☆ワールドカップからサッカーを学び、サッカーが上手くなるために①

スキルアップ 檜垣裕志 練習法 講師

★ボールを持てるか、持てないか

戦術的なことをいろいろ言ったところで、結局、個々がボールを持てる技術がどの程度あるのかが、上手くなるためには一番重要。

イングランドとイランの試合でも、圧倒的に個々の技術で勝るイングランドはボール支配率が8割近く、対するイランは2割ちょっとだった。

イランは、アジアではボールを持てるチームだけど、それは結局、相手が自分たちよりレベルが低ければボールを持てるという至極当然の結果であり、相手が上ならボールを持てないということ。

ボールを持てるか、持てないか…

その意味をわかっていないとサッカーは上手くならないのだから。

★日本対ドイツは?

ボール支配率は、

前半

日本17% ドイツ72%

後半

日本24% ドイツ65%

結果、日本の2対1の勝利。

勝利が一番必要なのは日本代表であり、自分自身が上手くなるために必要な結果は、ボールを持てるかどうかを見極めなくてはいけない。

サッカーは、ボール支配率だけではない。そんなことは百も承知。

しかし、個々が上手くなる、個々が未来につながるためには、個が上手くなるために何が必要かをわかっていなければ、個は上手くならないのだから。

★日本とドイツ、似ている

日本の選手とドイツの選手、ボールの持ち方が似ている。

その理由の一つに、ドイツの育成指導メニューと日本のメニューは非常に似ているということ。

日本サッカーのルーツに旧西ドイツ(ドイツ)からサッカーを学んでいたことがある。

当時、東京オリンピックに向けて、デトマールクラマー氏の招聘など、日本にはドイツとの深い関わりがあった。

日本人プロ一号の奥寺氏は、ブンデスリーガでプロになり、現在も日本の選手がブンデスリーガで多数プレーしていることからもわかるように、日本人にとってのドイツは非常に馴染みがあるということ。

そのドイツ人と日本人、ボールの持ち方が似ていても不思議ではない。

ただ、そこには技術の精度としての結果、ボール支配率にあらわれていたということ。

★似ているからそれで良いわけではない

ドイツとイングランド、昔はボールの持ち方はよく似ていた。

特にイングランドは雑な部分がかなりあったが、今のイングランドの選手たちは、ドイツ代表の選手とは全く違う。

イングランドの個々の選手たちは、しっかりと利き足にボールを置き、しっかりと利き足でボールを持っていて、その質や精度が非常に高い。

ドイツは、ボールの持ち方、ボールの置き場所が全くハッキリしない。

そこで逆足でパス?という場面がよくあり、それはボールの置き場所やボールの持ち方が悪いからでもある。

結果どうなるかというと、フィニッシュでの精度が落ちるということ。

だから、ボールは持てていても決定的なチャンスで決めきれなくなる。

そうなると、勝負の世界、流れが悪くなるのは当たり前。

★利き足が一番重要なのは当たり前

ドイツは日本を舐めていたのはハッキリしていて、前回大会でも韓国に2対0で負けているからね。

ドイツの選手って、なぜそこで逆足のパスっていうことがある。日本の選手も。

それって、そもそものボールの持ち方が悪いことに原因がある。

でも、上手くハマったときって、利き足が中心なのは当たり前。

変なミスしているときは、逆足だったり、ボールの持ち方、置き場所が悪かったりするから。

チャンスでゴールに結び付けることができなかった浅野選手のプレーは、どれも利き足中心ではなかったでしょ。

あのゴールでは、浮き球のファーストタッチをしっかりと利き足のインステップでボールを自分のものにしていたことが一番のポイントだから。

★利き足だけではない

こういうふうに言うと必ず「利き足だけ」と勘違いする人がいる。

特に日本人は両足で頭が洗脳されているから、ボールを持てること、ボールの持ち方、ボールの置き場所、ボールタッチ、ボールコントロールの見極めが出来ない人がほとんど。

だから、そういう両足主義者も、逆に、利き足主義者も、一番重要なポイントを見極められない。

サッカーは対相手の中でプレーするスポーツだから、両足でも利き足でも、相手が自分より下ならボールを持てる。

しかし、ボールは一個、そのボールをとらえる点と点は一つだから。

その感覚や意味がわかってないと本当に技術が上がることはない。

浅野選手も日本で生まれ育ち、日本の両足指導を受けていても、プロになるような素質を持っていた。

だから、利き足が悪いことなどあり得ない。

両足でやらされ、その悪い癖はあっても、利き足の技術が高いのはプロになる人間はみんなそう。

だから、それがハマったとき、素晴らしいプレーにつながるのは真理だから。

本当は、利き足からどう学ぶかではない。

根本は、ボールを持てることから始まり、それをどう学ぶかだから。

そのプロセスに利き足があるというだけ。

ボールを持てることの意味を正しく理解してないと最大限には上手くなれないから、正しく学ぶ必要がある。

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