走るサッカーとは何か。
香川選手がドルトムントに移籍しましたね。
マンチェスター・ユナイテッドでベンチを温めている様子より古巣ドルトムントでサポーターに愛される香川が見たいものです。
ドルトムントで結果を出すことを期待しています。
さて、アギーレジャパンの試合が明後日に近づいて来ました。
初招集の選手たちがJリーグで結果を出しており、代表戦での活躍が楽しみです。
テレビ、新聞を通してアギーレ監督の情報が入ってきています。
守備重視と言いながらも、公開練習ではサイドからのクロスにこだわっているようです。
しっかり守って、カウンターアタックは中央突破ではなく比較的開いているサイドから攻めこみ、中央に走りこんだ選手に合せるというパターンが想定されます。
左右両サイドから正確にクロスを上げることが出来る選手が両サイドのウイングに起用されるのではと予想しています。
スピードとテクニックを備えた武藤選手など数名が候補に上がっていますね。
また、システムについては4-3-3から4-1-4-1または3-4-3と変化すると言っていますが、それは流れのなかで流動的に変化するとのこと。
よく見るとこのシステムはセンターの選手がそろう形になっています。
守備から攻撃にしっかりとした軸を作りたいというイメージが想定されます。
守備的ミッドフィルダーにはやはり柴崎岳選手が起用されるのでしょうか。バランスのとれた選手なので期待できます。
また、ワールドカップブラジル大会で活躍したドイツのGKノイヤーのように、足もとのテクニックが高い選手、ゴールマウスを守るだけでなく、バックのひとりとして戦える選手がGKのイメージのようです。
今回選考されたGKも川島ほか足もとの技術が巧みです。アギーレ監督の構想にはまっているのでしょう。
選考のポイントは走力とオフザボールの質と語っていたアギーレ監督ですがその意味が分かる発言がありました。
それは、トップとバックのラインの幅を40mでキープし続けるというものです。
ザッケローニ元監督はコンパクトなサッカーと表現していました。
トルシエ元監督も3バックを中心としてコンパクトなサッカーを目指していました。
世界的にみてスピードや体格に劣る日本人は、走る能力を活かして闘うにはコンパクトな陣形が必要です。
アギーレ監督はとても具体的に40mという数字で現しました。
攻撃している時はバックラインを上げることで40mキープが可能になります。
しかし、いったん相手ボールにになって守備に切り替わった時、バックが戻ることは当たり前ですが、トップやミッドフィルダーも連動して戻る必要があります。
ここが難しいところです。
タイミングの難しさもありますが、攻守を繰り返しているゲームで戻る走りというものは体力を消耗します。
走力が必要ということはこのような攻守の切り替えの部分で現れる。
アギーレ監督の言葉から察知できます。
小・中学生のサッカーでは、40mは距離がありすぎですね。
バックラインの前にスペースを作らないようにすることがポイントになるので、半分の20m程度になるかも知れません。
特に小学生のサッカーでは縦の長さが68mですので、8人で3ラインを維持しながらラインの上げ下げをするとなると15m程度でしょうか。
選手が走れなくなると、バックとトップの間が間延びして長くなります。
縦にスペースができて、バックラインの前のスペースを使われることが多くなります。
そうすると相手チームはバックラインの前からのシュートも可能ですしワンツーで抜ければゴールキーパーと1対1になることも可能です。
40mの厚みでサッカーをするということは、選手全員の走力が試されると同時に、マイボールと相手ボールに切り替わる瞬間を察知する能力やボールを持っていない状態での動き出しが問われることになります。
ボールがどこにあっても誰もが動いている。縦パスが入った瞬間に複数の選手が動き出す。
このようなイメージがアギーレジャパンのサッカーではないかと想定されます。
いずれにしてもまだ1試合もしていないアギーレジャパンです。
来週のメルマガでは、5日と7日の試合の様子についてコメントします。
勝ち負けよりも、選手たちが自分で判断し理解しながら走る様子が感じられればよいと考えています。
アギーレ監督のイメージするサッカーのいくつかは、小・中学生のサッカーでももういちど見なおす必要があるポイントが多いです。
特に、オフザボールの動きや攻守での厚みはサッカーの基本と言える部分です。
今週末の試合があるチームでは、切り替えの早さや攻撃と守備での厚みについて意識してみてはどうでしょうか。
きっと、ボールをもっていない選手も走らざるを得ない状況になると思います。
走るサッカーとは何か。
判断力がないとなかなか走れないことに気づくでしょう。
タイミング、距離、スピードの緩急など、ボールをもっていない時の走りについて、自分や仲間のプレーを観察してみましょう。
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