無名の街クラブが起こした奇跡
From 株式会社リアルスタイル サッカー事務局
2013年8月、その伝説ともいえる歴史の始まりが幕を明けました。
埼玉で行われた、第8回江南南招待サッカーフェスティバルでの出来事です。
その大会には、柏レイソルや大宮アルディージャ、
またヴァンフォーレ甲府などが参加しており、
どの指導者が見ても、それらのチームのどこかが
優勝すること間違いないと思っていました。
しかし結果は…
関西から大会に参加していた
一つの無名チームが優勝トロフィーを手にしました。
「関西の聞いたこともないチームが、Jユースを倒したぞ!」
「一体、どんなチームなんだ!?」
「一人上手い選手がいて、その子頼りのチームなんじゃないの?」
当時ネット上では、そのチームが話題をかっさらったのです。
無名の街クラブが、セレクションで良い選手ばかりが集まる
Jユースのチームに勝つことできたのか…?
優勝トロフィーを「総なめ」にした
一つの街クラブ。
当時、そのチームを指揮しているのが、今回のDVDの講師を務めて頂いた
サッカー指導者 三木利章さんです。
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ドリブル指導のスペシャリスト
三木利章(みきとしあき)
パスドゥーロ(NPO法人蹴球人) 外部コーチ
リガール(NPO法人ライフオーブ) 外部コーチ
「個の育成」に徹底的にこだわった指導が評判を呼び、
多くのサッカー指導者がチームの見学に訪れる。
特に、ドリブルの指導は高く評価されている。
2009年~2015年まで兵庫県 ACアスロン監督。
現在は、プロコーチとしてパスドゥーロ、リガールの外部コーチの他、
ドリブルスクールも主催している。
【指導歴】
1997年~2008年 奈良YMCAサッカークラブ
2008年~2010年 ライオスジュニア
2010年~2016年 ACアスロン
2016年~ フリープロサッカーコーチ
リガールJPCジュニアユース担当
パスドゥーロガールズU15担当
ドリブルスクール主催
【指導実績】
2004年 U11 関西小学生サッカー大会 奈良県大会 準優勝
U12 全日本少年サッカー大会 奈良県大会 準優勝
U12 関西少年サッカー大会 奈良県大会 準優勝
2005年 U11 関西小学生サッカー大会 奈良県大会 準優勝
U11 関西大会(フジジャパンカップ) ベスト8
U12 全日本少年サッカー大会 奈良県大会 準優勝
U12 関西少年サッカー大会 奈良県大会 優勝
U12 関西大会(日本ハムカップ) 優勝
など多数
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なぜ、彼の指導で無名の街クラブのチームが
Jユースを次々と破り、優勝することができたのか?
その理由は、彼の指導法にありました…
初めて、三木さんが指導するチームの練習を見に行ったときに
トンカチで頭をなぐられたような衝撃を受けたのを、今でも覚えています。
ここで突然ですが、質問させてください。
もしも、あなたがサッカーをされているお子さんの親御さんなら
所属しているチームでは一日の内、どのぐらいの割合いを個人トレーニングに
割かれていますか?
また、あなたが指導者であれば、どのぐらいの時間を
個人トレーニングに割かれていますか?
一体、どのようにして個人の技術を磨き上げられていますか?
多くの指導者が、個の育成が重要だということを理解していても
多くの時間を割けないことが現実なのではないでしょうか。
その理由として挙げられるのが
「チームの勝利」を優先しなければいけないだと思います。
チーム戦術や、ディフェンス、またはセットプレーなどの
個人の能力以外の部分が、勝利には重要だと
考えられているからではないでしょうか。
今回の講師である、三木コーチも
そのことは、あなたと同じぐらい理解しています。
しかし、彼が指導するチームでは
練習時間の大半を個人スキルの上達に特化した
トレーニングに時間を割きます。
なぜ、チーム戦術やチーム力強化が重要とわかっていながら
個人スキルに特化するのか・・?
その理由は実に単純明快でした…
次号「個のスキルを高める理由」について
解説していきます。
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