☆ワールドカップからサッカーを学び、サッカーが上手くなるために⑦
★ワールドカップ決勝の個々
この試合も一人、真っ暗な部屋で、無音で見ていたので、非常に客観的に見れました(笑)
アルゼンチンの方が個々のボールを持てる技術が長けていたのは明白で、フランスより、利き足にボールを置く、利き足でボールを持っていた。
ボールを持つ、ボールを持てるということでは、利き足のポイントって当たり前。
その技術について、どう考えるかだから。
★利き足に置く、利き足で持つ
利き足にボールを置く、利き足でボールを持つことは、ある意味最低限の技術であって、それがプロレベルじゃないとプロにはなれない。
しかし、サッカーはそれだけじゃなくて、フィジカル要素もあるので、ガチャガチャしたボールの持ち方でもプレーはできる。
プロにも、そんな選手はたくさんいる。
だからといって、それで良いわけではない。
むしろ、改めて、ボールの置き場所、ボールの持ち方について、正しく見て、自分の技術の向上に活かしていかねばならない。
正しい技術の向上はあらゆる部分で自分を助けてくれる。
ワールドカップでも、良いとき、良いプレーが出来ているときには、必ず利き足にボールが置けていて、利き足でボールを持てているからね。
★利き足だけ、ではない
利き足の話をするとすぐに利き足だけと思われるのだけど、正しく利き足にボールを置く、正しく利き足でボールを持つということだから。
実際に、それがどれだけ重要で難しい技術なのかは、正しい理解があればわかるはず。
もし、利き足だけと言う人がいれば、あなたにはどんなボールもファーストタッチで利き足の前に置ける技術はあるのかと聞きたい。
ボールタッチミス、コントロールミスで、逆足を使っている人がほとんどなのだから。
正しい利き足の使い方が出来ていないのに、両足、逆足なんて、そもそも間違っている。
★改めて、ボールの持ち方
ボールを持てるためには、ボールコントロールの技術は当たり前だけど、良いボールの持ち方がわかっていないと、せっかくのボールコントロールのトレーニングも効果にはつながらない。
良いボールの持ち方とは、非常に難しく、プロの選手でも、正しく出来ているわけではない。
しかし、良いボールの持ち方のときには、必ず良いプレーにつながっている。
だからこそ、良いボールの持ち方について正しく学ぶ必要がある。
良いボールの持ち方の中に、利き足にボールを置く、利き足側にボールを運ぶというのがある。
ただし、この言葉だけで理解したつもりは、ほとんど間違っているから。
はじめは、この言葉だけの理解、この形でやっていても良いけど、そこには技術の質や精度を上げることは絶対に必要で、その言葉だけを鵜呑みにしてしまうことは大きな間違いである。
これは、「利き足」というキーワードについてもそう。
勝手な考え方では、決して最大限に上手くなることはないのだから。
★ファーストタッチの重要性
ほとんどの人は、ファーストタッチに対して、あまり考えてないか、または間違った考え方でサッカーをやっている。
その一つに「トラップ」という言葉があり、例えばトラップはトラップでいいとしても、自身のボールコントロールレベルが低いのに、トラップが上手くなることはないということを知る必要がある。
トラップ練習で、「本当のトラップ」は良くならないから。
サッカーとは、自分以外の味方、敵がいる状況で、その瞬間瞬間の判断により、ファーストタッチがある。
それは、その瞬間しかない、二度と起こらない瞬間であり、その瞬間でボールを自分のものにする技術がどれだけあるのかということ。
よく試合を想定した練習というけど、そんなことを言っている人たち、フリーの状態でどれくらいのファーストタッチの技術があるのだろうか?
例えば、ファーストタッチの瞬間に「利き足」にボールを置くことができる?
どんなボールもファーストタッチの後に、利き足の前にボールを置くことができる?
きっと、ファーストタッチに対して、そのような意識で取り組み、それができてはいないだろう。
それが最低限できていて、例えば、次のプレーによって、蹴るためにボールを置く、スペースにボールを置くということができるのだから。
そもそも、「ボールを持てる」ことに正しい理解がないうちは、ファーストタッチの意味さえわからないだろう。
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