。

育成期のサッカーは長い目で見ていく必要があり、三浦としては筋トレは高校生になってからでよいと考えています。

中学生の時期に行うトレーニングは「心肺機能向上」のためのトレーニングで充分です。

心肺機能トレーニングとして有効なメニューはずばり「インターバルトレーニング」です。

ダッシュなどの高い負荷をかけた走りのあとにインターバルの休憩を挟んで繰り返すトレーニングです。

サッカーの試合は、長短のダッシュを繰り返します。ダッシュした後に心拍数が上がりっぱなしでは、次のダッシュは行えません。短時間で心拍数が下がり、またトップスピードでダッシュできるようになること。

これが大事です。筋肉では乳酸が発生しますので、筋持久力のアップも必要だろうと考えられますが、心肺機能アップトレーニングでも筋持久力が向上していくので、バランスが取れると考えています。

まとめ

成人用のボールやコートを目の前にして、本格的なサッカーに取り組もうとする6年生に向けて、目標をどこに置くのかということを大事にしています。

中学生で結果を残すことも大事ですが、発育発達過程の途中である中学生はポストゴールデンエイジです。

目標とする年齢は高校生後半に置いて、中学生はスムーズに移行するために良い準備をする時期と考えたいです。

怪我をしないこともサッカー選手のセンスのひとつです。大人は見守っていきましょう。

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